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またナンパされて落ちそうになってたら怒られました
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「あ、クロくんだ。昨日ぶり~」
「ああ、昨日ぶり」
「メルちゃんとエルちゃんも、昨日ぶり~」
「ん、ぶり」
「んぇ? ぶ、ぶり」
民兵窓口のカウンターに突っ伏したまま、ひらひらと手をふるクロエ。態度わるい。
いまは、クロエとコレットちゃんだけか。
んん? なんかコレットちゃんの殺気が弱いぞ。少し許されたかな。
「んん~? 赤ちゃん? 揺り籠出たんだねぃ」
エルダが抱いた赤ん坊に気づいて、クロエが身体を起こす。
ほっぺに服の跡ついてるぞ。
「メルちゃん、エルちゃん、だいじょぶだった?」
「大丈夫。わたし達は何もしてない」
「副長さんが瞬殺したかんなぁ」
「あ、そっかあ、ロッテちゃんいたんだねぃ」
「ロッテちゃん!?」
可愛いな、その呼び方! リーゼじゃなくてロッテちゃんにすればよかった!
「そ~。ロッテちゃん。呼ぶと殴りかかってくるよ」
「嫌がられてんじゃねえか!」
「そうやって怒るとこが可愛いんだよぉ」
それ、可愛いのか? デレてるとこは可愛かったけど。
「まあいいや。この子なんだけど、ここで預けられるか?」
「うん、預かるよぅ。けど、門で預かってくれなかった?」
「ああ、今日は揺り籠が多いらしくて、西門はキャパ越えたらしい」
「わぁお、珍しい」
そう、珍しいことなんだよな。やっぱ俺が関係してんのかな。
「んん~? くろくんどしたぁ?」
「ああ、いや……」
う~ん、俺ってそんな顔にでやすいのかね
「ボクでよかったら相談のるよ? 今日の夜とかどうかなぁ?」
クロエが俺の手を取って、そのしなやかな指を絡めてくる。
突然のことに顔を見ると、潤んだ瞳でにこりと笑うクロエ。
おおお、ガチのナンパか、これ。
「なぁ」
うああっ、びっくりした!
「赤ちゃん引き取ってもらえっかな。そろそろ、あたしも肩とか痛えんだけど」
「あと、くろーさんは今夜は無理。別の日にして」
「うえぇ、厳しいなぁ」
クロエが残念そうに、するりと手を離す。けっこうドキドキした。
「仕方ないなぁ。じゃあ、ベッド出すからまっててねぃ」
そう言ってコレットちゃんに声をかけて、2人で奥の扉へと入っていく。
それでも俺から視線を外そうとしないコレットちゃんってすごいな。いつの間にか殺気に満ちてるし。
来たときに殺気が弱い気がしたのはなんだったんだろう。
「くろーさん。ちょろすぎ」
「あたしも、ありゃねえと思うぞ」
「ええー」
仕方ないだろ、あんなことされたら勃起するし。
「お前ら、クロエのこと嫌い?」
「嫌いではないけど警戒してる」
「身体めあてだもんなぁ、あれ」
んんん。性には奔放なのに、それはだめなの?
「それだったら、俺も身体目当てだったぞ」
俺に犯されたの忘れたのかお前ら。
「くろーさんはいいの」
「くろー。自分から寄ってくしかねえのと、相手から寄ってくんのじゃ全然ちがうんだよ」
そういうもんか? よくわからん。俺からすると逆ナンされたやったーってだけだからな。
「ああ、昨日ぶり」
「メルちゃんとエルちゃんも、昨日ぶり~」
「ん、ぶり」
「んぇ? ぶ、ぶり」
民兵窓口のカウンターに突っ伏したまま、ひらひらと手をふるクロエ。態度わるい。
いまは、クロエとコレットちゃんだけか。
んん? なんかコレットちゃんの殺気が弱いぞ。少し許されたかな。
「んん~? 赤ちゃん? 揺り籠出たんだねぃ」
エルダが抱いた赤ん坊に気づいて、クロエが身体を起こす。
ほっぺに服の跡ついてるぞ。
「メルちゃん、エルちゃん、だいじょぶだった?」
「大丈夫。わたし達は何もしてない」
「副長さんが瞬殺したかんなぁ」
「あ、そっかあ、ロッテちゃんいたんだねぃ」
「ロッテちゃん!?」
可愛いな、その呼び方! リーゼじゃなくてロッテちゃんにすればよかった!
「そ~。ロッテちゃん。呼ぶと殴りかかってくるよ」
「嫌がられてんじゃねえか!」
「そうやって怒るとこが可愛いんだよぉ」
それ、可愛いのか? デレてるとこは可愛かったけど。
「まあいいや。この子なんだけど、ここで預けられるか?」
「うん、預かるよぅ。けど、門で預かってくれなかった?」
「ああ、今日は揺り籠が多いらしくて、西門はキャパ越えたらしい」
「わぁお、珍しい」
そう、珍しいことなんだよな。やっぱ俺が関係してんのかな。
「んん~? くろくんどしたぁ?」
「ああ、いや……」
う~ん、俺ってそんな顔にでやすいのかね
「ボクでよかったら相談のるよ? 今日の夜とかどうかなぁ?」
クロエが俺の手を取って、そのしなやかな指を絡めてくる。
突然のことに顔を見ると、潤んだ瞳でにこりと笑うクロエ。
おおお、ガチのナンパか、これ。
「なぁ」
うああっ、びっくりした!
「赤ちゃん引き取ってもらえっかな。そろそろ、あたしも肩とか痛えんだけど」
「あと、くろーさんは今夜は無理。別の日にして」
「うえぇ、厳しいなぁ」
クロエが残念そうに、するりと手を離す。けっこうドキドキした。
「仕方ないなぁ。じゃあ、ベッド出すからまっててねぃ」
そう言ってコレットちゃんに声をかけて、2人で奥の扉へと入っていく。
それでも俺から視線を外そうとしないコレットちゃんってすごいな。いつの間にか殺気に満ちてるし。
来たときに殺気が弱い気がしたのはなんだったんだろう。
「くろーさん。ちょろすぎ」
「あたしも、ありゃねえと思うぞ」
「ええー」
仕方ないだろ、あんなことされたら勃起するし。
「お前ら、クロエのこと嫌い?」
「嫌いではないけど警戒してる」
「身体めあてだもんなぁ、あれ」
んんん。性には奔放なのに、それはだめなの?
「それだったら、俺も身体目当てだったぞ」
俺に犯されたの忘れたのかお前ら。
「くろーさんはいいの」
「くろー。自分から寄ってくしかねえのと、相手から寄ってくんのじゃ全然ちがうんだよ」
そういうもんか? よくわからん。俺からすると逆ナンされたやったーってだけだからな。
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