41 / 46
41 もっと愛したい ★
しおりを挟む
「あぁ……っ」
祐輔は背中を反らした。目を閉じると、下半身の刺激がジワジワと、身体の熱を上げていくのを感じる。
蓮香は祐輔の後ろに指を挿れ、少し馴染ませたあと、祐輔の股の間に潜り込み、舌で祐輔の怒張を撫で始めた。
自分で動いてください、と言われ、腰を動かすものの、それに合わせて中の指を動かされ、祐輔は悶える。腰の動きが止まると彼も指を止めるので、悶えながら腰を動かすという、焦れったいものになってしまった。
蓮香は祐輔の先端に吸い付き、鈴口やカリを舌でつついたり、撫でたりしている。気持ちいいけれど、蓮香の口に自分が挿れているという事実に羞恥心が勝り、やはり大胆に動けない。
「うわすっごい……ガマン汁だらだらですよ」
蓮香がジュルジュルと吸っているのはそれなのか、と思うとまた腰が震える。
「お前、よく抵抗なく……っあ! ああ、やめろっ!」
「抵抗なくできるなって? 祐輔さんが俺にしてくれたように、俺も祐輔さんの全部を愛したいんです」
抵抗なんてありません、と彼はグチュグチュと後ろの指を動かした。途端に祐輔の内腿に力が入り、覚えがある感覚に止めろと声を上げる。
「イクッ、出るからっ! ……離せ! ──あぁっ!」
ドクン、と祐輔の先端から精が放たれた。蓮香の口に出してしまったという羞恥心と、前と後ろを同時に弄られたことで深い快楽に堕ち、祐輔の中でいつかと同じように、何かが外れる音がする。
「んん……やっぱAVで言ってるほど美味しくはないですね……」
蓮香が股の間から出てきた。祐輔はベッドに横になると、戻ってきた視界に蓮香のピンと勃った蓮香があり、今すぐそれを挿れて欲しいと起き上がる。
多分今、自分の目は据わっているだろう。もうそれしか目に入らず、近付いた蓮香を押し倒し、軽く戸惑う彼の雄を支え、自ら後ろへズブズブと埋めていく。
「祐輔さん? ……あは、かわいいの……」
下でクックッと笑う蓮香の腹筋に手を置き、祐輔は動き出した。途端にゾクゾクが背中を這い上がって、そのまま呆気なく絶頂してしまう。
「っあ! ああっ! はぁ……っ、貴徳っ、気持ちいいっ」
身体が動かせるようになったらすぐさま動く。気持ちいい、腰止まんない、と祐輔は蓮香の上で見悶える。頭も身体も熱くてふわふわと溶け、ただ快感を求めて動いた。
「ふふ、祐輔さん……気持ちよさそ……」
嬉しそうな声が下からする。見ると蓮香が祐輔の腰を支えて笑っていた。けれど彼も昂っていると分かるのは、祐輔の中に入った肉棒が硬さを増しているのと、彼の肌がしっとり汗ばんでいるからだ。
「エロいこと、好きですもんね? 射精するだけじゃ、満足出来ないから乳首弄ってたんですもんね?」
蓮香の言葉が刺さる。祐輔はゾクゾクと這い上がる何かに耐え、イクのを堪える。
やめてくれ、自分の性癖を言葉に出して言わないでくれ、と止まらず、無心で動き続ける。すでに開いた口が塞がらず、絶えず声が漏れてしまっているけれど、快楽しか求めていない祐輔にはどうでもいいことだ。
「ほら、大好きな乳首、弄らなくていいんですか?」
そう言われ、祐輔は素直に自分の胸の突起を摘んだ。自分が感じるように触ると、途端に後ろがギュッと締まり、腰から頭にかけて強い電流が走ったかのように硬直する。
「んんんんーっ!」
膝がガクガク震え、視界も思考も真っ白になった。
「おっと」
どうやら倒れそうになったのを、蓮香が支えてくれたらしい。男のがっしりした手なのに、それが妙に安心して、それからなぜか興奮した。
その手でもっと俺を狂わせてくれ。そう思ってその手を両手で握り、自分の口へ持っていく。もっと、その身体全部で俺を犯して、と節くれだった指を咥えた。
「はは……エロいなぁ……」
祐輔は蓮香の指に舌を絡ませ、吸い付く。口内を撫でる指も、一定のリズムを刻んで穿たれている後ろも、何もかも気持ちよくて、祐輔は声を上げた。
「あ、あ、あっ! い、いく……イク……ッ!」
ググッと背中を反らすと、また脳天を快感が突き抜ける。ブルブルと身体を震わせ弛緩したあとは、もう起き上がる力が入らなかった。
それでも、もっと蓮香が欲しいと、彼の唇に吸い付けば、彼は望み通り動いてくれる。突かれる度に声を上げ、気持ちよすぎて胸がいっぱいになったら、なぜか涙が込み上げてきた。
感じ過ぎて泣くなんて、考えもしなかった。
ただ、蓮香と繋がって、同じように高まっているのが嬉しくて、ずっとこのままでいたい、なんて思う。
「祐輔さん……俺そろそろイキそうなんですけど、いい?」
「あっ、いやっ、……もっと! もっとしてくれ!」
そう言って、蓮香の頭にしがみついた。蓮香は堪らずといった感じで呻き、祐輔の尻の肉を強く握る。祐輔はそのままの体勢で動き、パンパンと音がするほど打ち付けた。
「ちょ、待っ……祐輔さんっ、うぁ……っ、く……!」
蓮香が歯を食いしばっている。その表情にこれ以上ないほどの男臭さを感じ、祐輔はその唇に噛み付いた。ビクン、と身体を震わせた蓮香は、祐輔の中に熱を放つ。
「あ……っ、く……っそ……!」
祐輔のリードでイカされたのが悔しかったのだろう、顔を顰めながら達する彼の顔は悔しそうで、祐輔はフラフラになりながらも笑った。
「っはぁ、祐輔さん……すご……」
はあはあと乱れた息の中で、二人はどちらともなくキスをした。舌を絡め、お互いの身体を撫で合い、再び二人の熱は上がっていく。
「貴徳……引いてないか?」
「引く? まさか。かわいくてまたすぐ出ちゃいそうですよ」
そんな言葉を交わしながら、祐輔はまた快楽の沼に落ちていった。
乳首でイクどころか、後ろに突っ込まれてイケる性癖だけど、蓮香はそれがかわいいと言ってくれる。それが嬉しくて、……泣きそうなほど嬉しくて、蓮香が男だという事実も、どうでもいいと思う。
ただただ目の前の男が愛しくて、そしてそれ以上に愛したくて。そしてそれが嬉しい、気持ちいいと感じるのだ。
「祐輔さん……好きです」
何度も繋がって、さすがに意識が勝手に落ちそうになった頃、蓮香のそんな声が聞こえて祐輔は、笑った。
祐輔は背中を反らした。目を閉じると、下半身の刺激がジワジワと、身体の熱を上げていくのを感じる。
蓮香は祐輔の後ろに指を挿れ、少し馴染ませたあと、祐輔の股の間に潜り込み、舌で祐輔の怒張を撫で始めた。
自分で動いてください、と言われ、腰を動かすものの、それに合わせて中の指を動かされ、祐輔は悶える。腰の動きが止まると彼も指を止めるので、悶えながら腰を動かすという、焦れったいものになってしまった。
蓮香は祐輔の先端に吸い付き、鈴口やカリを舌でつついたり、撫でたりしている。気持ちいいけれど、蓮香の口に自分が挿れているという事実に羞恥心が勝り、やはり大胆に動けない。
「うわすっごい……ガマン汁だらだらですよ」
蓮香がジュルジュルと吸っているのはそれなのか、と思うとまた腰が震える。
「お前、よく抵抗なく……っあ! ああ、やめろっ!」
「抵抗なくできるなって? 祐輔さんが俺にしてくれたように、俺も祐輔さんの全部を愛したいんです」
抵抗なんてありません、と彼はグチュグチュと後ろの指を動かした。途端に祐輔の内腿に力が入り、覚えがある感覚に止めろと声を上げる。
「イクッ、出るからっ! ……離せ! ──あぁっ!」
ドクン、と祐輔の先端から精が放たれた。蓮香の口に出してしまったという羞恥心と、前と後ろを同時に弄られたことで深い快楽に堕ち、祐輔の中でいつかと同じように、何かが外れる音がする。
「んん……やっぱAVで言ってるほど美味しくはないですね……」
蓮香が股の間から出てきた。祐輔はベッドに横になると、戻ってきた視界に蓮香のピンと勃った蓮香があり、今すぐそれを挿れて欲しいと起き上がる。
多分今、自分の目は据わっているだろう。もうそれしか目に入らず、近付いた蓮香を押し倒し、軽く戸惑う彼の雄を支え、自ら後ろへズブズブと埋めていく。
「祐輔さん? ……あは、かわいいの……」
下でクックッと笑う蓮香の腹筋に手を置き、祐輔は動き出した。途端にゾクゾクが背中を這い上がって、そのまま呆気なく絶頂してしまう。
「っあ! ああっ! はぁ……っ、貴徳っ、気持ちいいっ」
