53 / 88
琥珀編 ②
彼女の事、なのかな
しおりを挟む
何だか戻りたくは無かったけれど
他に場所も無いから左江内さんの家に帰り、ご飯を作る
琥「…よし、青椒肉絲と…付け合わせもできた」
ラップをして食卓に並べておく
琥「…明日は、一応バイトお休みにしておこうかな」
明日の単発バイトを休みにする連絡を終えて、大きな溜息を着いた
琥「……左江内さんに言わなきゃな」
明日、新しいバイトを紹介してもらうこと
親の借金は間もなく返済し終えること
…この家から出ること
…そうだ、今日の夜はどうしよう
昼の事があったから顔を見ると苦しくなりそうで、あまり会いたくない
もちろん会いたいんだけれど………余計な事を口走ってしまいそうで…
琥「…あ、左江内さんからLIN3来てる」
この生活が始まってから、通知が来たら直ぐに開く癖が着いちゃったな…
『今日は早上がり出来るので七時頃に帰りますね』
琥「…七時!?あと三十分も無い!!!」
『良かったです、久しぶりに会えますね』
『はい。あと、こはく君にお話したいことがあるんです』
琥「…お話………まさか」
…彼女の事、なのかな
他に場所も無いから左江内さんの家に帰り、ご飯を作る
琥「…よし、青椒肉絲と…付け合わせもできた」
ラップをして食卓に並べておく
琥「…明日は、一応バイトお休みにしておこうかな」
明日の単発バイトを休みにする連絡を終えて、大きな溜息を着いた
琥「……左江内さんに言わなきゃな」
明日、新しいバイトを紹介してもらうこと
親の借金は間もなく返済し終えること
…この家から出ること
…そうだ、今日の夜はどうしよう
昼の事があったから顔を見ると苦しくなりそうで、あまり会いたくない
もちろん会いたいんだけれど………余計な事を口走ってしまいそうで…
琥「…あ、左江内さんからLIN3来てる」
この生活が始まってから、通知が来たら直ぐに開く癖が着いちゃったな…
『今日は早上がり出来るので七時頃に帰りますね』
琥「…七時!?あと三十分も無い!!!」
『良かったです、久しぶりに会えますね』
『はい。あと、こはく君にお話したいことがあるんです』
琥「…お話………まさか」
…彼女の事、なのかな
21
お気に入りに追加
131
あなたにおすすめの小説
王様のナミダ
白雨あめ
BL
全寮制男子高校、箱夢学園。 そこで風紀副委員長を努める桜庭篠は、ある夜久しぶりの夢をみた。
端正に整った顔を歪め、大粒の涙を流す綺麗な男。俺様生徒会長が泣いていたのだ。
驚くまもなく、学園に転入してくる王道転校生。彼のはた迷惑な行動から、俺様会長と風紀副委員長の距離は近づいていく。
※会長受けです。
駄文でも大丈夫と言ってくれる方、楽しんでいただけたら嬉しいです。
初恋はおしまい
佐治尚実
BL
高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならなかった。人気者の彼の一方的で執拗な気配に朝好の気持ちは高ぶり、ついには卒業式の日に修司を呼び止める所までいく。それも修司に無神経な言葉をぶつけられてショックを受ける。彼への思いを知った朝好は成人式で修司との再会を望んだ。
高校時代の初恋をこじらせた二人が、成人式で再会する話です。珍しく攻めがツンツンしています。
※以前投稿した『初恋はおしまい』を大幅に加筆修正して再投稿しました。現在非公開の『初恋はおしまい』にお気に入りや♡をくださりありがとうございました!こちらを読んでいただけると幸いです。
今作は個人サイト、各投稿サイトにて掲載しています。
【完結・BL】DT騎士団員は、騎士団長様に告白したい!【騎士団員×騎士団長】
彩華
BL
とある平和な国。「ある日」を境に、この国を守る騎士団へ入団することを夢見ていたトーマは、無事にその夢を叶えた。それもこれも、あの日の初恋。騎士団長・アランに一目惚れしたため。年若いトーマの恋心は、日々募っていくばかり。自身の気持ちを、アランに伝えるべきか? そんな悶々とする騎士団員の話。
「好きだって言えるなら、言いたい。いや、でもやっぱ、言わなくても良いな……。ああ゛―!でも、アラン様が好きだって言いてぇよー!!」
モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中
risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。
任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。
快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。
アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——?
24000字程度の短編です。
※BL(ボーイズラブ)作品です。
この作品は小説家になろうさんでも公開します。
異世界に転移したショタは森でスローライフ中
ミクリ21
BL
異世界に転移した小学生のヤマト。
ヤマトに一目惚れした森の主のハーメルンは、ヤマトを溺愛して求愛しての毎日です。
仲良しの二人のほのぼのストーリーです。
好きなあいつの嫉妬がすごい
カムカム
BL
新しいクラスで新しい友達ができることを楽しみにしていたが、特に気になる存在がいた。それは幼馴染のランだった。
ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。
教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。
「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」
ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」
平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。
しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。
基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。
一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。
それでも宜しければどうぞ。
非力な守護騎士は幻想料理で聖獣様をお支えします
muku
BL
聖なる山に住む聖獣のもとへ守護騎士として送られた、伯爵令息イリス。
非力で成人しているのに子供にしか見えないイリスは、前世の記憶と山の幻想的な食材を使い、食事を拒む聖獣セフィドリーフに料理を作ることに。
両親に疎まれて居場所がないながらも、健気に生きるイリスにセフィドリーフは心動かされ始めていた。
そして人間嫌いのセフィドリーフには隠された過去があることに、イリスは気づいていく。
非力な青年×人間嫌いの人外の、料理と癒しの物語。
※全年齢向け作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる