8 / 31
フューエル
1世界の名前
しおりを挟む
誤字・脱字などがありましたら教えて下さい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピカッ!
「ふわぁー,帰ってこれた?」
「そのようだな」
「え?ミーちゃんの言葉がわかるままだ………なんで?」
「んー?おそらく,違う世界に言ったことで何かしらの力が加わり,言葉がわかるようになったが,それは日本に戻っても変わらないということではないか?」
「うーん?」
「まぁ,私の言葉がわかるのなら意思疎通がしやすいからいいのではないか?」
「そうだね……」
「ん?どうした?」
「いや…時間がたってないような気がして……向こうにそれなりにいたからもう明け方かと思ってたんだけど,行ったときの時間帯とそこまで変わらない気がして……ねぇ…」
「っ!茜がしっかり考えているなんて………」
「ちょ,ちょっとーそれは失礼だよ!」
「それはそうと,本当だな……時間が止まっていたようだ………」
「無視しないでよー」
「あっちの世界と日本とでは,時間の流れが違うのか?」
━━━━━ミーちゃん……ひどくない…
「そういうことなのかな?」
「それはそうと,はやく家に戻らなくて大丈夫なのか?」
「あぁー!はやく戻らないと!!」
━━━━━ん?何か見えたような……
「あれ?扉にある文字が読める?ええっと,なになに……」
『この扉を見ることができる者、そなたは優れた力がある。何があっても自分の道を信じて突き進め。フューエルでの成功を願う。』
「??つまりは……」
「"自分の信じることを突き通せ"ということだろう」
「そっか……そういうことか……ところでフューエルって何?」
「それは私にもわからない……が,文章からしてあっちの世界のことだろう」
━━━━━ミーちゃん,私より頭いいね!?何か悔しい……
「ところで,文字が読めるようになったのってやっぱり,あっちの世界,フューエルに行ったからかな?」
「おそらくな……茜にしてはしっかり考えたな!」
「ミーちゃん……私だってやるときはやるよ!この文字って誰か書いたんだろうね?」
「それはさすがに私でもわからない……誰なんだろうな…」
「まぁ,いいや,眠いからはやく戻って寝よ!」
「そうだな……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふわぁー,おはよう……全然眠った気がしない……」
「おはよう,茜」
朱里「茜,ミーちゃん,おはよう」
海翔「おはよう,ゆっくり休めたかい」
「うん!」
━━━━━おじいちゃん,おばあちゃんに気づかれないようにしないと………
「「「「いただきます!」」」」
「ミーちゃん,おばあちゃんの料理おいしいね!」
「そうだな」
朱里「二人は,話しているようだね?」
海翔「ずっと一緒にいればなんとなくわかるのかの?」
「そ,そうだよ!なんとなくだけど分かるんだよ」
━━━━━あ,危な!そっか,おじいちゃんたちには,わからないのか……
「「「「ごちそうさまでした!」」」」
「今日もおいしかった~」
朱里「嬉しいよ」
「あ,私,今から倉庫行ってくるね!」
朱里・海翔「気を付けるんだよ」
「うん!いってきます!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「よし!いざ,フューエルへ!」
「さっさといくぞ……」
ピカッ
「お,着いた。こっちももう朝だね」
トントン
エリー「茜お姉ちゃん,朝だよ。ご飯できるって!」
「びっくりした!エリーちゃんか……」
━━━━━ご飯か………食べられるかなぁ?
「今,行くよ!」
ヘレン「おはよう,茜。よく眠れたかい?」
「あ,おはようございます。よ,よく眠れました」
━━━━━い,言えない……別のところで寝てたなんて……
ヘレン「それならよかった!ご飯ができるけど,どのくらい食べるんだい?」
「今日は,軽くでいいです…」
ヘレン「軽くでいいのかい?」
「は,はい。大丈夫です」
ヘレン「そうかい,ほら,ご飯ができたよ」
「いただきます!お,おいしい!」
━━━━━本日,二度目の朝ごはん!おばあちゃんの料理もおいしいけど,ヘレンさんの料理もおいしいや!
「ごちそうさまでした!とてもおいしかったです」
ヘレン「おいしいかったんならよかったよ!」
「私は,これからミーちゃんとギルドにいってきます」
ヘレン「気を付けるんだよ」
エリー「茜お姉ちゃん,いってらっしゃい!」
「いっています!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んでくださりありがとうございます("⌒∇⌒")
次回あたりで閑話をいれるかもしれません。いれなかったら,すみません(´Д`|||)
これからも頑張って書いていきます!
