【R18】抑圧された真面目男が異世界でハメを外してハメまくる話

黒丸

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ワセリンは間違った使い方しか知りません

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別に責める訳でもないけど少し気になった。
実際、触るのも躊躇うくらい腫れてたし、リサ自身ももっとしたそうだったから使ってもよかったと思うんだけど。
「それは、その…」
なんかもじもじしだした。
「もし処女膜が元に戻ってしまったら嫌でしたし、痛みを感じるたびにクロウ君のものになったって実感できていたので…」
なるほど。
「そういうことか。リサは可愛いなぁ」
三十二歳の頭を撫でる。
「あ、でもクロウ君はもっとしたかったのに我慢させてしまって…」
「いいよ、その代わりにパイズリしてもらえたし。気持ちよかったよ」
「ぱいずり?あっ、おっぱいで、ですね。ふふっ、よかった。またパイズリしてあげますね」
「うん、嬉しい。それじゃ、あと何回か仕合しとこうか」
「はい。お願いします」
そうして練習を再開。二戦目はなんとか勝てたものの、三戦目では右肩にいいのをもらってしまった。予想はしてたけど悔しい。
「参った。もう少しはこの棒で勝てると思ってたんだけどな」
地面に座り込んでぼやく。疲れた。こんな棒で突きを捌き続けるのは神経使う。
「私としては面目が保ててほっとしました。クロウ君、少し強めに入ったので傷を見せてください」
悪くて痣になる程度だろうけど、心配そうなのでシャツを脱ぐ。上半身裸の俺をみて頬を赤らめるリサが可愛い。
「少し擦りむいてますね。念のため魔法を使っておきます」
俺の正面に座り込んだリサが傷に手をかざす。が、特に何もおきない。
「どうした?」
「それが…、クロウ君が魔力を吸収してしまうみたいで魔法の効果が出ないようです」
ん?それってもしかして凄くないか?
幻想をぶち壊しちゃえたりしないか?
「リサ、それって魔法を無効にできるってこと?」
「クロウ君の身体に直接作用するものは無効にできるでしょうね。それ以外は難しいと思います」
魔法の炎で焼かれれば死にますよ、とのこと。俺には幻想は壊せなかったか。
「薬を塗っておきましょう。少し待ってください」
リサが立ち上がり部屋の隅の棚から陶器の皿のような容器を持ってくる。
「これを塗っておけば化膿したりはしませんから。」
容器を開け、傷に軟膏を塗ってくれる。大袈裟だなぁと思いつつもヌルヌルするのが気持ちいい。
「なあ、リサ、この軟膏って身体のどこに使ってもいいの?」
「はい。大丈夫ですよ。目の中に入れるのはオススメしませんが」
なるほど。いいこと思いついた。
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