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運命の出会い
5 集う精霊王と妖精たち
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誤字・脱字などがありましたら教えて下さい!
少し修正しました。
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私たちは,見張りをしていたときに聞こえてきた声のほうに行ってみることにした。そして,キレイな泉のある場所に出たが,そこにいた声の持ち主は,なんと,風の精霊王だった。風の精霊王〝シルフィ〟と話をしているとどこからか声が聞こえてきた。
「それで,何で抜け駆けしているのよ!!」
「別にいいじゃない」
━━━━私たち完全に蚊帳の外だね………
それから数分間言い合いが続いた。
「あ,あの……それで,あなたは?」
「「…………あ!」」
━━━━二人とも忘れてましたね………
「忘れていた訳じゃないわよ!!!」
━━━━スゴイ焦っているんですが……
「それでこいつは,水の精霊王〝ディーネ〟よ」
「そ,そうでしたか………はっ!?」
━━━━って!こいつも精霊王かよ!?
ちょっと相談タイム!!
「ねぇ,ミーちゃん,リカルド……精霊王ってスゴイんだよね??」
「スゴイ存在のはずなんだが……こんな簡単に会ってしまうとな………」
『聞いたかぎりでは,とてつもなく強く,めったに出会えないということだったのだが……これはなんとも………』
「それで,話し合いは終わったかな?私は,あいつに紹介された通り 水の精霊王〝ディーネ〟だよ。よろしくね!」
「よ,よろしくお願いします………」
「それで,こいつも話したと思うけど,私とも契約してくれない?」
「別にいいですよ。というか,こちらこそよろしくお願いします」
「「「「「お前らだけずるいぞ!!」」」」」
挨拶が済みシルフィ様とディーネ様と契約をしようかなぁっと思っていると,また,声が………
━━━━またかよ!?
話を聞くとここに来たのは,
光の精霊王〝シャーラ〟,土の精霊王〝アーク〟,火の精霊王〝ラーダ〟,闇の精霊王〝ダーク〟,樹木の妖精〝フォート〟,従魔の妖精〝テイラ〟だった。
そして先ほどの二人と同じく契約してほしいとのことだった。
「私は,〝シャーラ〟と申します。どうぞよろしくお願いいたします」
「わしは,〝アーク〟という。よろしくのぅ」
「俺は,〝ラーダ〟だ。よろしくな!!」
「僕は,〝ダーク〟……よろしく……」
「あたしは,〝フォート〟。よろしくね!」
「僕は,〝テイラ〟。よろしくお願いします!」
「よ,よろしくお願いします………」
━━━━なんか,もう,疲れた………なんで集まってるんだろう……それに,妖精って何??
「あの……妖精ってなんですか?」
茜の質問に精霊王と妖精たちは,首を傾げ,なんでそんな質問をするのか分からないというような顔をしている。
「あ!そっか!あなたたちは別の世界から来たのよね。それなら,仕方ないわね」
「あ,そうなんですよ…………ってなんで別の世界から来たって知ってるんですか!?」
「なぜそれを………」
見ると,ミーちゃんもビックリして固まっていた。
「それは,あたしたちが世界の均衡を守る存在だからよ。この世界に関することならあたしたちが知らないことはないわ!」
「そういうことか………それなら納得だ」
「スゴいんですね……」
━━━━うん!あとでミーちゃんに詳しく聞こう!
「それで妖精はね「ここからは,僕たち妖精から説明するよ」」
「そう,分かったわ」
「それで,妖精なんだけど…"土・水・風・火・光・闇のように世界ができたときからあるもの,つまり自然を司る精霊,のあとにできたもので,発現とかに人や生物が関わっている,木や雷,従魔,これは魔物のことだけど,あとは,氷とかを司っている存在"…かな」
テイラ様が簡単に説明をしてくれた。
「あぁ,そういう……ありがとうございます。」
「それで,私たちと契約をしてくださいますか?」
「もちろんです!」
━━━━というか,断れるわけないじゃん!!!
結局,ここにいる全員と契約をすることになった。契約は,いたって簡単でただ"お互いの魔力を相手に流す"だけだそうだ。
全員と契約が完了したあと,みんな揃ってお礼を言ってきた。
「「「「「ありがとう!」」」」」
「こちらこそありがとうございます!」
「契約が完了から,何かあったときは俺たちに言え!すぐに駆けつける!」
「ありがとうございます………あの,今さらですけど"契約"って具体的にはどんなものなんですか?魔力で繋がっているくらいしか分からないんですけど……」
「……契約とは,契約者が契約主の魔力を借りたり……契約主が契約者に魔力を借りたりするものだ……それとは別に契約者は契約主の呼び掛けに応じる必要がある………」
━━━━おう……そんな意味が……ダーク様のおかげで"契約"がどれだけスゴイことなのか分かったな……
「理解できました。ありがとうございます」
「それより,そこにいる神獣はお主の連れか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んでくださりありがとうございます!