身体が動かせるようになったらすぐさま動く。気持ちいい、腰止まんない、と祐輔は蓮香の上で見悶える。頭も身体も熱くてふわふわと溶け、ただ快感を求めて動いた。
「ふふ、祐輔さん……気持ちよさそ……」
嬉しそうな声が下からする。見ると蓮香が祐輔の腰を支えて笑っていた。けれど彼も昂っていると分かるのは、祐輔の中に入った肉棒が硬さを増しているのと、彼の肌がしっとり汗ばんでいるからだ。
「エロいこと、好きですもんね? 射精するだけじゃ、満足出来ないから乳首弄ってたんですもんね?」
蓮香の言葉が刺さる。祐輔はゾクゾクと這い上がる何かに耐え、イクのを堪える。
やめてくれ、自分の性癖を言葉に出して言わないでくれ、と止まらず、無心で動き続ける。すでに開いた口が塞がらず、絶えず声が漏れてしまっているけれど、快楽しか求めていない祐輔にはどうでもいいことだ。
「ほら、大好きな乳首、弄らなくていいんですか?」
そう言われ、祐輔は素直に自分の胸の突起を摘んだ。自分が感じるように触ると、途端に後ろがギュッと締まり、腰から頭にかけて強い電流が走ったかのように硬直する。
「んんんんーっ!」
膝がガクガク震え、視界も思考も真っ白になった。
「おっと」
どうやら倒れそうになったのを、蓮香が支えてくれたらしい。男のがっしりした手なのに、それが妙に安心して、それからなぜか興奮した。
その手でもっと俺を狂わせてくれ。そう思ってその手を両手で握り、自分の口へ持っていく。もっと、その身体全部で俺を犯して、と節くれだった指を咥えた。
「はは……エロいなぁ……」
祐輔は蓮香の指に舌を絡ませ、吸い付く。口内を撫でる指も、一定のリズムを刻んで穿たれている後ろも、何もかも気持ちよくて、祐輔は声を上げた。
「あ、あ、あっ! い、いく……イク……ッ!」
ググッと背中を反らすと、また脳天を快感が突き抜ける。ブルブルと身体を震わせ弛緩したあとは、もう起き上がる力が入らなかった。
それでも、もっと蓮香が欲しいと、彼の唇に吸い付けば、彼は望み通り動いてくれる。突かれる度に声を上げ、気持ちよすぎて胸がいっぱいになったら、なぜか涙が込み上げてきた。
感じ過ぎて泣くなんて、考えもしなかった。
ただ、蓮香と繋がって、同じように高まっているのが嬉しくて、ずっとこのままでいたい、なんて思う。
「祐輔さん……俺そろそろイキそうなんですけど、いい?」
「あっ、いやっ、……もっと! もっとしてくれ!」
そう言って、蓮香の頭にしがみついた。蓮香は堪らずといった感じで呻き、祐輔の尻の肉を強く握る。祐輔はそのままの体勢で動き、パンパンと音がするほど打ち付けた。
「ちょ、待っ……祐輔さんっ、うぁ……っ、く……!」
蓮香が歯を食いしばっている。その表情にこれ以上ないほどの男臭さを感じ、祐輔はその唇に噛み付いた。ビクン、と身体を震わせた蓮香は、祐輔の中に熱を放つ。
「あ……っ、く……っそ……!」
祐輔のリードでイカされたのが悔しかったのだろう、顔を顰めながら達する彼の顔は悔しそうで、祐輔はフラフラになりながらも笑った。
「っはぁ、祐輔さん……すご……」
はあはあと乱れた息の中で、二人はどちらともなくキスをした。舌を絡め、お互いの身体を撫で合い、再び二人の熱は上がっていく。
「貴徳……引いてないか?」
「引く? まさか。かわいくてまたすぐ出ちゃいそうですよ」
そんな言葉を交わしながら、祐輔はまた快楽の沼に落ちていった。
乳首でイクどころか、後ろに突っ込まれてイケる性癖だけど、蓮香はそれがかわいいと言ってくれる。それが嬉しくて、……泣きそうなほど嬉しくて、蓮香が男だという事実も、どうでもいいと思う。
ただただ目の前の男が愛しくて、そしてそれ以上に愛したくて。そしてそれが嬉しい、気持ちいいと感じるのだ。
「祐輔さん……好きです」
何度も繋がって、さすがに意識が勝手に落ちそうになった頃、蓮香のそんな声が聞こえて祐輔は、笑った。
20
お気に入りに追加
78
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる