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人は誰しも二面性を抱えているということでしょうか

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「あ…。」
予想外の申し出に思考が止まる。
まさか、リサから申し出てくれるとは…。
「うん…、してほしい。」
リサの身体を離し、立ち上がって浴槽のふちに腰掛ける。
「あ…、これが私の中に入ってたんですね…。」
お湯に浸かったまま、俺の方へ向き直ったリサが呟く。
「うん、怖い?」
あいつらには散々こわいって言われたからな…。
「少しだけ。でも不思議とかわいい気もします。」
そっと根元を握ってくる。お湯でふやけたせいかベッドの時のように掌の硬さは気にならない。
「この根元にぶら下がってるのはなんですか?」
いきなり陰嚢をつつかれて、思わずビクッと身体が震えてしまう。
慌てて手を引くリサ。
「あっ、ごめんなさい。痛かったですか?」
「ううん、大丈夫。そこは構造的に弱いから驚いただけ。優しくなら触っても大丈夫だよ。」
「そうなんですね…。」
興味があるのか、恐る恐る摘んでくる。
シンシアさんに触られた時もそうだったけど、正直怖い。
気落ち良くないわけではないんだけど。
「中に丸いのがありますね。」
「うん、そこで精液、さっきリサに飲ませたのが作られてる。」
「あ…、じゃあ、すごく大事な場所なんですね。」
確かに大事だけど、何をもって大事だといってるんだろう。
そんなことを考えていると、ちゅっとリサの唇の感触。
「うぁっ。」
大切そうに左の掌で持ち上げて、舌を這わせてくる。
「ん…。」
「ちゅっ、クロウ君、痛くないですか?」
うわわわわわ。
「大丈夫…、気持ちいいよ。…少し怖いけど。」
なにこれ凄い気持ちいい!
あと怖い!ほんとに怖い!
「よかった…。優しく…しますからね?れろ…。」
亀頭をふにふにと揉むように刺激しながら、また陰嚢を舌でなでる。
「う…、あぁ…。」
「あぁ…、クロウ君、かわいい…。はむ…。」
俺の反応を見て妖しく微笑むと、今度はちゅるっと片方を口に含む。
「んっ…。」
怖い怖い怖い!
けど、舌の上で優しく転がされるような動きがもの凄く気持ちいい。
「うあっ、あ…。」
慣れない刺激と恐怖心から声が漏れてしまう。
そんな俺の顔を見て、リサが口を離してSっ気たっぷりに微笑む。
「クロウ君、かわいい…。そんなに気持ちいいんですね…。もう片方もしてあげますから…。もっとかわいいところ見せてください。」
さっきのMっ気たっぷりのリサはどこに行ったんだ!
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