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もしかしたらちょろいのは俺のほうなんだろうか

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布団をめくって飛び起き、リサの両膝を持ち上げて股間に顔を近づける。
「あっ!クロウ君!だめぇ!」
薄暗い部屋の中でもはっきりとわかるくらいに、まんこの会陰側の方が腫れあがっている。
痛々しい。
「あ…、あぁ…、くろうくん…、はずかしい…、だめぇ…。」
「ごめん、リサ。やっぱり無理させてた。」
リサの抗議は無視して大股を開かせたまま謝罪する。
本当に悪いと思ってるんだけど、悪戯心がむくむと…。
「ちがいますっ、クロウ君は悪くないんです!あの時は痛くなかったんですから…。ただ、その…、いまこのかっこうは…。は、はずかしくて…、はずかしいのぉ…。」
涙声になってて可愛い。
腫れあがった場所に舌を這わせる。
「あっ、ああっ…。くろうくん、だめぇ…。」
腫れてるからか、破れた血が残ってたのか、少し金っぽい味。
あまり舐めると良くないだろうから、すぐに口を離して、またリサの隣に横になって抱きしめる。
「…もう、やっぱりクロウ君はいじわるですね。」
拗ねるリサを宥めるように頭をなでる。
「ごめん、恥ずかしがるのが可愛かったから。…あと少し乱暴にしすぎた。本当にごめん。」
と、謝罪した口をリサの唇で塞がれる。
すぐに唇ははなれ、今度は頭を寄せられリサの大きな胸に顔を埋める。
「そこは謝らないでください。私は…嬉しかったですよ?」
優しく、言い聞かせるような声。
「それに…、いまこうして痛いのも嬉しいんです。クロウ君のものになった証しのようで…。」
なんかもうなんだろう、言葉にならない。
「…リサから離れられなくなりそう。」
「ふふっ、いいですよ。私はもう離れてほしくないですから。」
そう言って頭を撫でてくる。
「今日はクロウ君は戻らないと遣いをだしていますから。今日だけでも…離れないでください…。」
んん?
顔を起こしてリサの目を見つめる。
「遣いって、いつ?」
リサの目が泳ぐ。
「その…、クロウ君がきて、すぐです…。」
はっや!
「ああ~、お茶の時に言ってたのってそれだったのか…。」
申し付けておいた通りとか言ってたもんな。
「あの、ちがうんですよ?最初からクロウ君とこんなことになろうと思ってた訳ではなくて、いえ、なったらいいなと期待はしてたんですが、でもただ夕食を一緒にできたらと思ってただけで、そのまま泊まってくれたら嬉しいなとか…思った…だけで…、あの、だめでしたか…?」
一気にまくし立てて、最後は泣き落としになってる。
あれだなぁ、これを別にいいかと思ってしまう俺は、たぶん駄目なんだろうなぁ。
「駄目じゃないよ。せっかくだから泊まらせてもらう。あと今日は離れない。」
「あ…、うぅぅ…、ありがとうクロウ君!」
ぎゅうっと抱きしめられる。
まって、胸で息ができない。
「じゃあ、お風呂にしましょう。お湯の準備はできてますから。その後は夕食です。今日は鹿肉があるんですよ。」
用意周到すぎだろ。
それにしても…。
メルの言ったとおり、また抱え込むものが増えてしまった。
煽ってきてたから読み通りだろうけどさ。
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