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織機機械がないと服ってクソ高いみたいです
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【前話を誤って最新話で上書きしてしまった書き直しています。たぶん流れは変わってない、と、おもいます……】
「まぁ、それはそれだ。なんだかんだで、お前ら2人の都合を一番優先してるんだから我慢しとけ」
「ん、わかった。くろーさん、好き」
「あっ、あっ、あたしも!」
なんのアピールなんだよ、それ。嬉しいけどさ。
「ああ、それとだな、これから当分、朝ににリサのとこに通うことになった。まぁ、例の魔力の件だな」
「原因はわかった?」
「予測だけどな。俺の身体が、この世界に馴染むために魔力を大量に吸収しようとしてるんじゃないかって話だ」
「よかった。安心した」
「ああ、心配かけたなメル」
よしよし、頭を撫でてやろう。気持ちよさそうにするなぁ、こいつ。
「話しとかないといけないのは、そのくらいだな。そっちはなんかあるか?」
「とくにねぇなぁ。シンシアが思ったより、くろーに入れ込んでたのが判ったくらいだな」
そうだったのか。そりゃ嬉しいけどなんでだろう。あ、シンシアさん俯いてる。恥ずかしいのかな。
「こういうわけだから、手を出す相手には注意してね。くろーさん」
「ああ、よくわかった。それで、今日はどうする?」
「一応、ギルドに行きたい。いい仕事があれば受ける」
「わかった。シンシアさんは?」
「私は仕事がありますから。お帰りをお待ちしています」
そうかぁ。シンシアさんは一緒にこれないもんな。仕方ないけど。
「エルダも、それでいいのか?」
「ああ。だりぃけどな。仕方ねえよ」
ほんとな。でも金を稼がないといけないしな。
「すみません、ひとつよろしいでしょうか」
「ん?」
どうしたの? シンシアさん。
「クロウ様の服ですが、少し目立ちますので、早めに別のものを用意したほうがよろしいかと」
「あ~」
そうだった、それがあったか。
「ちなみに、服ってどのくらいする?」
「クロウ様だと古着は合うものがないと思います。新しく仕立てるのなら、金貨1枚、先のことも考えれば2枚ほどはかかると思います」
「たかっ! 服ってそんなにするの!?」
まだ貨幣価値がよくわかんないけど、たぶん20万とか30万だよね、それ。
「そりゃそうだろ。糸を1本つくんのが、どんだけ大変だと思ってんだよ」
なんかお前に諭されるとイラっとするな。
「エルダ、お前、次は失神するまで犯すからな」
「なんでだよ!?」
優しくしてもらえると思うなよ?
「でも、たしかに必要。くろーさんには武器も持ってほしいし、軍馬のお金は準備で消えると思った方がいい」
そうかぁ。その金、けっこう当てにしてたんだが……。
「まぁ、わかった。とりあえず、そういうのも考えながらギルドに行ってみるか」
「まぁ、それはそれだ。なんだかんだで、お前ら2人の都合を一番優先してるんだから我慢しとけ」
「ん、わかった。くろーさん、好き」
「あっ、あっ、あたしも!」
なんのアピールなんだよ、それ。嬉しいけどさ。
「ああ、それとだな、これから当分、朝ににリサのとこに通うことになった。まぁ、例の魔力の件だな」
「原因はわかった?」
「予測だけどな。俺の身体が、この世界に馴染むために魔力を大量に吸収しようとしてるんじゃないかって話だ」
「よかった。安心した」
「ああ、心配かけたなメル」
よしよし、頭を撫でてやろう。気持ちよさそうにするなぁ、こいつ。
「話しとかないといけないのは、そのくらいだな。そっちはなんかあるか?」
「とくにねぇなぁ。シンシアが思ったより、くろーに入れ込んでたのが判ったくらいだな」
そうだったのか。そりゃ嬉しいけどなんでだろう。あ、シンシアさん俯いてる。恥ずかしいのかな。
「こういうわけだから、手を出す相手には注意してね。くろーさん」
「ああ、よくわかった。それで、今日はどうする?」
「一応、ギルドに行きたい。いい仕事があれば受ける」
「わかった。シンシアさんは?」
「私は仕事がありますから。お帰りをお待ちしています」
そうかぁ。シンシアさんは一緒にこれないもんな。仕方ないけど。
「エルダも、それでいいのか?」
「ああ。だりぃけどな。仕方ねえよ」
ほんとな。でも金を稼がないといけないしな。
「すみません、ひとつよろしいでしょうか」
「ん?」
どうしたの? シンシアさん。
「クロウ様の服ですが、少し目立ちますので、早めに別のものを用意したほうがよろしいかと」
「あ~」
そうだった、それがあったか。
「ちなみに、服ってどのくらいする?」
「クロウ様だと古着は合うものがないと思います。新しく仕立てるのなら、金貨1枚、先のことも考えれば2枚ほどはかかると思います」
「たかっ! 服ってそんなにするの!?」
まだ貨幣価値がよくわかんないけど、たぶん20万とか30万だよね、それ。
「そりゃそうだろ。糸を1本つくんのが、どんだけ大変だと思ってんだよ」
なんかお前に諭されるとイラっとするな。
「エルダ、お前、次は失神するまで犯すからな」
「なんでだよ!?」
優しくしてもらえると思うなよ?
「でも、たしかに必要。くろーさんには武器も持ってほしいし、軍馬のお金は準備で消えると思った方がいい」
そうかぁ。その金、けっこう当てにしてたんだが……。
「まぁ、わかった。とりあえず、そういうのも考えながらギルドに行ってみるか」
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