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異世界構築 その7

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 前回に引き続き、職業の話になりますが国の(領土)についても語る事になります。

 地方領主と市長に関してなのですが、市長というのはその名の通り市のトップです。 そして、市の集合体である、県といいますか州を治めるのが地方領主となりますので、ここでの使われ方は現実世界とは若干異なる事にご注意を。

 ラウ王国は、太平洋にある大きな大陸の大半を占める国なのですが、領主の治める土地の範囲はピンキリです。 いずれにしても、王国に属する州は税金を納めなければならないのですが、これは何かというとコンビニでいう所のロイヤリティみないなものですね。
 これを地方が搾取された事が国が二つに割れる原因となっておりますが、要は中央と地方の対立というのが内戦の真の原因であり、王朝の分裂はおまけに過ぎません。

 州の数はだいたいですが、二十~三十までと考えています。 大きな国ではありますが、人が集まり生活していける土地が限られているのは作中でもお話した通りで、生活圏の間には竜が済む外界が広がっており、そこを命がけで横断するのが、キャラバンになります。
 このキャラバンに所属する者が、他の異世界ファンタジーで言う所の冒険者と呼ばれる人達になりますね。

 余談

 この他、僧侶と呼ばれる人達もおりますが完全に俗世と縁を断ち切っているので、キアは出家した母親とは二度と会う事は叶いません。
 特殊な門で閉ざされた寺院で生活しているのですが、この門は出家した者が入る時にしか開かず決して出ることは許されませんが、有史以来一度だけ例外がありました。
 シャバに戻る事が許されたのは、理音の父親であるラウ王国の王、ナルダその人なのですが、何故出家していたのか、そして戻ってくる事が出来たのかは、実を言うと後半かなり重要なエピソードに絡んで来るので、その時説明します。
 
 次回は世界を蝕む存在である、厄災について説明します。

 また次回、お会いしましょう。 
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