ぜひお気に入り登録してください!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピカッ!
「ふわぁー,帰ってこれた?」
「そのようだな」
「え?ミーちゃんの言葉がわかるままだ………なんで?」
「んー?おそらく,違う世界に言ったことで何かしらの力が加わり,言葉がわかるようになったが,それは日本に戻っても変わらないということではないか?」
「うーん?」
「まぁ,私の言葉がわかるのなら意思疎通がしやすいからいいのではないか?」
「そうだね……」
「ん?どうした?」
「いや…時間がたってないような気がして……向こうにそれなりにいたからもう明け方かと思ってたんだけど,行ったときの時間帯とそこまで変わらない気がして……ねぇ…」
「っ!茜がしっかり考えているなんて………」
「ちょ,ちょっとーそれは失礼だよ!」
「それはそうと,本当だな……時間が止まっていたようだ………」
「無視しないでよー」
「あっちの世界と日本とでは,時間の流れが違うのか?」
━━━━━ミーちゃん……ひどくない…
「そういうことなのかな?」
「それはそうと,はやく家に戻らなくて大丈夫なのか?」
「あぁー!はやく戻らないと!!」
━━━━━ん?何か見えたような……
「あれ?扉にある文字が読める?ええっと,なになに……」
『この扉を見ることができる者、そなたは優れた力がある。何があっても自分の道を信じて突き進め。フューエルでの成功を願う。』
「??つまりは……」
「"自分の信じることを突き通せ"ということだろう」
「そっか……そういうことか……ところでフューエルって何?」
「それは私にもわからない……が,文章からしてあっちの世界のことだろう」
━━━━━ミーちゃん,私より頭いいね!?何か悔しい……
「ところで,文字が読めるようになったのってやっぱり,あっちの世界,フューエルに行ったからかな?」
「おそらくな……茜にしてはしっかり考えたな!」
「ミーちゃん……私だってやるときはやるよ!この文字って誰か書いたんだろうね?」
「それはさすがに私でもわからない……誰なんだろうな…」
「まぁ,いいや,眠いからはやく戻って寝よ!」
「そうだな……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ふわぁー,おはよう……全然眠った気がしない……」
「おはよう,茜」
朱里「茜,ミーちゃん,おはよう」
海翔「おはよう,ゆっくり休めたかい」
「うん!」
━━━━━おじいちゃん,おばあちゃんに気づかれないようにしないと………
「「「「いただきます!」」」」
「ミーちゃん,おばあちゃんの料理おいしいね!」
「そうだな」
朱里「二人は,話しているようだね?」
海翔「ずっと一緒にいればなんとなくわかるのかの?」
「そ,そうだよ!なんとなくだけど分かるんだよ」
━━━━━あ,危な!そっか,おじいちゃんたちには,わからないのか……
「「「「ごちそうさまでした!」」」」
「今日もおいしかった~」
朱里「嬉しいよ」
「あ,私,今から倉庫行ってくるね!」
朱里・海翔「気を付けるんだよ」
「うん!いってきます!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「よし!いざ,フューエルへ!」
「さっさといくぞ……」
ピカッ
「お,着いた。こっちももう朝だね」
トントン
エリー「茜お姉ちゃん,朝だよ。ご飯できるって!」
「びっくりした!エリーちゃんか……」
━━━━━ご飯か………食べられるかなぁ?
「今,行くよ!」
ヘレン「おはよう,茜。よく眠れたかい?」
「あ,おはようございます。よ,よく眠れました」
━━━━━い,言えない……別のところで寝てたなんて……
ヘレン「それならよかった!ご飯ができるけど,どのくらい食べるんだい?」
「今日は,軽くでいいです…」
ヘレン「軽くでいいのかい?」
「は,はい。大丈夫です」
ヘレン「そうかい,ほら,ご飯ができたよ」
「いただきます!お,おいしい!」
━━━━━本日,二度目の朝ごはん!おばあちゃんの料理もおいしいけど,ヘレンさんの料理もおいしいや!