次回は,4/7に更新します。最近,更新が滞っているのにすみません。
少し修正しました。
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私たちは,見張りをしていたときに聞こえてきた声のほうに行ってみることにした。そして,キレイな泉のある場所に出たが,そこにいた声の持ち主は,なんと,風の精霊王だった。風の精霊王〝シルフィ〟と話をしているとどこからか声が聞こえてきた。
「それで,何で抜け駆けしているのよ!!」
「別にいいじゃない」
━━━━私たち完全に蚊帳の外だね………
それから数分間言い合いが続いた。
「あ,あの……それで,あなたは?」
「「…………あ!」」
━━━━二人とも忘れてましたね………
「忘れていた訳じゃないわよ!!!」
━━━━スゴイ焦っているんですが……
「それでこいつは,水の精霊王〝ディーネ〟よ」
「そ,そうでしたか………はっ!?」
━━━━って!こいつも精霊王かよ!?
ちょっと相談タイム!!
「ねぇ,ミーちゃん,リカルド……精霊王ってスゴイんだよね??」
「スゴイ存在のはずなんだが……こんな簡単に会ってしまうとな………」
『聞いたかぎりでは,とてつもなく強く,めったに出会えないということだったのだが……これはなんとも………』
「それで,話し合いは終わったかな?私は,あいつに紹介された通り 水の精霊王〝ディーネ〟だよ。よろしくね!」
「よ,よろしくお願いします………」
「それで,こいつも話したと思うけど,私とも契約してくれない?」
「別にいいですよ。というか,こちらこそよろしくお願いします」
「「「「「お前らだけずるいぞ!!」」」」」
挨拶が済みシルフィ様とディーネ様と契約をしようかなぁっと思っていると,また,声が………
━━━━またかよ!?
話を聞くとここに来たのは,
光の精霊王〝シャーラ〟,土の精霊王〝アーク〟,火の精霊王〝ラーダ〟,闇の精霊王〝ダーク〟,樹木の妖精〝フォート〟,従魔の妖精〝テイラ〟だった。
そして先ほどの二人と同じく契約してほしいとのことだった。
「私は,〝シャーラ〟と申します。どうぞよろしくお願いいたします」
「わしは,〝アーク〟という。よろしくのぅ」
「俺は,〝ラーダ〟だ。よろしくな!!」
「僕は,〝ダーク〟……よろしく……」
「あたしは,〝フォート〟。よろしくね!」
「僕は,〝テイラ〟。よろしくお願いします!」
「よ,よろしくお願いします………」
━━━━なんか,もう,疲れた………なんで集まってるんだろう……それに,妖精って何??
「あの……妖精ってなんですか?」
茜の質問に精霊王と妖精たちは,首を傾げ,なんでそんな質問をするのか分からないというような顔をしている。
「あ!そっか!あなたたちは別の世界から来たのよね。それなら,仕方ないわね」
「あ,そうなんですよ…………ってなんで別の世界から来たって知ってるんですか!?」
「なぜそれを………」
見ると,ミーちゃんもビックリして固まっていた。
「それは,あたしたちが世界の均衡を守る存在だからよ。この世界に関することならあたしたちが知らないことはないわ!」
「そういうことか………それなら納得だ」
「スゴいんですね……」
━━━━うん!あとでミーちゃんに詳しく聞こう!
「それで妖精はね「ここからは,僕たち妖精から説明するよ」」
「そう,分かったわ」
「それで,妖精なんだけど…"土・水・風・火・光・闇のように世界ができたときからあるもの,つまり自然を司る精霊,のあとにできたもので,発現とかに人や生物が関わっている,木や雷,従魔,これは魔物のことだけど,あとは,氷とかを司っている存在"…かな」
テイラ様が簡単に説明をしてくれた。
「あぁ,そういう……ありがとうございます。」
「それで,私たちと契約をしてくださいますか?」
「もちろんです!」
━━━━というか,断れるわけないじゃん!!!
結局,ここにいる全員と契約をすることになった。契約は,いたって簡単でただ"お互いの魔力を相手に流す"だけだそうだ。
全員と契約が完了したあと,みんな揃ってお礼を言ってきた。
「「「「「ありがとう!」」」」」
「こちらこそありがとうございます!」
「契約が完了から,何かあったときは俺たちに言え!すぐに駆けつける!」
「ありがとうございます………あの,今さらですけど"契約"って具体的にはどんなものなんですか?魔力で繋がっているくらいしか分からないんですけど……」
「……契約とは,契約者が契約主の魔力を借りたり……契約主が契約者に魔力を借りたりするものだ……それとは別に契約者は契約主の呼び掛けに応じる必要がある………」
━━━━おう……そんな意味が……ダーク様のおかげで"契約"がどれだけスゴイことなのか分かったな……
「理解できました。ありがとうございます」
「それより,そこにいる神獣はお主の連れか?」
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次回は,4/7に更新します。最近,更新が滞っているのにすみません。
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