44 / 44
それから……
あとがき
しおりを挟む
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
今回は私の趣味全開で書いた話でしたが、いかがでしたでしようか?
緋嶺たちが住んでいる所は、岐阜県のイメージでした。一つ民話を絡めた話でも入れようかと思ったけど、出す機会もなく……(笑)
「鬼が攻めなのは良く見るけど(私が無知なだけかもです)、受けなのは見た事ないなー」から始まったこのお話、最初は鬼受け物語と呼んでいた事は内緒です(笑)
そして内容が重たいので、名前はできる限り遊びました。鬼頭緋嶺→鬼(ちなみに緋嶺の誕生日は二月三日です笑)、天野鷹使→頭文字と語尾で天使、印旛セナ→いんば→いんま→淫魔、樹木索冥→麒麟なので故・某大女優さまから苗字を拝借。
天使の設定は過去作【贄の翼】と同じですが、あちらは天使と人間が代々近縁で血を受け継いでいったという話になります。
今回は生まれながらにして、望まれない運命の子……こういうの大好きなんですよ~(笑)
多分不憫好きの原点は「イグアナの娘」なのかなぁ?(年齢バレそう)
しっかし今回は本当に書けなくて苦しかったです。気分転換にエピローグと番外編を先に書いたら、あれだけ書けなかったのが書けるように……息抜きって大事。
ラストはほぼ最初から決まっていたのでアレですが、羅川真里茂さんの「ニューヨーク・ニューヨーク」みたいな感じにしたかったんですよ。
そして緋嶺が鈍くて無自覚なのも苦労しました(汗)鷹使が傷つけられたら我を忘れるくらいに好きなのに、全然気付いてない。だから鷹使がどんどん遠慮なくなっていったのですが(笑)
セナと索冥について。何かこの人たちも色々と不憫だなぁ、と。索冥気に入ってたのに殺す羽目になってしまって残念。
余談というか、気付いてくれた方がいたら嬉しいのですが、モノローグの緋月の台詞と、エピローグの緋嶺の台詞の「いい月だ」は敢えて重ねました。親子で同じ台詞で逝くという風にしてます。
近況。職場にはベトナム人の子がたくさんいるんですけど、彼らは仲が良くて……肩組んで一つのスマホを覗いていたりと、妄想捗るやーつーを日々見せてくれます(笑)職場の後輩と一緒にムフフしてるのはここだけの話。
では、この辺で。感想など頂けたら励みになります。また次作でお会いできたら光栄です。
2021.12.17
今回は私の趣味全開で書いた話でしたが、いかがでしたでしようか?
緋嶺たちが住んでいる所は、岐阜県のイメージでした。一つ民話を絡めた話でも入れようかと思ったけど、出す機会もなく……(笑)
「鬼が攻めなのは良く見るけど(私が無知なだけかもです)、受けなのは見た事ないなー」から始まったこのお話、最初は鬼受け物語と呼んでいた事は内緒です(笑)
そして内容が重たいので、名前はできる限り遊びました。鬼頭緋嶺→鬼(ちなみに緋嶺の誕生日は二月三日です笑)、天野鷹使→頭文字と語尾で天使、印旛セナ→いんば→いんま→淫魔、樹木索冥→麒麟なので故・某大女優さまから苗字を拝借。
天使の設定は過去作【贄の翼】と同じですが、あちらは天使と人間が代々近縁で血を受け継いでいったという話になります。
今回は生まれながらにして、望まれない運命の子……こういうの大好きなんですよ~(笑)
多分不憫好きの原点は「イグアナの娘」なのかなぁ?(年齢バレそう)
しっかし今回は本当に書けなくて苦しかったです。気分転換にエピローグと番外編を先に書いたら、あれだけ書けなかったのが書けるように……息抜きって大事。
ラストはほぼ最初から決まっていたのでアレですが、羅川真里茂さんの「ニューヨーク・ニューヨーク」みたいな感じにしたかったんですよ。
そして緋嶺が鈍くて無自覚なのも苦労しました(汗)鷹使が傷つけられたら我を忘れるくらいに好きなのに、全然気付いてない。だから鷹使がどんどん遠慮なくなっていったのですが(笑)
セナと索冥について。何かこの人たちも色々と不憫だなぁ、と。索冥気に入ってたのに殺す羽目になってしまって残念。
余談というか、気付いてくれた方がいたら嬉しいのですが、モノローグの緋月の台詞と、エピローグの緋嶺の台詞の「いい月だ」は敢えて重ねました。親子で同じ台詞で逝くという風にしてます。
近況。職場にはベトナム人の子がたくさんいるんですけど、彼らは仲が良くて……肩組んで一つのスマホを覗いていたりと、妄想捗るやーつーを日々見せてくれます(笑)職場の後輩と一緒にムフフしてるのはここだけの話。
では、この辺で。感想など頂けたら励みになります。また次作でお会いできたら光栄です。
2021.12.17
0
お気に入りに追加
51
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(26件)
あなたにおすすめの小説
月と太陽
Guidepost
BL
その日、俺たちは一線を越えた――
『黒江 那月』と『秋尾 日陽』は中学時代からの友人関係で、恋人同士でも何でもない。
それはほんの好奇心からの出来事だった。
だがその後は互いに、一切そのことに触れない。
まるでなかったことに――それが暗黙のルールのような。

[完結]堕とされた亡国の皇子は剣を抱く
小葉石
BL
今は亡きガザインバーグの名を継ぐ最後の亡国の皇子スロウルは実の父に幼き頃より冷遇されて育つ。
10歳を過ぎた辺りからは荒くれた男達が集まる討伐部隊に強引に入れられてしまう。
妖精姫との名高い母親の美貌を受け継ぎ、幼い頃は美少女と言われても遜色ないスロウルに容赦ない手が伸びて行く…
アクサードと出会い、思いが通じるまでを書いていきます。
※亡国の皇子は華と剣を愛でる、
のサイドストーリーになりますが、この話だけでも楽しめるようにしますので良かったらお読みください。
際どいシーンは*をつけてます。

十七歳の心模様
須藤慎弥
BL
好きだからこそ、恋人の邪魔はしたくない…
ほんわか読者モデル×影の薄い平凡くん
柊一とは不釣り合いだと自覚しながらも、
葵は初めての恋に溺れていた。
付き合って一年が経ったある日、柊一が告白されている現場を目撃してしまう。
告白を断られてしまった女の子は泣き崩れ、
その瞬間…葵の胸に卑屈な思いが広がった。
※fujossy様にて行われた「梅雨のBLコンテスト」出品作です。
消えない思い
樹木緑
BL
オメガバース:僕には忘れられない夏がある。彼が好きだった。ただ、ただ、彼が好きだった。
高校3年生 矢野浩二 α
高校3年生 佐々木裕也 α
高校1年生 赤城要 Ω
赤城要は運命の番である両親に憧れ、両親が出会った高校に入学します。
自分も両親の様に運命の番が欲しいと思っています。
そして高校の入学式で出会った矢野浩二に、淡い感情を抱き始めるようになります。
でもあるきっかけを基に、佐々木裕也と出会います。
彼こそが要の探し続けた運命の番だったのです。
そして3人の運命が絡み合って、それぞれが、それぞれの選択をしていくと言うお話です。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

僕のために、忘れていて
ことわ子
BL
男子高校生のリュージは事故に遭い、最近の記憶を無くしてしまった。しかし、無くしたのは最近の記憶で家族や友人のことは覚えており、別段困ることは無いと思っていた。ある一点、全く記憶にない人物、黒咲アキが自分の恋人だと訪ねてくるまでは────

【完結】I adore you
ひつじのめい
BL
幼馴染みの蒼はルックスはモテる要素しかないのに、性格まで良くて羨ましく思いながらも夏樹は蒼の事を1番の友達だと思っていた。
そんな時、夏樹に彼女が出来た事が引き金となり2人の関係に変化が訪れる。
※小説家になろうさんでも公開しているものを修正しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
現在15話です(๑'ڡ'๑)୨♡美味しい……色んな意味で美味しい設定盛りだくさんじゃないですか!!
現代ファンタジー×BL。人間じゃないからこその、特殊でえっちな能力( )……最高ですなԅ(//́Д/̀/ԅ)ハァハァ♡
護る護られるの関係性もめちゃ萌えポイントだし、大切な人の遺言だから、っていうのがまた切なくて良いな……。
緋嶺君の方はもう結構惹かれてきているだけに、この……!
「家族になって」はもう完全にプロポーズだと思いますよ!?
夜薙、元々ホラーやミステリーが好きな人間なので、猟奇殺人とか血腥い事件、めちゃくちゃワクワクします←
ラストまで見届けたいので、また来ますね(。•̀ᴗ-)و ̑̑✧
夜薙さん、ありがとうございます!
(´∀`*)ウフフ、私の趣味を思い切り詰め込んだ話ですので、そう言って頂けてすごく嬉しいぃぃぃぃぃぃぃ!
そして緋嶺の「家族になって」はおっしゃる通り、プロポーズです( *´艸`)
なんと、元々ミステリーやホラーがお好きなんですね(ˊᗜˋ)
そんな夜薙さんに、良かったと言われる作品だと……いいな_:(´ω`」 ∠):_ ...(笑)
改めて、ありがとうございました(*´︶`*)ノ
蓮恭さん、いつもありがとうございます!
あわわ、そうやって言って頂けて嬉しいです(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
ラスト、私も泣きながら書いてました(笑)
あるフォロワーさんが、「死がふたりを分つまで、共にあらんことを」と仰っていて、ピッタリな言葉だな、と思うと同時に、二人が穏やかに過ごせた様子が書けて良かったなと⸜(*´꒳`*)⸝
そしてまだちょっとこの世界を引きずってます(笑)豆腐メンタルあやめです(^_^;)
あのラストがお好きなら、あとがきに書いた「ニューヨーク・ニューヨーク」はホントオススメですよ!(BL漫画です)
改めて、ありがとうございました!
ピロシキさん、いつもありがとうございます!
ええもう、ピッタリな言葉だな、と思いました。緋嶺が最期に穏やかでいられたのは、他でもない鷹使のお陰ですから(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)
しんどくても書ききった私偉い!(笑)
また、二人が穏やかでいられた時間の一部分を、昨日閃いちゃったので、そのうち書きたいと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!m(_ _)m