10 / 14
第10話
しおりを挟む
第10話
「じゃあ俺が良いってこと??」
のっぺが上機嫌に背中をポンと叩いてきた。
ビクッと一瞬固まったがそれ以上何もしてこなかった。現場で良かった。
「まぁ、タイプでなかったというか、興味がなかったというか・・・」
「俺の方がカッコいいもんな」
メガネの奥で目がギラギラしているのっぺを眺めながら、ワタシはもしかして犯されるんじゃないかと直感が働く。
20歳くらい年上で妻子もいるのっぺ。家庭を持っているからセックスと程遠いと思っていたが、男のいや、
日常の慢性に飽きて来ているのだろう。
「明日、・・・いや、今日ご飯食べに行こうか?」
「はい、」
特に断る理由のないワタシは、網カゴに入った小鳥のように、徐々に自由を奪われていくのであった。
「じゃあ俺が良いってこと??」
のっぺが上機嫌に背中をポンと叩いてきた。
ビクッと一瞬固まったがそれ以上何もしてこなかった。現場で良かった。
「まぁ、タイプでなかったというか、興味がなかったというか・・・」
「俺の方がカッコいいもんな」
メガネの奥で目がギラギラしているのっぺを眺めながら、ワタシはもしかして犯されるんじゃないかと直感が働く。
20歳くらい年上で妻子もいるのっぺ。家庭を持っているからセックスと程遠いと思っていたが、男のいや、
日常の慢性に飽きて来ているのだろう。
「明日、・・・いや、今日ご飯食べに行こうか?」
「はい、」
特に断る理由のないワタシは、網カゴに入った小鳥のように、徐々に自由を奪われていくのであった。
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる