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フューエル
閑話 ミーちゃんの思い
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誤字・脱字がありましたら教えて下さい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は,気づいたらどこかの路地裏にいた。
なんでここにいるのかはわからない……おそらく捨てられたのだろう。
これから,どうすればいいのだろう?
この薄暗い路地裏で死ぬ運命なのか……
そんなのはイヤだ!なんとしてでも生きてやる!
━━━━━数日後
もう捨てられてから何日が経ったのだろう?もう時間感覚がない……もう限界だ……
「あれ?捨てネコ?すごくキレイ…だ,大丈夫!?すぐに病院につれてくから!」
な,なんだ……人間が何か言ってる……びょ,病院だと?なんだそれは……私をどこに連れていくつもりだ……逃げなければ…逃げなければいけないのに,も,もう意識が………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あ,気づいた!よかったー 先生,起きました」
ここはどこだ?私は,まだ生きているのか?助かったのか?
「もう大丈夫そうだね。あなたが引き取るの?」
「はい!」
「そっか。なら手続きをするからちょっと来てくれる」
「わかりました!」
あぁ,意識が途切れる前に私を連れていった人がいる。この人が助けてくれたのか?そして,なにやら私を引き取ると話していたが,なんなんだ?どうしてそこまでしてくれるのだ……
「手続き終わったよーあなたはこれから私と一緒に暮らそうね!」
「じゃあ,しっかり育ててね」
「はい!突然だったのにありがとうございました!」
こっちの人も私を助けてくれたのか?ならお礼を言うべきだな
「にゃー(ありがとう)」
「ん?お礼を言ってるのかな?元気になってよかったよ」
「ありがとうございました!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ただいまー」
この人の家に着いたようだな……ここが私がこれから暮らす場所か……なんだか,散らかってるいるな……
「ちょっと待っててね……ごめんね。いつも一人だから少し散らかってるけど……ちゃんと片付けるから!」
あぁ……この人も一人なのか……
「あ,そうだ!あなたの名前を決めないと!うーん?何がいいかな?タマ?ありきたりだよなー」
なにやら名前をつけてくれるらしい……変なものでなければいいが……
「うーん?あ,"ミーちゃん"にしよう!どうかな?」
は?み,ミーちゃんだと!?なんだ!その名前は……そんなのイヤに決まっているだろう!
「んにゃー(変えろ)!」
「ミーちゃんも賛成なの!ヤッター!!じゃあこれからミーちゃんって呼ぶね!」
「にゃー(イヤだー)!」
「嬉しそうだね!よかったー」
━━━━━数ヵ月後
この期間でわかったことがある。
それは,主人の名前が"茜"だということ,主人は会社というところで働いているということ,会社でいいようにやられていること……,他者と関わることが苦手なこと,茜はバカなこと,などを知ることができた
いつも会社から帰ってくると……倒れるのではと不安になる。それなのに私の前では,そんな様子を見せず,なにやら嬉しそうな顔をしている……なぜだ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
茜が帰ってこない……会社というところで何かあったのか?
1日,2日と帰ってこなかった………大丈夫なのか?もしかして,私のことを捨てたのか……
やっと……やっと……茜が帰って来た。なにやら頭に白い布のようなものを巻いている。何かあったようだ……
話の様子から察するに,働きすぎで倒れたらしい……無理のしすぎだ……そして,しばらく会社を休むということだ。
休むために茜の祖父母の家に行くことになった。私も行くらしい……茜の祖父母か……どのような者か気になるな!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
着いたようだ。ここはとても落ち着く場所だな……これならば茜もゆっくり休めるだろう!
茜の祖母,朱里の作るご飯は絶品だった!こんなにもうまいもの食べたのは,初めてだ。
そして,茜の祖父,海翔は,茜のことをすごく気に掛けているようだ。
二人とも茜のことをとても心配していた。この二人は信頼できる……茜のことを守ってくれるだろう。
茜が祖父と畑に行ったあと,一緒に倉庫に行った。何やら不思議な扉が奥のほうにおいてあった。不思議と惹かれるものがあった。この扉のことを知っているような気がした。知っているわけがないのにな………
ご飯を食べ終わったあとも,あの扉のことが忘れられない。茜も同じだったようだ…
茜とふたたび倉庫に向かうと,昼に見たときよりも惹かれるものがあった。そして,茜が扉を開け中に入ると言い出した。あ,茜が行くならついていくに決まっているだろう!
━━━━━茜は,私を助けてくれたのだ。どんなことがあろうとも絶対に守ってみせる!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どこか別なところに着いたようだ……もっと詳しく調べるためには……
「おろせ!」
まずは,茜の腕から降りなければ……そう思って,茜に声をかけると,どうやら言葉の意味が分かるようだ!
茜は,よく間違った意味で捉えるからありがたいな!
これからはこっちの世界でも行動するようだ。"茜は,私が守らなければ…"
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んでくださりありがとうございました!
ミーちゃん視点で書いて見ました。
いやー,ミーちゃんは健気ですねぇ!これからもミーちゃんの活躍を期待していてください!
