25 / 45
もう、待つのはいや
5
しおりを挟む
食欲はないけれど水分だけでも取っておこうと、愛美は起き上がって水を飲んだ。
水を飲んでペットボトルのキャップをしめた時、チャイムが鳴った。
こんな状態で誰にも会いたくないので、愛美はその訪問者を無視する事にした。
居留守を使って無視しているのに、その人は何度も何度もチャイムを鳴らす。
(しつこいな、一体誰だよ!!私は居ないよ!!)
愛美は何度も鳴るチャイムの煩わしさに耐えかねて、フラフラと立ち上がりドアモニターを見た。
モニター画面には緒川支部長の姿が映っている。
緒川支部長は、見えもしないのに心配そうな顔をしてドアの向こうの様子を窺っている。
(支部長になんか会いたくない……!!早く帰れ……!!)
再びベッドに戻り、頭から布団に潜り込んだ。
しかしどんなに無視をしてもチャイムは鳴り続ける。
愛美はイライラしながら布団から出ると、インターホンのプラグをコンセントから抜いた。
部屋の中に静寂が戻る。
(これであきらめて帰るはず……)
緒川支部長は、ただ愛美に会いたい一心でインターホンのボタンを押し続けた。
もう何度目だかわからない。
そしてさっきまで部屋の中に響くチャイムの音が漏れ聞こえていたのに、ボタンを押しても聞こえなくなった事に気付いた。
気のせいかと思いもう一度押してみたけれど、やはり何も聞こえない。
急に音がしなくなったと言う事は、インターホンの電源を元から断ってしまったのだろう。
部屋の中にはいるはずなのに、会いたくないから返事もしないのかと、緒川支部長は大きなため息をついた。
何もできない自分が不甲斐なくて、思わず拳を握りしめる。
でも、やっぱり会いたい。
緒川支部長は握りしめた拳でドアを叩いた。
一目だけでも会いたい。
せめて声だけでも聞かせてほしい。
大嫌いだと罵られてもいいから。
愛美はドンドンとうるさく鳴り続けるドアを叩く音に、イライラしながらため息をついた。
(ああもう、うるさい……!!しつこいな、近所迷惑だっつーの!!)
我慢の限界に達した愛美は、ベッドから出てふらつく足取りで玄関に向かった。
鍵を開けて乱暴にドアを開け、緒川支部長をにらみつけて叫ぶ。
「うるさい!!しつこい!!帰れ!!」
緒川支部長は愛美が閉めようとしたドアの隙間に体をねじ込むようにして玄関に入ると、後ろ手にドアを閉め、熱で火照る愛美の体を思いきり抱きしめた。
「愛美……。やっと会えた……」
「大嫌い!!離して!!」
「うん……わかってる……。でも、俺は愛美が好きなんだ……」
「嘘つき!!」
愛美は熱のせいか、腕の中で必死でもがく力も弱々しく、赤い顔で息を荒くしている。
「ごめん……」
「そんなの聞きたくない!!」
「ごめん……。ホントにごめん……」
「別れる!!さよなら!!もう帰って!!」
恐れていた言葉を愛美に容赦なくぶつけられ、緒川支部長はつらそうに唇を噛みしめた。
「イヤだ……離したくない……。好きなんだ……」
緒川支部長が抱きしめる腕に力を込めると、愛美は悪態をつきながらさらに必死になってもがき続けた。
「大嫌い……。傷付けるくらいなら……最初から、好きなんて言わないでよ……。優しくしないで……。もう、ほっといて……」
愛美の声と力が次第に弱くなる。
高熱があるにもかかわらず、何度も大声で叫びながら力を振り絞ってもがいた愛美の体が、緒川支部長の腕の中でクタリと脱力した。
「愛美?!」
「もう……待つのは……いや……」
緒川支部長は泣きながら声を絞り出す愛美を慌てて抱き上げ、部屋の中に運んでベッドにそっと寝かせた。
しばらく経った頃。
浅い眠りの中で、またつらかった記憶を夢に見ていた愛美が、ゆっくりと目を開いた。
「愛美、気が付いた?良かった……」
緒川支部長はホッとした様子で、愛美の顔を覗き込むようにして見つめている。
(なんで支部長がここにいるの……?これもまた夢……?)
愛美は高熱のせいで夢と現実の境目さえわからなくなり、朦朧としながらぼやけた視界に映る緒川支部長を見上げた。
「何が欲しいの……?」
「え?」
「お金……?体……?」
「愛美?何言って……」
思ってもいなかった愛美の言葉に驚く緒川支部長の言葉を遮り、愛美は自嘲気味に力なく笑いながら涙を流して声を絞り出す。
「お金はないけど……体が目当てなら……好きにすれば……?それでもう……終わりにして……」
緒川支部長は悲しそうな目で愛美を見つめた。
そして優しく頭を撫で、頬を濡らす涙を指先でそっと拭う。
「愛美の気持ちもないのに……そんなの望んでない……」
緒川支部長は小さく呟いて愛美の熱い手を握り、自分の頬に当てた。
「俺はね……愛美に笑って欲しい……。俺の隣で、幸せそうに笑ってて欲しいだけなんだ……」
愛美は甘くて優しい緒川支部長の声を聞きながら涙を流し、ゆっくりと目を閉じた。
夢の中でくらいは誰かに愛されたいとでも思ったのか、そんなことを望んでくれる人なんかいるわけがないのだから、これもまたきっと夢なのだと愛美は思う。
「どうせまた……幸せになんて、なれない……。もう……かまわないで……」
緒川支部長は、涙を流しながらうわ言のように呟く愛美の熱い手に唇を押し当てた。
「なんでそんな悲しい事言うんだよ……。俺は愛美を誰よりも幸せにしたいのに……。こんなに好きなのに、俺じゃダメなの……?」
切なげな緒川支部長の呟きに、愛美から返ってくるのは、短く苦しそうな息づかいだけだった。
水を飲んでペットボトルのキャップをしめた時、チャイムが鳴った。
こんな状態で誰にも会いたくないので、愛美はその訪問者を無視する事にした。
居留守を使って無視しているのに、その人は何度も何度もチャイムを鳴らす。
(しつこいな、一体誰だよ!!私は居ないよ!!)
愛美は何度も鳴るチャイムの煩わしさに耐えかねて、フラフラと立ち上がりドアモニターを見た。
モニター画面には緒川支部長の姿が映っている。
緒川支部長は、見えもしないのに心配そうな顔をしてドアの向こうの様子を窺っている。
(支部長になんか会いたくない……!!早く帰れ……!!)
再びベッドに戻り、頭から布団に潜り込んだ。
しかしどんなに無視をしてもチャイムは鳴り続ける。
愛美はイライラしながら布団から出ると、インターホンのプラグをコンセントから抜いた。
部屋の中に静寂が戻る。
(これであきらめて帰るはず……)
緒川支部長は、ただ愛美に会いたい一心でインターホンのボタンを押し続けた。
もう何度目だかわからない。
そしてさっきまで部屋の中に響くチャイムの音が漏れ聞こえていたのに、ボタンを押しても聞こえなくなった事に気付いた。
気のせいかと思いもう一度押してみたけれど、やはり何も聞こえない。
急に音がしなくなったと言う事は、インターホンの電源を元から断ってしまったのだろう。
部屋の中にはいるはずなのに、会いたくないから返事もしないのかと、緒川支部長は大きなため息をついた。
何もできない自分が不甲斐なくて、思わず拳を握りしめる。
でも、やっぱり会いたい。
緒川支部長は握りしめた拳でドアを叩いた。
一目だけでも会いたい。
せめて声だけでも聞かせてほしい。
大嫌いだと罵られてもいいから。
愛美はドンドンとうるさく鳴り続けるドアを叩く音に、イライラしながらため息をついた。
(ああもう、うるさい……!!しつこいな、近所迷惑だっつーの!!)
我慢の限界に達した愛美は、ベッドから出てふらつく足取りで玄関に向かった。
鍵を開けて乱暴にドアを開け、緒川支部長をにらみつけて叫ぶ。
「うるさい!!しつこい!!帰れ!!」
緒川支部長は愛美が閉めようとしたドアの隙間に体をねじ込むようにして玄関に入ると、後ろ手にドアを閉め、熱で火照る愛美の体を思いきり抱きしめた。
「愛美……。やっと会えた……」
「大嫌い!!離して!!」
「うん……わかってる……。でも、俺は愛美が好きなんだ……」
「嘘つき!!」
愛美は熱のせいか、腕の中で必死でもがく力も弱々しく、赤い顔で息を荒くしている。
「ごめん……」
「そんなの聞きたくない!!」
「ごめん……。ホントにごめん……」
「別れる!!さよなら!!もう帰って!!」
恐れていた言葉を愛美に容赦なくぶつけられ、緒川支部長はつらそうに唇を噛みしめた。
「イヤだ……離したくない……。好きなんだ……」
緒川支部長が抱きしめる腕に力を込めると、愛美は悪態をつきながらさらに必死になってもがき続けた。
「大嫌い……。傷付けるくらいなら……最初から、好きなんて言わないでよ……。優しくしないで……。もう、ほっといて……」
愛美の声と力が次第に弱くなる。
高熱があるにもかかわらず、何度も大声で叫びながら力を振り絞ってもがいた愛美の体が、緒川支部長の腕の中でクタリと脱力した。
「愛美?!」
「もう……待つのは……いや……」
緒川支部長は泣きながら声を絞り出す愛美を慌てて抱き上げ、部屋の中に運んでベッドにそっと寝かせた。
しばらく経った頃。
浅い眠りの中で、またつらかった記憶を夢に見ていた愛美が、ゆっくりと目を開いた。
「愛美、気が付いた?良かった……」
緒川支部長はホッとした様子で、愛美の顔を覗き込むようにして見つめている。
(なんで支部長がここにいるの……?これもまた夢……?)
愛美は高熱のせいで夢と現実の境目さえわからなくなり、朦朧としながらぼやけた視界に映る緒川支部長を見上げた。
「何が欲しいの……?」
「え?」
「お金……?体……?」
「愛美?何言って……」
思ってもいなかった愛美の言葉に驚く緒川支部長の言葉を遮り、愛美は自嘲気味に力なく笑いながら涙を流して声を絞り出す。
「お金はないけど……体が目当てなら……好きにすれば……?それでもう……終わりにして……」
緒川支部長は悲しそうな目で愛美を見つめた。
そして優しく頭を撫で、頬を濡らす涙を指先でそっと拭う。
「愛美の気持ちもないのに……そんなの望んでない……」
緒川支部長は小さく呟いて愛美の熱い手を握り、自分の頬に当てた。
「俺はね……愛美に笑って欲しい……。俺の隣で、幸せそうに笑ってて欲しいだけなんだ……」
愛美は甘くて優しい緒川支部長の声を聞きながら涙を流し、ゆっくりと目を閉じた。
夢の中でくらいは誰かに愛されたいとでも思ったのか、そんなことを望んでくれる人なんかいるわけがないのだから、これもまたきっと夢なのだと愛美は思う。
「どうせまた……幸せになんて、なれない……。もう……かまわないで……」
緒川支部長は、涙を流しながらうわ言のように呟く愛美の熱い手に唇を押し当てた。
「なんでそんな悲しい事言うんだよ……。俺は愛美を誰よりも幸せにしたいのに……。こんなに好きなのに、俺じゃダメなの……?」
切なげな緒川支部長の呟きに、愛美から返ってくるのは、短く苦しそうな息づかいだけだった。
0
お気に入りに追加
170
あなたにおすすめの小説
オフィスにラブは落ちてねぇ!! 2
櫻井音衣
恋愛
会社は賃金を得るために
労働する場所であって、
異性との出会いや恋愛を求めて
来る場所ではない。
そこにあるのは
仕事としがらみと
お節介な優しい人たちとの
ちょっと面倒な人間関係だけだ。
『オフィスにはラブなんて落ちていない』
それが持論。
ある保険会社の支部内勤事務員で
社内では評判の
“明るく優しく仕事の速い内勤さん”
菅谷 愛美 、もうすぐ27歳、独身。
過去のつらい恋愛経験で心が荒み、
顔で笑っていつも心で毒を吐く。
好みのタイプは
真面目で優しくて性格の穏やかな
草食系眼鏡男子。
とにかく俺様男は大嫌い!!
……だったはず。
社内でも評判の長身イケメンエリートで
仏頂面で無茶な仕事を押し付ける
無愛想な俺様支部長
緒川 政弘、33歳、独身。
実は偽装俺様の彼は仕事を離れると
従順な人懐こい大型犬のように可愛く、
とびきり甘くて優しい愛美の恋人。
愛美と“政弘さん”が付き合い始めて4か月。
仕事で忙しい“政弘さん”に
無理をさせたくない愛美と
愛美にもっとわがままを言って
甘えて欲しい“政弘さん”は
お互いを気遣い遠慮して
言いたい事がなかなか言えない。
そんなある日、
二人の関係を揺るがす人物が現れて……。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
Sweet Healing~真摯な上司の、その唇に癒されて~
汐埼ゆたか
恋愛
絶え間なく溢れ出る涙は彼の唇に吸い取られ
慟哭だけが薄暗い部屋に沈んでいく。
その夜、彼女の絶望と悲しみをすくい取ったのは
仕事上でしか接点のない上司だった。
思っていることを口にするのが苦手
地味で大人しい司書
木ノ下 千紗子 (きのした ちさこ) (24)
×
真面目で優しい千紗子の上司
知的で容姿端麗な課長
雨宮 一彰 (あまみや かずあき) (29)
胸を締め付ける切ない想いを
抱えているのはいったいどちらなのか———
「叫んでも暴れてもいい、全部受け止めるから」
「君が笑っていられるなら、自分の気持ちなんてどうでもいい」
「その可愛い笑顔が戻るなら、俺は何でも出来そうだよ」
真摯でひたむきな愛が、傷付いた心を癒していく。
**********
►Attention
※他サイトからの転載(2018/11に書き上げたものです)
※表紙は「かんたん表紙メーカー2」様で作りました。
※※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
恋煩いの幸せレシピ ~社長と秘密の恋始めます~
神原オホカミ【書籍発売中】
恋愛
会社に内緒でダブルワークをしている芽生は、アルバイト先の居酒屋で自身が勤める会社の社長に遭遇。
一般社員の顔なんて覚えていないはずと思っていたのが間違いで、気が付けば、クビの代わりに週末に家政婦の仕事をすることに!?
美味しいご飯と家族と仕事と夢。
能天気色気無し女子が、横暴な俺様社長と繰り広げる、お料理恋愛ラブコメ。
※注意※ 2020年執筆作品
◆表紙画像は簡単表紙メーカー様で作成しています。
◆無断転写や内容の模倣はご遠慮ください。
◆大変申し訳ありませんが不定期更新です。また、予告なく非公開にすることがあります。
◆文章をAI学習に使うことは絶対にしないでください。
◆カクヨムさん/エブリスタさん/なろうさんでも掲載してます。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる