27 / 88
左江内編
そこまで好きじゃない
しおりを挟む
就業時間もかなりズレて、夜十時頃の帰宅になってしまったが
家のドアを開けると、「おかえりなさい!」と天使が迎え入れてくれ全てのストレスが吹き飛んだ
琥「今日遅くなるって聞いたので、待ってたんです。一緒に食べましょう?」
左「ま、待っててくれたんですか…!?」
琥「…えへへ、僕が一緒に食べたかったんです」
と、照れた顔で言う琥珀君
本気で心臓が爆発するかと思った
食卓に並ぶ晩御飯をパクパクと食べる
今日は麻婆豆腐丼、付け合わせのナムルやサラダも忘れずに口に運ぶ
うん、最高
ご飯も琥珀君の存在も、疲れた体をとことん癒してくれる
…ふと、昼頃に聞こうと考えていた事を思い出した
左「気になったんですけれど、wedgeのメンバーさん達と今も繋がっているんですか?」
琥「うーん、メンバー全員と親しくしていたわけではなかったので、ほぼ知らないんです。…あ、でも、ヒスイ君とは今も連絡してますよ!」
左「ヒスイ君…彼も今何してるんでしょうかね、言っちゃうと彼もとばっちり受けたみたいなもんですし」
ヒスイ君は、煌びやかで衣装もダンスも大胆なメンバーに比べてかなり落ち着いている印象があった
担当色である淡い緑色の衣装で、深緑のポイントカラーが特徴的な丸眼鏡を付けていた
ファンもメンバーと比べても多い方で、推し友がヒスイ君推しだったのを思い出す
琥「確か、ヒスイ君は曲を作りたいって言ってました!ヒスイ君何でも出来ちゃうから、きっと何しても成功しますね」
左「作曲…凄いなあ、いつか聞けるといいな」
琥「そうですね~…解散後はメッセージでしか話してないんですけれど僕とも沢山仲良くしてくれたし、また会えたらいいな」
確かに、他のメンバーに比べてヒスイ君は琥珀君とも沢山絡んでいたしスイ琥なんてカプ名も着いていた
wedgeの王道カプである灰蓮と比べるとマイナーではあったが、一部で人気があった記憶がある
…正直、琥珀君が含まれるカプはそこまで好きじゃない
家のドアを開けると、「おかえりなさい!」と天使が迎え入れてくれ全てのストレスが吹き飛んだ
琥「今日遅くなるって聞いたので、待ってたんです。一緒に食べましょう?」
左「ま、待っててくれたんですか…!?」
琥「…えへへ、僕が一緒に食べたかったんです」
と、照れた顔で言う琥珀君
本気で心臓が爆発するかと思った
食卓に並ぶ晩御飯をパクパクと食べる
今日は麻婆豆腐丼、付け合わせのナムルやサラダも忘れずに口に運ぶ
うん、最高
ご飯も琥珀君の存在も、疲れた体をとことん癒してくれる
…ふと、昼頃に聞こうと考えていた事を思い出した
左「気になったんですけれど、wedgeのメンバーさん達と今も繋がっているんですか?」
琥「うーん、メンバー全員と親しくしていたわけではなかったので、ほぼ知らないんです。…あ、でも、ヒスイ君とは今も連絡してますよ!」
左「ヒスイ君…彼も今何してるんでしょうかね、言っちゃうと彼もとばっちり受けたみたいなもんですし」
ヒスイ君は、煌びやかで衣装もダンスも大胆なメンバーに比べてかなり落ち着いている印象があった
担当色である淡い緑色の衣装で、深緑のポイントカラーが特徴的な丸眼鏡を付けていた
ファンもメンバーと比べても多い方で、推し友がヒスイ君推しだったのを思い出す
琥「確か、ヒスイ君は曲を作りたいって言ってました!ヒスイ君何でも出来ちゃうから、きっと何しても成功しますね」
左「作曲…凄いなあ、いつか聞けるといいな」
琥「そうですね~…解散後はメッセージでしか話してないんですけれど僕とも沢山仲良くしてくれたし、また会えたらいいな」
確かに、他のメンバーに比べてヒスイ君は琥珀君とも沢山絡んでいたしスイ琥なんてカプ名も着いていた
wedgeの王道カプである灰蓮と比べるとマイナーではあったが、一部で人気があった記憶がある
…正直、琥珀君が含まれるカプはそこまで好きじゃない
31
お気に入りに追加
131
あなたにおすすめの小説
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
俺のソフレは最強らしい。
深川根墨
BL
極度の不眠症である主人公、照国京は誰かに添い寝をしてもらわなければ充分な睡眠を得ることができない身体だった。京は質の良い睡眠を求め、マッチングサイトで出会った女の子と添い寝フレンド契約を結び、暮らしていた。
そんなある日ソフレを失い困り果てる京だったが、ガタイの良い泥棒──ゼロが部屋に侵入してきた!
え⁉︎ 何でベランダから⁉︎ この部屋六階なんやけど⁉︎
紆余曲折あり、ゼロとソフレ関係になった京。生活力無しのゼロとの生活は意外に順調だったが、どうやらゼロには大きな秘密があるようで……。
ノンケ素直な関西弁 × 寡黙で屈強な泥棒(?)
※処女作です。拙い点が多いかと思いますが、よろしくお願いします。
※エロ少しあります……ちょびっとです。
※流血、暴力シーン有りです。お気をつけください。
2022/02/25 本編完結しました。ありがとうございました。あと番外編SS数話投稿します。
2022/03/01 完結しました。皆さんありがとうございました。
祝福という名の厄介なモノがあるんですけど
野犬 猫兄
BL
魔導研究員のディルカには悩みがあった。
愛し愛される二人の証しとして、同じ場所に同じアザが発現するという『花祝紋』が独り身のディルカの身体にいつの間にか現れていたのだ。
それは女神の祝福とまでいわれるアザで、そんな大層なもの誰にも見せられるわけがない。
ディルカは、そんなアザがあるものだから、誰とも恋愛できずにいた。
イチャイチャ……イチャイチャしたいんですけど?!
□■
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです!
完結しました。
応援していただきありがとうございます!
□■
第11回BL大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございましたm(__)m
【完結・BL】DT騎士団員は、騎士団長様に告白したい!【騎士団員×騎士団長】
彩華
BL
とある平和な国。「ある日」を境に、この国を守る騎士団へ入団することを夢見ていたトーマは、無事にその夢を叶えた。それもこれも、あの日の初恋。騎士団長・アランに一目惚れしたため。年若いトーマの恋心は、日々募っていくばかり。自身の気持ちを、アランに伝えるべきか? そんな悶々とする騎士団員の話。
「好きだって言えるなら、言いたい。いや、でもやっぱ、言わなくても良いな……。ああ゛―!でも、アラン様が好きだって言いてぇよー!!」
王様のナミダ
白雨あめ
BL
全寮制男子高校、箱夢学園。 そこで風紀副委員長を努める桜庭篠は、ある夜久しぶりの夢をみた。
端正に整った顔を歪め、大粒の涙を流す綺麗な男。俺様生徒会長が泣いていたのだ。
驚くまもなく、学園に転入してくる王道転校生。彼のはた迷惑な行動から、俺様会長と風紀副委員長の距離は近づいていく。
※会長受けです。
駄文でも大丈夫と言ってくれる方、楽しんでいただけたら嬉しいです。
魔法菓子職人ティハのアイシングクッキー屋さん
古森きり
BL
魔力は豊富。しかし、魔力を取り出す魔門眼《アイゲート》が機能していないと診断されたティハ・ウォル。
落ちこぼれの役立たずとして実家から追い出されてしまう。
辺境に移住したティハは、護衛をしてくれた冒険者ホリーにお礼として渡したクッキーに強化付加効果があると指摘される。
ホリーの提案と伝手で、辺境の都市ナフィラで魔法菓子を販売するアイシングクッキー屋をやることにした。
カクヨムに読み直しナッシング書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLove、魔法Iらんどにも掲載します。
薫る薔薇に盲目の愛を
不来方しい
BL
代々医師の家系で育った宮野蓮は、受験と親からのプレッシャーに耐えられず、ストレスから目の機能が低下し見えなくなってしまう。
目には包帯を巻かれ、外を遮断された世界にいた蓮の前に現れたのは「かずと先生」だった。
爽やかな声と暖かな気持ちで接してくれる彼に惹かれていく。勇気を出して告白した蓮だが、彼と気持ちが通じ合うことはなかった。
彼が残してくれたものを胸に秘め、蓮は大学生になった。偶然にも駅前でかずとらしき声を聞き、蓮は追いかけていく。かずとは蓮の顔を見るや驚き、目が見える人との差を突きつけられた。
うまく話せない蓮は帰り道、かずとへ文化祭の誘いをする。「必ず行くよ」とあの頃と変わらない優しさを向けるかずとに、振られた過去を引きずりながら想いを募らせていく。
色のある世界で紡いでいく、小さな暖かい恋──。
僕のために、忘れていて
ことわ子
BL
男子高校生のリュージは事故に遭い、最近の記憶を無くしてしまった。しかし、無くしたのは最近の記憶で家族や友人のことは覚えており、別段困ることは無いと思っていた。ある一点、全く記憶にない人物、黒咲アキが自分の恋人だと訪ねてくるまでは────
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる