上 下
83 / 101
一員として

【08-03】

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

盤上の兵たちは最強を誇るドラゴン種…なんだけどさ

ひるま(マテチ)
SF
 空色の髪をなびかせる玉虫色の騎士。  それは王位継承戦に持ち出されたチェスゲームの中で、駒が取られると同事に現れたモンスターをモチーフとしたロボット兵”盤上戦騎”またの名を”ディザスター”と呼ばれる者。  彼ら盤上戦騎たちはレーダーにもカメラにも映らない、さらに人の記憶からもすぐさま消え去ってしまう、もはや反則レベル。  チェスの駒のマスターを望まれた“鈴木くれは”だったが、彼女は戦わずにただ傍観するのみ。  だけど、兵士の駒"ベルタ”のマスターとなり戦場へと赴いたのは、彼女の想い人であり幼馴染みの高砂・飛遊午。  異世界から来た連中のために戦えないくれは。  一方、戦う飛遊午。  ふたりの、それぞれの想いは交錯するのか・・・。  *この作品は、「小説家になろう」でも同時連載しております。

その男、有能につき……

大和撫子
BL
 俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか? 「君、どうかしたのかい?」  その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。  黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。  彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。  だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。  大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?  更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!

スプラヴァン!

SF
西暦2100年。 日本の夏季は50℃付近に達し、超高温注意報が発令される。 異常な熱波で熱中症による外への行動制限が過剰にかかり、 日本各地であらゆるスポーツが中止されてゆく中、 政府はウォーターバトルフィールド開催を宣言。 水鉄砲で打ち合うスポーツを行う壮大な水打ち計画を実施した。 多くの人たちがイベントに乗じて打ち合い、冷涼に愉快する。 体力不足を補おうと、全国学校の科目としても登録。 あたかも、水のごとく国の中に浸透し続けていった。 一方、トウキョウ内で成績が上がらない学校があり、 エアコンに浸りきった気分でうだつが上がらずに向上心もなくなる 児童たちもふえてゆく。 どうにもならず無力にふぬけたところ、1人の転校生がやってきた。 同じく各地方で水にふれ合う者たちも様々な出来事に 巡り会い、少年、少女時代の一時を熱風にゆられて送る。  あの日、楽しかった夏へ。ありえたかもしれない水物語。 この作品は7月1日~8月31日の間のみ投稿します。 季節に合わせて是非お読み下さい。

アポカリプスV

うなぎ太郎
SF
2024年、突如世界を新型ウイルス「アポカリプスV」が襲った。 80億人いた世界人口はたったの100万人にまで減少。 しかし、疫病の惨禍を生き延びた者たちには、余剰状態となった地球の資源を利用し、自然と共生した豊かな生活が送れる楽園が待っていた_______? ※人類が衰退した様子が描かれますが、筆者は人類または特定の国の衰退を望んでいる訳ではおらず、また政体の変更もフィクションであり、特定の政治信条・思想を肯定または卑下するために執筆したものではございません。

Intrusion Countermeasure:protective wall

kawa.kei
SF
最新のVRゲームを手に入れた彼は早速プレイを開始した。

異世界召喚されたのは、『元』勇者です

ユモア
ファンタジー
突如異世界『ルーファス』に召喚された一ノ瀬凍夜ーは、5年と言う年月を経て異世界を救った。そして、平和まで後一歩かと思ったその時、信頼していた仲間たちに裏切られ、深手を負いながらも異世界から強制的に送還された。 それから3年後、凍夜はクラスメイトから虐めを受けていた。しかし、そんな時、再度異世界に召喚された世界は、凍夜が送還されてから10年が経過した異世界『ルーファス』だった。自分を裏切った世界、裏切った仲間たちがいる世界で凍夜はどのように生きて行くのか、それは誰にも分からない。

「ざまぁ」異世界侵略VR~『メンヘラ・ヤンデレヒロイン』と『最強魔王ロール主人公』の修羅場劇

メンヘラ教
SF
 ざまぁ! 爽快! 最強! もう遅い! 最速の異世界侵略VRが始まる!  ついでに「ガチメンヘラヤンデレヒロイン達」の攻略RTAもある!   (注)ヒロイン達は話が進むごとにメンヘラ、ヤンデレが進行していきます。    なろうにも掲載中  https://ncode.syosetu.com/n6124go/

神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~

雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。

処理中です...