「ごちそうさまでした!とてもおいしかったです」
ヘレン「おいしいかったんならよかったよ!」
「私は,これからミーちゃんとギルドにいってきます」
ヘレン「気を付けるんだよ」
エリー「茜お姉ちゃん,いってらっしゃい!」
「いっています!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
読んでくださりありがとうございます("⌒∇⌒")
次回あたりで閑話をいれるかもしれません。いれなかったら,すみません(´Д`|||)
これからも頑張って書いていきます!
ぜひお気に入り登録してください!
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
何もできない王妃と言うのなら、出て行くことにします
天宮有
恋愛
国王ドスラは、王妃の私エルノアの魔法により国が守られていると信じていなかった。
側妃の発言を聞き「何もできない王妃」と言い出すようになり、私は城の人達から蔑まれてしまう。
それなら国から出て行くことにして――その後ドスラは、後悔するようになっていた。
聖なる歌姫は喉を潰され、人間をやめてしまいました。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「ロレーナに資格はない!」
「歌の下手なロレーナ!」
「怠け者ロレーナ!」
教会の定めた歌姫ロレーナは、王家の歌姫との勝負に負けてしまった。それもそのはず、聖なる歌姫の歌は精霊に捧げるもので、権力者を喜ばせるものではない。
わがまま姉のせいで8歳で大聖女になってしまいました
ぺきぺき
ファンタジー
ルロワ公爵家の三女として生まれたクリスローズは聖女の素質を持ち、6歳で教会で聖女の修行を始めた。幼いながらも修行に励み、周りに応援されながら頑張っていたある日突然、大聖女をしていた10歳上の姉が『妊娠したから大聖女をやめて結婚するわ』と宣言した。
大聖女資格があったのは、その時まだ8歳だったクリスローズだけで…。
ー---
全5章、最終話まで執筆済み。
第1章 6歳の聖女
第2章 8歳の大聖女
第3章 12歳の公爵令嬢
第4章 15歳の辺境聖女
第5章 17歳の愛し子
権力のあるわがまま女に振り回されながらも健気にがんばる女の子の話を書いた…はず。
おまけの後日談投稿します(6/26)。
番外編投稿します(12/30-1/1)。
作者の別作品『人たらしヒロインは無自覚で魔法学園を改革しています』の隣の国の昔のお話です。
あなた方はよく「平民のくせに」とおっしゃいますが…誰がいつ平民だと言ったのですか?
水姫
ファンタジー
頭の足りない王子とその婚約者はよく「これだから平民は…」「平民のくせに…」とおっしゃられるのですが…
私が平民だとどこで知ったのですか?
追放された聖女の悠々自適な側室ライフ
白雪の雫
ファンタジー
「聖女ともあろう者が、嫉妬に狂って我が愛しのジュリエッタを虐めるとは!貴様の所業は畜生以外の何者でもない!お前との婚約を破棄した上で国外追放とする!!」
平民でありながらゴーストやレイスだけではなくリッチを一瞬で倒したり、どんな重傷も完治してしまうマルガレーテは、幼い頃に両親と引き離され聖女として教会に引き取られていた。
そんな彼女の魔力に目を付けた女教皇と国王夫妻はマルガレーテを国に縛り付ける為、王太子であるレオナルドの婚約者に据えて、「お妃教育をこなせ」「愚民どもより我等の病を治療しろ」「瘴気を祓え」「不死王を倒せ」という風にマルガレーテをこき使っていた。
そんなある日、レオナルドは居並ぶ貴族達の前で公爵令嬢のジュリエッタ(バスト100cm以上の爆乳・KかLカップ)を妃に迎え、マルガレーテに国外追放という死刑に等しい宣言をしてしまう。
「王太子殿下の仰せに従います」
(やっと・・・アホ共から解放される。私がやっていた事が若作りのヒステリー婆・・・ではなく女教皇と何の力もない修道女共に出来る訳ないのにね~。まぁ、この国がどうなってしまっても私には関係ないからどうでもいいや)
表面は淑女の仮面を被ってレオナルドの宣言を受け入れたマルガレーテは、さっさと国を出て行く。
今までの鬱憤を晴らすかのように、着の身着のままの旅をしているマルガレーテは、故郷である幻惑の樹海へと戻っている途中で【宮女狩り】というものに遭遇してしまい、大国の後宮へと入れられてしまった。
マルガレーテが悠々自適な側室ライフを楽しんでいる頃
聖女がいなくなった王国と教会は滅亡への道を辿っていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる