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胎動編
第5話 複雑な事情?
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先日は、部屋にある姿見の前で眠ってしまい、気が付くとベッドの上に戻されていた。
まあ、生後半年ともなればハイハイでの移動も認められる年頃だろうし、不審に思われる事も無いだろう。
今日はというと、奥の院と呼ばれていた人達が部屋に来て、私を取り囲んで談笑していた。
「あらあら、ボリスとセレイナに似て美人さんねぇ」
「髪は奇麗な土の属性が出ているけれど、この瞳の色は、たしかに雷や風ではないわね」
「この極光色は特異な魔法を使う者が多かったな。今でも聖地であれば何人か居るのではないか?」
「同じでは無いけど、似た様な色の子は居たわねぇ」
どうやら奥の院と呼ばれていた人達は全員がエルフらしい。
全員が全員、身体つきが細く、耳が横に長く、美形な顔立ちをしている。
種族的な容姿にも驚きだけど、髪が真っ赤だったりエメラルド色だったり、紫色や黄色などカラフルな瞳の色をしているのが目を引く。
ヘアカラーでも、ここまで奇麗に色を出すのって、かなり大変なんだけど。
やっぱり、これがこの世界の人達の地毛や瞳の色なのかしら……?
「それで、この瞳の属性色が目に異常を与えているかって相談だったわね?」
「ええ」
「こうして、私達の事を興味深そうに見てるんだし、問題は無いと思うわ」
ルインと一際豪華な服装のエルフさんとが今回の訪問の目的を話している。
なんか、見比べてみると、他のエルフの人達の耳と比べるとルインの方が短い感じがする。
もしかして、ルインはハーフエルフとか別の種族だったりするのかしら?
「では、問題は別に?」
「そうね。恐らく、この子は五感より先に、魔力を感じる事を覚えたのが原因ではないかしら」
「魔力感知を、先に? まだ精神も未発達な状態で可能なんですか?」
「可能か不可能かで言えば、この子が証明しているわ」
そう言い、偉い人っぽいエルフさんは私の頭を優しく撫でた。
「本当に奇跡みたいな物ね。元々、私は……ティアル姫が無事に生まれる事は無いと思っていたのよ。リカルド王子の時もギリギリではあったけれど、今のボリスとセレイナは子を設けるには力が強くなり過ぎていたし」
「それは私も懸念していました。ですが、姫様は生まれて二日程で容態も安定なされましたので、王子の時より問題は無い物と……」
ふーむ……
思い返せば、あの転生したての時は、かなり苦しかったけど。
やっぱり、あれは普通の事ではなかったのかな?
「生まれた時の状態も聞いてはいたけど、今は淀みなく魔力を制御しているみたいだし。溢れ出る魔力を本能的に危険と察して、それを抑え込んだのでしょうね」
「でも、それが目の状態と何か関係があるのですか?」
「ドワーフ達に伝わる魔力感知の修行法の一つなのだけれど、光の一切届かない坑道で、目に頼らずに生活できるまで、そこに籠るっていう物があるのよ。それを成し遂げた者は目を使わなくても目以上の物が感じ取れるようになるそうよ」
「たしかに、姫様は目を閉じている時でも何かを見ているかの様に笑ったり、妙な声を上げる事が多いですが……それと同じ事を姫様が?」
「恐らくね。五感よりも先に魔力を感じる事を覚えなきゃいけない状況が、そうさせたのでしょう」
え……?
そんな事、さっぱり出来ないんですけど……?
まあ、別に勘違いされてるだけならいいか。
「なるほど……姫様のお体に問題が無いのでしたら私としても一安心ですが。魔法に関しての教育が私に務まるかどうか……」
「髪から見ても第一属性は土なのだし、問題は無いのではなくて? 瞳の第二属性、極光色の方は姫自身に模索させるしかないわね。教えられる者は神様くらいのものよ」
「神ですか? となると、教会に巫女への取次ぎを……いえ、たしか今は不在でしたか?」
「私も、そう聞いているわ。どちらにしろ、教会や他への相談は、ティアル姫がもう少し大きくなってからにしておきなさいな」
「やはり、公にするのは不味いですか……」
ん……?
「面倒な輩が寄って来るだけよ。普段は目を閉じているのなら大丈夫でしょうけど、できれば、瞳に関して知る者は3回目の節目の生誕祭を迎えるまで、あなた達と王族内で止めておきなさい」
「そう……ですね。王へも、そう伝えておきます」
つまりは、私に目を閉じて生活しろと……?
魔力感知?
それで物を見られる様になれとおっしゃってる?
「それにしても、こうしてティアル姫の元気な姿が見られてよかったわ。容態が長引けば、次代の事も考えて、この子の事は諦めるしかなかったから……そうならなくて本当に良かった」
「王と王妃も急いではいるのですが……」
「そうね……最悪、私達も共に動く事になるわ。できれば、この子達に未来を残してあげたいもの」
今度は何の話?
二人だけでなく、他のエルフさん達も深刻そうな表情を浮かべているけど……
私や今世の家族に、何か問題が迫っているの?
