23 / 200
迷宮主誕生
ひとりぼっちの迷宮主
しおりを挟む
中に入った紋次郎は、戦闘の音を頼りに洞窟を進んだ。洞窟内は何かしらの光源があるようで、思ったより明るく、何とか視界を確保できていた。
少し奥に入ったところで、道が二手に分かれていた。俺は耳を澄まして音を聞く。しかしどちらからも音がしなくなっていた。
「困ったな・・どっち行ったらいいんだろう」
とりあえず少し右手の方へ進んでみようと、そちらへ足を進める。しばらく進んでも音も聞こえてこず、これは間違ったかなと引き返そうとした・・しかしその時、洞窟全体が大きく揺れる。
「うわわわっ・・・」
俺はその揺れに足を取られる、そして最悪なことに、足元には大きな亀裂が存在していた。その亀裂に足を踏み入れてしまい、ずるりとその中に滑り込むように落ちていく。うわ・・死んだ・・・完全に死んだ・・・真っ暗な闇の中、真っ逆さまに落ちていく体・・気持ちのよい浮遊感の中、俺の意識はだんだんとフェードアウトしていった。
★
妖精王の攻撃で、洞窟全体が大きく揺れた。信じられない攻撃に、リンス達は防御に徹しなければいけなくなった。妖精王はその隙を逃さず、小さい体の利点を利用して、狭い通路に入っていき、そのまま逃走する。
「信じられない・・妖精がアースクエイク打ってくるなんて・・」
「参ったのぉ、完全に見失ったぞ」
「リンスさん、もう一度絶対探索をお願いします」
リンスがアルティのその言葉に答えるように、呪文の詠唱に入ろうとした時に、重要な異変に気がついた。
「あっ・・・紋次郎様がいません」
「あ! そうだお兄ちゃんは?」
全員の血の気が一気に引いていく・・・
「わわわっ・・妖精探索するより、紋次郎さんを探索しないと・・」
リンスは絶対探索で周囲のヒューマンを感知する。
「嘘・・・どうして・・・」
「どうしたんじゃリンス?」
「紋次郎様が、なぜかここより地下50mほどのところににいます・・」
「何やっとるんじゃ紋次郎」
「穴にでも落ちたのかな・・・」
「嫌だ・・お兄ちゃん、助けに行かないと・・」
リンス達は、妖精の追跡を一時取りやめ、紋次郎の救出に向かった。
★
そこは真っ暗な世界だった。何も見えないその場所で、紋次郎は意識を回復した。かなりの高さから落ちた感じだったが、体のどこも痛くはない。地面が柔らかい砂地だったのと、想像以上に装備の性能が良かったために、紋次郎は傷一つつかなかった。
しかし、そこは暗闇の世界、どっちにいったらいいかもわからない。途方に暮れていたが、あるアイテムの存在を思い出す。紋次郎は腰につけた短剣を抜いた。閃光丸が淡い光を発し、少しの明かりを手に入れた。その小さい明かりを頼りに、洞窟を歩き進む。
しばらく進むと、道の先が少し明るくなっている。紋次郎は、その明かりに向かって行った。そこは、広い空間になっていて、壁が淡い光を発していた。
「どれくらい落ちたのかな・・・」
暗い場所に戻るのが嫌で、少し明るいその空間を中心に歩き始めた。上りの通路があればと探すが、それらしきものはなかった。しばらく歩いて疲れてきたので、その辺にあった石に座って一休みしていた。そこで紋次郎は妙な音に気がつく、プシュ・・プシュ・・
「何の音だ?」
音のする方を見やると黒い影が動いているのがうっすら見えた。やばい・・モンスターか・・しかし気がついた時には遅かった。もそもそとスローに動いていたその黒い影は、紋次郎を見つけると、いきなり動きが素早くなる。そして、ものすごい勢いで紋次郎に突っ込んできた。
「わっわっ!」
慌てて閃光丸を腰からとると、その影に向かって振り抜く。光の閃光がまっすぐその影に向かって解き放たれた。光と黒い影が接触する、火花とともに、ギギギギッ・・・とものすごい音を立てて、影の動きが一瞬止まった。そこで影の正体が見える。それは石の塊だった。
「これはストーンゴーレムってやつか?」
動きの止まっていた石の塊は、じわりじわりと動き始め、もう一度、紋次郎に攻撃を開始しようとする。ビビりまくりの紋次郎は、無我夢中で閃光丸を振りまくる。強烈な光の連続攻撃が石の塊を熱で赤く染める。しかし、そんな強烈な攻撃も、石の塊を押し返すのが精一杯だった。石のモンスターは倒れる気配すらない。やばい・・これは倒せない・・そう思った紋次郎は逃げることを考えた。
周りを見渡すと、人一人がやっと通れるような細い通路を見つけた。あそこに逃げ込めば、体の大きいこのモンスターは追ってこれないだろう。
「よし!」
閃光丸の一撃を、目くらましにして、その隙にその通路へ走り込んだ。石の塊は俺を追ってくる、寸前のところで滑り込むことに成功した。
この紋次郎の行動は正解であった。このストーンゴーレムのレベルは68、装備チートしてると言ってもレベル1の冒険者が倒せる相手ではなかった。
紋次郎は逃げ込んだ細い通路を進んで行く。もうここを進むしか選択肢がないのだが、この通路、どんどん下っていってるように感じる。幸いこの通路の壁も少し光を発しているので視界は辛うじて確保されていた。
しばらくその通路を進んで行くと、進行方向から、ドーン、ドーンと言う大きな重い音が聞こえてきた。恐る恐る近づき、音の正体を確かめた。それはさっきのストーンゴーレムよりも一回り大きな、キラキラした宝石の塊のモンスターだった。その宝石の塊が、壁に向かってパンチを繰り出している。
「何やってんだアイツ・・」
その宝石の塊の不審な行動だが、よく見たらその疑問が解消された。紋次郎のいる細い通路と同じような、細い溝のような場所が、その壁にあり、どうやらそこにいる何かに向かって攻撃をしているようだ。さらによく見ると、その溝にいる者が何者かわかった。金色に輝くその光には覚えがある。
「あの妖精か・・・」
紋次郎はこの時、自分の力量のことは全く忘れ、あの妖精を助けようと考えてしまう。通路から出た紋次郎は、宝石の塊の後ろに回り、閃光丸を振りかざした。光の閃光は、宝石の塊を直撃する、しかし、そんな攻撃の通用する相手ではないようで、効いているようには見えない。
攻撃を受けた宝石の塊は、ゆっくり後ろを向いて、その攻撃者を睨みつけた。目が合った紋次郎は思わず恐怖で固まってしまう。
「あんた! 何してんの! 早く逃げなさいよ!」
その声に我に返った紋次郎は、寸前のところで、転がるようにパンチを避ける。そのまま、次の攻撃の態勢に入った宝石の塊の脇を抜けて、妖精のいる、壁の溝に逃げ込んだ。
「ばっかじゃないのあんた! 弱いのに私を助けようとしたんですの?」
妖精は強い口調で、そう言ってきた。
「はっ・・はっ・・自分が弱いのを忘れてたよ・・」
その言葉に、口をぽかんと開けて、妖精は心底呆れた顔になった。
「てか、あんた妖精の言葉を話せるのね」
「あっ、そうなんだ。俺の唯一のスキルなんだよ」
「唯一ってあんた・・そんなのでよくレベル80超えの宝石魔神に殴りかかったわね。逆に尊敬するわ」
そう言うと、なぜか妖精は笑い出した。
「どうしたの?」
「いや・・呆れるの通り越して、面白くなってきた・・受けるわ」
それを聞いた紋次郎もつられて笑う。レベル1の冒険者が、レベル80超えのモンスターに攻撃するなんて、確かにこれはもう喜劇である。
「それよりあんた、私に喧嘩売ってきた奴らの仲間よね? あれはどういうつもりよ!」
「あ・・ごめん、あれは誤解なんだよ。君を狂変化した妖精と勘違いしてたんだ」
それを聞いた妖精は顔色が変わる。
「そうか・・理解したわ。私もその狂変化した妖精に用があってここにいるのよ」
「え、そうなの?」
「そう。私は彼女を殺しに来たの」
そう言った妖精の表情は、深い悲しみを滲み出していた。
少し奥に入ったところで、道が二手に分かれていた。俺は耳を澄まして音を聞く。しかしどちらからも音がしなくなっていた。
「困ったな・・どっち行ったらいいんだろう」
とりあえず少し右手の方へ進んでみようと、そちらへ足を進める。しばらく進んでも音も聞こえてこず、これは間違ったかなと引き返そうとした・・しかしその時、洞窟全体が大きく揺れる。
「うわわわっ・・・」
俺はその揺れに足を取られる、そして最悪なことに、足元には大きな亀裂が存在していた。その亀裂に足を踏み入れてしまい、ずるりとその中に滑り込むように落ちていく。うわ・・死んだ・・・完全に死んだ・・・真っ暗な闇の中、真っ逆さまに落ちていく体・・気持ちのよい浮遊感の中、俺の意識はだんだんとフェードアウトしていった。
★
妖精王の攻撃で、洞窟全体が大きく揺れた。信じられない攻撃に、リンス達は防御に徹しなければいけなくなった。妖精王はその隙を逃さず、小さい体の利点を利用して、狭い通路に入っていき、そのまま逃走する。
「信じられない・・妖精がアースクエイク打ってくるなんて・・」
「参ったのぉ、完全に見失ったぞ」
「リンスさん、もう一度絶対探索をお願いします」
リンスがアルティのその言葉に答えるように、呪文の詠唱に入ろうとした時に、重要な異変に気がついた。
「あっ・・・紋次郎様がいません」
「あ! そうだお兄ちゃんは?」
全員の血の気が一気に引いていく・・・
「わわわっ・・妖精探索するより、紋次郎さんを探索しないと・・」
リンスは絶対探索で周囲のヒューマンを感知する。
「嘘・・・どうして・・・」
「どうしたんじゃリンス?」
「紋次郎様が、なぜかここより地下50mほどのところににいます・・」
「何やっとるんじゃ紋次郎」
「穴にでも落ちたのかな・・・」
「嫌だ・・お兄ちゃん、助けに行かないと・・」
リンス達は、妖精の追跡を一時取りやめ、紋次郎の救出に向かった。
★
そこは真っ暗な世界だった。何も見えないその場所で、紋次郎は意識を回復した。かなりの高さから落ちた感じだったが、体のどこも痛くはない。地面が柔らかい砂地だったのと、想像以上に装備の性能が良かったために、紋次郎は傷一つつかなかった。
しかし、そこは暗闇の世界、どっちにいったらいいかもわからない。途方に暮れていたが、あるアイテムの存在を思い出す。紋次郎は腰につけた短剣を抜いた。閃光丸が淡い光を発し、少しの明かりを手に入れた。その小さい明かりを頼りに、洞窟を歩き進む。
しばらく進むと、道の先が少し明るくなっている。紋次郎は、その明かりに向かって行った。そこは、広い空間になっていて、壁が淡い光を発していた。
「どれくらい落ちたのかな・・・」
暗い場所に戻るのが嫌で、少し明るいその空間を中心に歩き始めた。上りの通路があればと探すが、それらしきものはなかった。しばらく歩いて疲れてきたので、その辺にあった石に座って一休みしていた。そこで紋次郎は妙な音に気がつく、プシュ・・プシュ・・
「何の音だ?」
音のする方を見やると黒い影が動いているのがうっすら見えた。やばい・・モンスターか・・しかし気がついた時には遅かった。もそもそとスローに動いていたその黒い影は、紋次郎を見つけると、いきなり動きが素早くなる。そして、ものすごい勢いで紋次郎に突っ込んできた。
「わっわっ!」
慌てて閃光丸を腰からとると、その影に向かって振り抜く。光の閃光がまっすぐその影に向かって解き放たれた。光と黒い影が接触する、火花とともに、ギギギギッ・・・とものすごい音を立てて、影の動きが一瞬止まった。そこで影の正体が見える。それは石の塊だった。
「これはストーンゴーレムってやつか?」
