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19(R18)
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部屋に入ると、水春は晶の額にキスをくれる。
「あ、シャワーでも浴びますか? ここ、シャワー室ありますよね」
「……そうだな」
シャワー室に入って服を脱ごうとしたら、水春に止められた。
「オレがやります」
そう言ってチュニックを脱がせてくる。丁寧に脱がせて、胸元がレースになっているキャミソールを見ると、水春はもしかして、と晶に聞いてきた。
「下着も女物ですか?」
「……悪いかよ」
「いえ……」
水春はパンツのボタンに手をかける。細身のパンツなのでもうバレていると思うけど、晶の下半身はもう窮屈になっていた。
水春は躊躇うことなく、ボタンとチャックを外した。
「……大丈夫か?」
「何がですか?」
「いや、こんなんで引かねぇか? お前、男は初めてだろ?」
心配していたことを口にすると、水春は微笑む。
「どうして引くんですか? オレ、ちゃんと晶さんの事、好きだって言いましたよね?」
「そうだけど……」
煮え切らない晶の態度に、水春は思うところがあったのか、一つ息を吐く。
「確かに男は初めてですけど、分かった上でやってますよ」
「でも……」
これで、途中でやっぱり冷めた、とか言われたら、晶はもう立ち直れない。
「……分かりました」
水春は晶のパンツを下着ごと下ろした。そして膝立ちになり、躊躇いもなく晶のそそり立つモノを口に含む。
「え、ちょ……っ!」
見た目と感触のあまりの衝撃に、思わず晶は腰を引いた。けれど、水春の腕に引き寄せられ逃げられなかった。そのまま水春の口で愛撫され、晶は身体をくの字に折る。
「うぁ……っ、み、はる……っ」
ゾクゾクと身体が震える。一気に身体が熱くなり、意識が霞んでいった。
「水春っ、離せ……っ」
このままではもうイってしまう。しかし、水春は止めなかった。晶のモノを吸いながら、リズムよく唇で擦られると、あっという間に視界が白くなった。
「あ……っ! んん……っ!」
晶は悲鳴のような声を上げて達してしまう。ビクビクと身体を震わせていると、水春はそれを咥えたまま、晶の精液を全て受け止めた。
「……」
晶は水春を見る。すると水春も晶を見ていた。その喉が動いたのを見て、マジか、と晶は驚く。
「……これで分かってもらえましたか?」
「……っ、だからって、飲まなくてもいいだろっ」
すぐに達してしまった事と、飲まれた恥ずかしさで叫ぶと、水春は「自分でも抵抗全く無くて、驚いてます」と真顔で言った。
「晶さんがしたいって言ったのに、いざという時に逃げるのは良くないですよ」
オレはもう止まれませんからね、と水春に言われ、晶は熱が引き始めていた顔がまた熱くなった。
「さぁ、シャワー浴びましょう」
水春はまた晶のパンツと下着と靴下を脱がすと、キャミソールも脱がし、ああ、と感嘆の声を漏らす。
「やっぱり、肌綺麗ですね……髪も解いて良いですか?」
「……好きにしろ」
晶はそう言うと、水春は晶の後ろに回り、髪を下ろす。この間もそうだったけど、髪を下ろすのが好きなのかな、と思う。
「この前も、器用に髪を下ろしてたな」
「そうですね……まとめた髪も好きですけど、下ろしてる方が好きみたいです」
後ろで衣擦れの音がする。水春が服を脱いでいるのかと思うと、また顔が熱くなった。
「行きましょう」
そっと背中を押され、晶はシャワー室に入った。
「あ、シャワーでも浴びますか? ここ、シャワー室ありますよね」
「……そうだな」
シャワー室に入って服を脱ごうとしたら、水春に止められた。
「オレがやります」
そう言ってチュニックを脱がせてくる。丁寧に脱がせて、胸元がレースになっているキャミソールを見ると、水春はもしかして、と晶に聞いてきた。
「下着も女物ですか?」
「……悪いかよ」
「いえ……」
水春はパンツのボタンに手をかける。細身のパンツなのでもうバレていると思うけど、晶の下半身はもう窮屈になっていた。
水春は躊躇うことなく、ボタンとチャックを外した。
「……大丈夫か?」
「何がですか?」
「いや、こんなんで引かねぇか? お前、男は初めてだろ?」
心配していたことを口にすると、水春は微笑む。
「どうして引くんですか? オレ、ちゃんと晶さんの事、好きだって言いましたよね?」
「そうだけど……」
煮え切らない晶の態度に、水春は思うところがあったのか、一つ息を吐く。
「確かに男は初めてですけど、分かった上でやってますよ」
「でも……」
これで、途中でやっぱり冷めた、とか言われたら、晶はもう立ち直れない。
「……分かりました」
水春は晶のパンツを下着ごと下ろした。そして膝立ちになり、躊躇いもなく晶のそそり立つモノを口に含む。
「え、ちょ……っ!」
見た目と感触のあまりの衝撃に、思わず晶は腰を引いた。けれど、水春の腕に引き寄せられ逃げられなかった。そのまま水春の口で愛撫され、晶は身体をくの字に折る。
「うぁ……っ、み、はる……っ」
ゾクゾクと身体が震える。一気に身体が熱くなり、意識が霞んでいった。
「水春っ、離せ……っ」
このままではもうイってしまう。しかし、水春は止めなかった。晶のモノを吸いながら、リズムよく唇で擦られると、あっという間に視界が白くなった。
「あ……っ! んん……っ!」
晶は悲鳴のような声を上げて達してしまう。ビクビクと身体を震わせていると、水春はそれを咥えたまま、晶の精液を全て受け止めた。
「……」
晶は水春を見る。すると水春も晶を見ていた。その喉が動いたのを見て、マジか、と晶は驚く。
「……これで分かってもらえましたか?」
「……っ、だからって、飲まなくてもいいだろっ」
すぐに達してしまった事と、飲まれた恥ずかしさで叫ぶと、水春は「自分でも抵抗全く無くて、驚いてます」と真顔で言った。
「晶さんがしたいって言ったのに、いざという時に逃げるのは良くないですよ」
オレはもう止まれませんからね、と水春に言われ、晶は熱が引き始めていた顔がまた熱くなった。
「さぁ、シャワー浴びましょう」
水春はまた晶のパンツと下着と靴下を脱がすと、キャミソールも脱がし、ああ、と感嘆の声を漏らす。
「やっぱり、肌綺麗ですね……髪も解いて良いですか?」
「……好きにしろ」
晶はそう言うと、水春は晶の後ろに回り、髪を下ろす。この間もそうだったけど、髪を下ろすのが好きなのかな、と思う。
「この前も、器用に髪を下ろしてたな」
「そうですね……まとめた髪も好きですけど、下ろしてる方が好きみたいです」
後ろで衣擦れの音がする。水春が服を脱いでいるのかと思うと、また顔が熱くなった。
「行きましょう」
そっと背中を押され、晶はシャワー室に入った。
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