私自身が生まれた事にも何かあるみたいだし……
うーん……
私の事を案じてくれているのは感じるけど、関係性がさっぱりなので、話の内容についていけない。
その後、奥の院のエルフさん達は、二言三言ルインと言葉を交わすと帰って行った。
それにしても、こうして、まざまざと人間とは外見が異なる人達を見せられると、本当に違う世界に来てしまったのだと実感が湧く。
それと同時に上手くやって行けるのかという不安が増した1日だった。
とりあえず、目の代わりに魔力を感じて物を見るっていう方法を練習しとこ……
まあ、生後半年ともなればハイハイでの移動も認められる年頃だろうし、不審に思われる事も無いだろう。
今日はというと、奥の院と呼ばれていた人達が部屋に来て、私を取り囲んで談笑していた。
「あらあら、ボリスとセレイナに似て美人さんねぇ」
「髪は奇麗な土の属性が出ているけれど、この瞳の色は、たしかに雷や風ではないわね」
「この極光色は特異な魔法を使う者が多かったな。今でも聖地であれば何人か居るのではないか?」
「同じでは無いけど、似た様な色の子は居たわねぇ」
どうやら奥の院と呼ばれていた人達は全員がエルフらしい。
全員が全員、身体つきが細く、耳が横に長く、美形な顔立ちをしている。
種族的な容姿にも驚きだけど、髪が真っ赤だったりエメラルド色だったり、紫色や黄色などカラフルな瞳の色をしているのが目を引く。
ヘアカラーでも、ここまで奇麗に色を出すのって、かなり大変なんだけど。
やっぱり、これがこの世界の人達の地毛や瞳の色なのかしら……?
「それで、この瞳の属性色が目に異常を与えているかって相談だったわね?」
「ええ」
「こうして、私達の事を興味深そうに見てるんだし、問題は無いと思うわ」
ルインと一際豪華な服装のエルフさんとが今回の訪問の目的を話している。
なんか、見比べてみると、他のエルフの人達の耳と比べるとルインの方が短い感じがする。
もしかして、ルインはハーフエルフとか別の種族だったりするのかしら?
「では、問題は別に?」
「そうね。恐らく、この子は五感より先に、魔力を感じる事を覚えたのが原因ではないかしら」
「魔力感知を、先に? まだ精神も未発達な状態で可能なんですか?」
「可能か不可能かで言えば、この子が証明しているわ」
そう言い、偉い人っぽいエルフさんは私の頭を優しく撫でた。
「本当に奇跡みたいな物ね。元々、私は……ティアル姫が無事に生まれる事は無いと思っていたのよ。リカルド王子の時もギリギリではあったけれど、今のボリスとセレイナは子を設けるには力が強くなり過ぎていたし」
「それは私も懸念していました。ですが、姫様は生まれて二日程で容態も安定なされましたので、王子の時より問題は無い物と……」
ふーむ……
思い返せば、あの転生したての時は、かなり苦しかったけど。
やっぱり、あれは普通の事ではなかったのかな?
「生まれた時の状態も聞いてはいたけど、今は淀みなく魔力を制御しているみたいだし。溢れ出る魔力を本能的に危険と察して、それを抑え込んだのでしょうね」
「でも、それが目の状態と何か関係があるのですか?」
「ドワーフ達に伝わる魔力感知の修行法の一つなのだけれど、光の一切届かない坑道で、目に頼らずに生活できるまで、そこに籠るっていう物があるのよ。それを成し遂げた者は目を使わなくても目以上の物が感じ取れるようになるそうよ」
「たしかに、姫様は目を閉じている時でも何かを見ているかの様に笑ったり、妙な声を上げる事が多いですが……それと同じ事を姫様が?」
「恐らくね。五感よりも先に魔力を感じる事を覚えなきゃいけない状況が、そうさせたのでしょう」
え……?
そんな事、さっぱり出来ないんですけど……?
まあ、別に勘違いされてるだけならいいか。
「なるほど……姫様のお体に問題が無いのでしたら私としても一安心ですが。魔法に関しての教育が私に務まるかどうか……」
「髪から見ても第一属性は土なのだし、問題は無いのではなくて? 瞳の第二属性、極光色の方は姫自身に模索させるしかないわね。教えられる者は神様くらいのものよ」
「神ですか? となると、教会に巫女への取次ぎを……いえ、たしか今は不在でしたか?」
「私も、そう聞いているわ。どちらにしろ、教会や他への相談は、ティアル姫がもう少し大きくなってからにしておきなさいな」
「やはり、公にするのは不味いですか……」
ん……?
「面倒な輩が寄って来るだけよ。普段は目を閉じているのなら大丈夫でしょうけど、できれば、瞳に関して知る者は3回目の節目の生誕祭を迎えるまで、あなた達と王族内で止めておきなさい」
「そう……ですね。王へも、そう伝えておきます」
つまりは、私に目を閉じて生活しろと……?
魔力感知?
それで物を見られる様になれとおっしゃってる?
「それにしても、こうしてティアル姫の元気な姿が見られてよかったわ。容態が長引けば、次代の事も考えて、この子の事は諦めるしかなかったから……そうならなくて本当に良かった」
「王と王妃も急いではいるのですが……」
「そうね……最悪、私達も共に動く事になるわ。できれば、この子達に未来を残してあげたいもの」
今度は何の話?
二人だけでなく、他のエルフさん達も深刻そうな表情を浮かべているけど……
私や今世の家族に、何か問題が迫っているの?
私自身が生まれた事にも何かあるみたいだし……
うーん……
私の事を案じてくれているのは感じるけど、関係性がさっぱりなので、話の内容についていけない。
その後、奥の院のエルフさん達は、二言三言ルインと言葉を交わすと帰って行った。
それにしても、こうして、まざまざと人間とは外見が異なる人達を見せられると、本当に違う世界に来てしまったのだと実感が湧く。
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