動きの止まっていた石の塊は、じわりじわりと動き始め、もう一度、紋次郎に攻撃を開始しようとする。ビビりまくりの紋次郎は、無我夢中で閃光丸を振りまくる。強烈な光の連続攻撃が石の塊を熱で赤く染める。しかし、そんな強烈な攻撃も、石の塊を押し返すのが精一杯だった。石のモンスターは倒れる気配すらない。やばい・・これは倒せない・・そう思った紋次郎は逃げることを考えた。
周りを見渡すと、人一人がやっと通れるような細い通路を見つけた。あそこに逃げ込めば、体の大きいこのモンスターは追ってこれないだろう。
「よし!」
閃光丸の一撃を、目くらましにして、その隙にその通路へ走り込んだ。石の塊は俺を追ってくる、寸前のところで滑り込むことに成功した。
この紋次郎の行動は正解であった。このストーンゴーレムのレベルは68、装備チートしてると言ってもレベル1の冒険者が倒せる相手ではなかった。
紋次郎は逃げ込んだ細い通路を進んで行く。もうここを進むしか選択肢がないのだが、この通路、どんどん下っていってるように感じる。幸いこの通路の壁も少し光を発しているので視界は辛うじて確保されていた。
しばらくその通路を進んで行くと、進行方向から、ドーン、ドーンと言う大きな重い音が聞こえてきた。恐る恐る近づき、音の正体を確かめた。それはさっきのストーンゴーレムよりも一回り大きな、キラキラした宝石の塊のモンスターだった。その宝石の塊が、壁に向かってパンチを繰り出している。
「何やってんだアイツ・・」
その宝石の塊の不審な行動だが、よく見たらその疑問が解消された。紋次郎のいる細い通路と同じような、細い溝のような場所が、その壁にあり、どうやらそこにいる何かに向かって攻撃をしているようだ。さらによく見ると、その溝にいる者が何者かわかった。金色に輝くその光には覚えがある。
「あの妖精か・・・」
紋次郎はこの時、自分の力量のことは全く忘れ、あの妖精を助けようと考えてしまう。通路から出た紋次郎は、宝石の塊の後ろに回り、閃光丸を振りかざした。光の閃光は、宝石の塊を直撃する、しかし、そんな攻撃の通用する相手ではないようで、効いているようには見えない。
攻撃を受けた宝石の塊は、ゆっくり後ろを向いて、その攻撃者を睨みつけた。目が合った紋次郎は思わず恐怖で固まってしまう。
「あんた! 何してんの! 早く逃げなさいよ!」
その声に我に返った紋次郎は、寸前のところで、転がるようにパンチを避ける。そのまま、次の攻撃の態勢に入った宝石の塊の脇を抜けて、妖精のいる、壁の溝に逃げ込んだ。
「ばっかじゃないのあんた! 弱いのに私を助けようとしたんですの?」
妖精は強い口調で、そう言ってきた。
「はっ・・はっ・・自分が弱いのを忘れてたよ・・」
その言葉に、口をぽかんと開けて、妖精は心底呆れた顔になった。
「てか、あんた妖精の言葉を話せるのね」
「あっ、そうなんだ。俺の唯一のスキルなんだよ」
「唯一ってあんた・・そんなのでよくレベル80超えの宝石魔神に殴りかかったわね。逆に尊敬するわ」
そう言うと、なぜか妖精は笑い出した。
「どうしたの?」
「いや・・呆れるの通り越して、面白くなってきた・・受けるわ」
それを聞いた紋次郎もつられて笑う。レベル1の冒険者が、レベル80超えのモンスターに攻撃するなんて、確かにこれはもう喜劇である。
「それよりあんた、私に喧嘩売ってきた奴らの仲間よね? あれはどういうつもりよ!」
「あ・・ごめん、あれは誤解なんだよ。君を狂変化した妖精と勘違いしてたんだ」
それを聞いた妖精は顔色が変わる。
「そうか・・理解したわ。私もその狂変化した妖精に用があってここにいるのよ」
「え、そうなの?」
「そう。私は彼女を殺しに来たの」
そう言った妖精の表情は、深い悲しみを滲み出していた。
0
お気に入りに追加
179
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる