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後日譚

杞憂

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遅めの晩御飯を二人で食べて、風呂も入ってのんびりタイム……

ふと、考えないようにしていた不安を思い出してしまった


左「そういえば…琥珀君って、アイドルの頃大学生でしたよね」

琥「はい、今は長期休みなのであと数週間したらまた行きますよ!」


琥珀君は大学生だ

アイドル時代のプロフィールでは確か大学二年生と書かれてあったから今もそのはずだ

そう、ピチピチの若い二十歳なのだ

対して俺はと言うと、社会人歴四年目の二十六歳


…カップル内での歳の差だと、結構ギリなんじゃないか?

若い琥珀君にとっては、社会に揉まれてくたびれた俺ってもうおじさんに見えてるんじゃ無いだろうか…??

琥珀君はもう成人しているし犯罪にはならないけど結構ギリギリじゃないか???



左「………いいの、かなぁ」


琥「何がですか?」

左「あ、いや…俺って、琥珀君と六歳も歳離れてるんだなぁって………はは、おじさんだね俺」


あ、自覚すると結構メンタル来るな
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