上 下
6 / 177

なろう作品の戦闘シーン

しおりを挟む
 迫力ある戦闘シーンとなろうファンタジーは相性が悪いです。
 少し前の話しになりますが、戦闘シーンの描写で、擬音を主に用いたファンタジーラノベに批判がありました。
 
 何故このような残念な描写になってしまったのか? 
 
 作者の表現力うんぬんでは無く別の視点から見てみると、なろうファンタジー特有の武器の縛りという問題が浮かび上がってきます。
 もっと詳しく言えば職業、またはジョブによる使用武器の制約でしょうか。
 そういえばスキルもですかね。

 戦闘時に剣士は剣しか使っちゃダメ。

 これは当然の事です。 RPGにおいて、職業が剣士なのに素手で殴った方が強かった。
 となると「おい、ちょっとまてや」となります。 ゲームバランスがおかしいですよね。

 ただこれが現実世界の話となると真逆になってしまうんです。
 自分剣士なんで剣でしか戦えません。 なので剣が無いと詰んでしまいます。
 
 「え? ごめん、ちょっと何言ってるか分からない……」こうなってしまいます。

 そんな人が戦闘を行う、もしくは戦場に立つべきでは無いでしょう。 命がいくつあっても足りません。

 とまあ、現実の話はこれくらいにしてやはりファンタジーの主人公ならば、メイン(主軸)となる武器の他にもサブ(補助もしくは予備)の武器が欲しい所です。

 なんらかのアクシデントでメイン武器が使用出来なくなった場合サブの武器や身に着けているものを駆使して戦闘を行えば、緊迫感や緊張感が出ます。
 多角的な戦い方も期待出来ますね。

 メイン、サブの武器を巧みに切り替えながら多数の敵を圧倒すれば、無双感が十分出せるのでは無いでしょうか? 描写は大変ですが、書き甲斐はあるように思います。
 
 これまで何だかんだ言ってきたのですが、結局最後に頼りになるのは己の肉体です。
 武器がなければ最終的には殴り合いしかありません。

 こればSFの話ですが、某国民的人気ロボットアニメにおいても永遠のライバルである例の二人の長きに渡る因縁の対決はMS同士の殴り合い、どつきあいで決着がついております。
 そんなもんですよ。

 何時もより長くなってしまいましたが、今回はここまでです。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

妻がヌードモデルになる日

矢木羽研
大衆娯楽
男性画家のヌードモデルになりたい。妻にそう切り出された夫の動揺と受容を書いてみました。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

エロ・ファンタジー

フルーツパフェ
大衆娯楽
 物事は上手くいかない。  それは異世界でも同じこと。  夢と好奇心に溢れる異世界の少女達は、恥辱に塗れた現実を味わうことになる。

私?M性感の元・女王様です

ネロ@元女王様
エッセイ・ノンフィクション
2020年以前に、都内のM性感で女王様をやっていました その頃のプレイを思い出して、私自身興奮したりしているのでその覚え書きに また、自分のS性やフェチにめざめてM性感に入るきっかけになった大学時代の元彼とのプレイも書いていけたらなぁと思います

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

処理中です...