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琥珀編 ③

なんで、彼が

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カ「陰キャちゃん顔は童顔だし?まあ行けるっしょ、俺が処女貰ってやるからさw」

琥「い、いや!!!嫌です!!そんな事する為に来た訳じゃない!!!」

カ「は?おバカちゃんさぁ…お前拒否権持てる立場にいたっけ?」

琥「………ぅ、で、でも!!貴方なんてやです!!!」


カルサ君の体格には僕は貧弱過ぎて

ずるずると、すぐそこにあるホテル街の方面へ引き摺られる


カ「なあ~まともに歩けねーの?大人しく来いよ、またあの頃みたいに殴ってやろうか?」

琥「ひ、ッ……!!」







こんな事になるなら…ッ

僕の初めて、左江内さんに捧げたかった、のに

……無理、だろうけれど…………



もう、全部諦めようかな

諦めて、お金稼いで、少しだけ体売って……

また、必死に生きるしかないのかな




抵抗する力が、ふっと消えてしまった



カ「お、漸く理解した?wんじゃあそこの……」



手を引かれた瞬間


反対の手が、勢いよく引かれて

誰かの体にドンッと引き戻される








「ちょ、ちょっと!!!な、なな何してんですかアンタ!!!」




何回も聞いた


今朝も、最後に聞いたはずの声



左「こ、こここ怖がってるでしょ!!??無理矢理は!!犯罪に!な、なりますよ!!!!!」





琥「さ、左江内、さん……?」





なんで、彼がここに
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