【R18】抑圧された真面目男が異世界でハメを外してハメまくる話

黒丸

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すごくどうでもいいことを思わせぶりに振ってくる人っていますよね

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すぐに返ってくる、入りなさいという声。ドアを開け、ヤジマ様をお連れしましたと頭を下げる。
たったいまアヘってたのが嘘みたいだ。
続いて中へと入ると、ゆったりとしたネグリジェを着たリサがベッドに腰掛けている。けっこうヒラヒラとした装飾が多くて可愛い。
「ありがとう。さ、はやく戻ってお肉をいただいてきなさい。楽しみにしてたんでしょう?」
「はいっ、失礼します。」
よほど食べたかったのか、頭を下げるとさっさと出て行ってしまった。
「ごめんなさい、クロウ君。生の肉は珍しいからはしゃいでるみたいで…。」
「美味しかったからな、あれ。気持ちはわかるよ。」
リサの隣に腰掛ける。
汚れていたシーツは、もう交換してあるみたいだ。
「そうですね。使用人達に配慮してくれてありがとう。クロウ君。」
こてっと俺の肩に寄りかかるリサ。
その肩を抱いて髪の匂いを嗅ぐ。いい匂いだ。
「でも私の寝室の前で、あんなことするのは良くありませんよ?」
あ、ばれてた。
「気をつけるよ。」
軽く流してみる。
「はい。気をつけてください。」
流れた!すげえなこの世界!
「私といる時は、私のことだけ考えてくれればそれで十分ですから。」
うーん?流れてない?いや、深く考えるのはやめよう。
「リサ、寝るときはいつもその服?」
「はい。着心地がよくて気に入っているんです。でも、少し幼いでしょうか…?」
「ううん、すごく似合ってる。可愛いよ。今日はリサの無邪気なところも見たから余計にそう感じるよ。」
「あぁ…、クロウ君…!」
押し倒された。
「クロウ君…、私のクロウ君。好きぃ。大好きぃ。」
「うん。俺も大好きだよ。」
俺の首元に顔を埋めてグリグリするリサ。それの邪魔にならないように腰の辺りを軽く抱く。
おっぱいやっわぁ。ノーブラだ、これ。
でも不思議なくらいに俺のこと好きだよなリサって。
メルとエルダは少し打算が入ってるからなぁ。
シンシアさんはどうなんだろう。俺の身体に辛抱たまらなかったんだろうか。
「どうしました?」
リサが顔を上げる。
「いや、リサが俺のことを好きになってくれたのが不思議だなと。」
「なんどか言いましたよ?一目惚れです。でも、今日1日でそれだけではなくなりましたが。」
また首元に顔を埋める。
「あの、クロウ君。」
「ん?」
そんなリサの頭を撫でていると、ぼそりと呼びかけてくる。
「確認を、しなければならないことがあるんです。」
声が暗い。なんの確認だ。…メルとエルダを切り捨てることができるか、とかじゃないよな。
「クロウ君は…。」
「ああ。」
「歳はいくつなんでしょうか…。」
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