次回は,本編に戻ります。
これからもよろしくお願いします_(._.)_
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は,気づいたらどこかの路地裏にいた。
なんでここにいるのかはわからない……おそらく捨てられたのだろう。
これから,どうすればいいのだろう?
この薄暗い路地裏で死ぬ運命なのか……
そんなのはイヤだ!なんとしてでも生きてやる!
━━━━━数日後
もう捨てられてから何日が経ったのだろう?もう時間感覚がない……もう限界だ……
「あれ?捨てネコ?すごくキレイ…だ,大丈夫!?すぐに病院につれてくから!」
な,なんだ……人間が何か言ってる……びょ,病院だと?なんだそれは……私をどこに連れていくつもりだ……逃げなければ…逃げなければいけないのに,も,もう意識が………
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「あ,気づいた!よかったー 先生,起きました」
ここはどこだ?私は,まだ生きているのか?助かったのか?
「もう大丈夫そうだね。あなたが引き取るの?」
「はい!」
「そっか。なら手続きをするからちょっと来てくれる」
「わかりました!」
あぁ,意識が途切れる前に私を連れていった人がいる。この人が助けてくれたのか?そして,なにやら私を引き取ると話していたが,なんなんだ?どうしてそこまでしてくれるのだ……
「手続き終わったよーあなたはこれから私と一緒に暮らそうね!」
「じゃあ,しっかり育ててね」
「はい!突然だったのにありがとうございました!」
こっちの人も私を助けてくれたのか?ならお礼を言うべきだな
「にゃー(ありがとう)」
「ん?お礼を言ってるのかな?元気になってよかったよ」
「ありがとうございました!」
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「ただいまー」
この人の家に着いたようだな……ここが私がこれから暮らす場所か……なんだか,散らかってるいるな……
「ちょっと待っててね……ごめんね。いつも一人だから少し散らかってるけど……ちゃんと片付けるから!」
あぁ……この人も一人なのか……
「あ,そうだ!あなたの名前を決めないと!うーん?何がいいかな?タマ?ありきたりだよなー」
なにやら名前をつけてくれるらしい……変なものでなければいいが……
「うーん?あ,"ミーちゃん"にしよう!どうかな?」
は?み,ミーちゃんだと!?なんだ!その名前は……そんなのイヤに決まっているだろう!
「んにゃー(変えろ)!」
「ミーちゃんも賛成なの!ヤッター!!じゃあこれからミーちゃんって呼ぶね!」
「にゃー(イヤだー)!」
「嬉しそうだね!よかったー」
━━━━━数ヵ月後
この期間でわかったことがある。
それは,主人の名前が"茜"だということ,主人は会社というところで働いているということ,会社でいいようにやられていること……,他者と関わることが苦手なこと,茜はバカなこと,などを知ることができた
いつも会社から帰ってくると……倒れるのではと不安になる。それなのに私の前では,そんな様子を見せず,なにやら嬉しそうな顔をしている……なぜだ?
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茜が帰ってこない……会社というところで何かあったのか?
1日,2日と帰ってこなかった………大丈夫なのか?もしかして,私のことを捨てたのか……
やっと……やっと……茜が帰って来た。なにやら頭に白い布のようなものを巻いている。何かあったようだ……
話の様子から察するに,働きすぎで倒れたらしい……無理のしすぎだ……そして,しばらく会社を休むということだ。
休むために茜の祖父母の家に行くことになった。私も行くらしい……茜の祖父母か……どのような者か気になるな!
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着いたようだ。ここはとても落ち着く場所だな……これならば茜もゆっくり休めるだろう!
茜の祖母,朱里の作るご飯は絶品だった!こんなにもうまいもの食べたのは,初めてだ。
そして,茜の祖父,海翔は,茜のことをすごく気に掛けているようだ。
二人とも茜のことをとても心配していた。この二人は信頼できる……茜のことを守ってくれるだろう。
茜が祖父と畑に行ったあと,一緒に倉庫に行った。何やら不思議な扉が奥のほうにおいてあった。不思議と惹かれるものがあった。この扉のことを知っているような気がした。知っているわけがないのにな………
ご飯を食べ終わったあとも,あの扉のことが忘れられない。茜も同じだったようだ…
茜とふたたび倉庫に向かうと,昼に見たときよりも惹かれるものがあった。そして,茜が扉を開け中に入ると言い出した。あ,茜が行くならついていくに決まっているだろう!
━━━━━茜は,私を助けてくれたのだ。どんなことがあろうとも絶対に守ってみせる!
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どこか別なところに着いたようだ……もっと詳しく調べるためには……
「おろせ!」
まずは,茜の腕から降りなければ……そう思って,茜に声をかけると,どうやら言葉の意味が分かるようだ!
茜は,よく間違った意味で捉えるからありがたいな!
これからはこっちの世界でも行動するようだ。"茜は,私が守らなければ…"
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読んでくださりありがとうございました!
ミーちゃん視点で書いて見ました。
いやー,ミーちゃんは健気ですねぇ!これからもミーちゃんの活躍を期待していてください!
次回は,本編に戻ります。
これからもよろしくお願いします_(._.)_
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