シンデレラ・マリアージュ

佐倉 紫

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番外編

二回目の結婚式 2 ★

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本項目はR-18描写を含みます。
あらかじめご了承の上、お楽しみください。
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「……っ!」
 そのままスカートのすそを口に咥えさせられ、マリエンヌは目を見開く。
「そうやって押さえておけば、ドレスは汚れないし、声を出すこともできない」
 そうだろう? と言われマリエンヌは眉を顰める。確かにそうだが、これでは呼吸がうまくできない――
「んっ……、んむ、んぅ……!」
 だが反論する暇もなく、ひざまづいたアルフレッドが太腿を下から撫で上げてくる。靴下越しに感じる熱さに、膝ががくがく震えた。
 アルフレッドは彼女の右足を自分の肩にかけると、ドロワーズをかきわけて秘所を明かりの下に晒してしまう。
「んぅ――っ」
「ふ……何度抱いても、あなたのここは可愛らしい薔薇色のままだ」
「ンぅうっ!」
 ちゅっと割れ目に口づけられて、マリエンヌは腰を抜かしそうになる。はしたなくも、蜜が太腿をつぅと伝っていくのがはっきりわかってしまった。
「あなたも、どうやら待ちきれなかったようだな」
「んっ、ん……、んふぅ……っ」
 蜜をすくい上げるように膣口をちろちろと舐められ、マリエンヌは奥歯を食いしばる。少しでも油断すると嬌声が漏れそうで、背後の壁に必死に爪を立てた。
「んん――!」
 だがマリエンヌの努力をものともせずに、アルフレッドは彼女の花芯を唇で強く吸い上げる。腰がびくんと大きく跳ねて、自然と胸が反り返ってしまった。
「ふっ、あふっ……」
 耐えきれずに口を開いてしまい、裾が滑り落ちそうになる。
 慌てて顎に力を込めると、スカート越しにアルフレッドがにやりと笑うのが見えた。
「別に、声が漏れてもおれは構わないが?」
「んぅ、う……っ」
 マリエンヌはふるふると首を振る。そんなことをしたら、外で待機するシスターたちが何事かと見にくるかもしれない。
「見られながらは嫌いではないだろう? 廊下からでなくても……窓が二つも開いている。あの薔薇の茂みから、のぞき見ている者もいるかもしれないな」
「んぅウっ!」
 マリエンヌは激しく首を振る。そんなことはないと主張したいが、見られていると少しでも不安になると、よけいに興奮が高まるのはもう否定しようがなかった。
「んっ……、うふっ……!」
「蜜がこんなにあふれて……やはり、あなたは淫らだな」
「んん……!」
 ほんの少し前なら、『淫ら』と言われたら悲しくなっていただろう。
 けれど心が通じ合っている今なら、それすら褒め言葉に聞こえてくる。現に、アルフレッドの声はそれまで以上にかすれ、灰色の瞳は情欲で爛々らんらんと輝いていた。
 そのまなざしの熱さを思うと、マリエンヌの奥底からはさらなる蜜が噴きだしてくる。
 視線を感じるだけでもぞくぞくと背筋が震えて、マリエンヌはたまらず身体をよじってしまった。
「んふっ…、ふぅっ……!」
「そう急かすな。すぐにイかせてやる」
「んんぅ――っ!」
 言葉通り再び花芯に吸いつかれて、マリエンヌは快楽のあまり涙ぐむ。蜜がこぷりとあふれる音が聞こえて、耳まで真っ赤になってしまった。
「んぅ、んっ、んンぅ――っ!」
(だ、だめっ。このままされたら本当に……!)
 マリエンヌは必死に抗議の声を上げるが、アルフレッドはなにを勘違いしてか、舌先を尖らせて花芯を強く押し上げてきた。
「――んあぁぁあっ!!」
 腰ががくがく痙攣けいれんする。だめ、と思ったときには愉悦が弾けて、マリエンヌは身体を反らして悲鳴を上げた。
 口から離れた裾がアルフレッドごと足を覆い隠す一瞬、割れ目からぷしゅっと音を立てて噴きだした蜜が、窓からの光に煌めいた。
「はっ、あぅ……、んう……」
 その場に崩れ落ちそうになりながら、マリエンヌは熱く火照った身体をぶるぶると震わせる。
 立ち上がったアルフは、頬にまで飛んだ蜜を舌で舐め取りながら、自らの下肢に手をかけた。
「どうやら、あなたも相当飢えていたようだな」
「うぅ、そういう言い方は……っ」
 恥ずかしい上にいたたまれない。
 だが反論する前にもう一方の足も持ち上げられる。アルフレッドは彼女の膝裏を自分の両腕に引っかけさせ、彼女の足を大きく開かせた。
「きゃあ! な、なにを……!」
 慌てて足を閉じようとするが、彼の腕に持ち上げられている状態では動くこともままならない。
 背が石壁を滑り、倒れそうになったマリエンヌは慌ててアルフレッドの首筋にしがみつく。
 直後、大きく開いたマリエンヌの秘所に、アルフレッドが剛直を埋め込んできた。
「あぁぁっ! ……く、あぁ……っ!」
 ずぷずぷと音を立てながら、アルフレッドの猛りきった一物がひだを割って入ってくる。
 絶頂にわなないていた膣壁は熱く硬い欲望を喜んで受け入れ、呼吸に合わせて淫らにうねった。
「……っ、はぁ……。相変わらず、あなたの中は狭くて、熱い……っ」
「あ、熱いのはあなただわ……っ。あっ、だめっ。う、動かさないで……!」
 ゆるゆると抜き差しされ、マリエンヌはアルフレッドの背に爪を立てる。
 熱いアルフレッドの身体と冷たい壁に挟まれて、逃げだそうにもどうにもならない。
 離れようと腰を揺らせば膣壁に埋め込まれた彼を感じてしまい、マリエンヌは弱々しく悲鳴を上げた。
「だめぇ……っ、ドレス、汚れちゃぅ……っ」
 わずかな振動にも感じてしまい、そのたびに繋がったところからぐちゅぐちゅという水音が立つ。
 ゆっくりとした抽送によって掻き出された蜜が、太腿を伝いお尻へと滑っていくのに、マリエンヌはいやいやと首を振った。
「ふ。ドレスを濡らしているのはあなただぞ? おれはまだ精をこぼしていないのだから」
「んくっ……、だ、だって……、こんなふうにされたら、わたし、……も、もう……!」
 ゆっくりと、それもほんのわずかしか動こうとしないアルフレッドに焦れて、マリエンヌはみずから腰を揺さぶってしまいそうになる。
 理性は駄目だとわかっているのに、絶頂でとろかされた本能は、さらなる欲求を求めて悲鳴を上げているのだ。
「どうする? マリエンヌ? このままするか? それともやめるか?」
「え……? ん、んぅ……っ」
「おれとて、あなたがドレスに染みを作ったまま、結婚式に臨むのは気の毒だと思う。だからこそ、こうして果てようとせずにこらえているんだ」
「く……っ、はぁ……、あ、あぅ……っ」
 アルフレッドは腰をぐっと押しつけたままで動きを止めてしまう。
 けれどきつい膣壁の中で彼の剛直はかすかに震えていて、それを感じ取ったマリエンヌは苦悶のあまり眉根を寄せた。
 口内にあふれた唾液を飲み込みながら、思わず下肢に力を入れて、アルフレッドの半身をきつく咥え込んでしまう。
「……はっ……、悪戯はよせ、マリエンヌ」
「だ、だって、……わたし……っ」
 我慢できない。すぐにでも腰を振りたくりたい。
 けれどもうすぐ式が始まる……なんとか理性を取り戻そうとしたマリエンヌだが、アルフレッドが彼女の身体を抱え直すように、ぐっと腕に力を込めてきた。
 その拍子に腰が打ち込まれて、奥深くに感じた衝撃にマリエンヌはのけぞってしまう。
「ひゃうっ! ――あっ、あぁう……っ!」
「さぁ、どうするんだ?」
 アルフレッドがシニカルな笑みを浮かべる。マリエンヌは下唇を噛みしめたが、もう身体は勝手に動いていた。
 彼の腕を引き寄せるように膝で挟み込みながら、マリエンヌは身体を上下に揺すっていく。
「あ、ぁ……、も、もう駄目。我慢……、できないのぉ……!」
「そのようだな。さぁ、どうしてほしい?」
「ひあっ、あぁっ! ……う、動いてっ、いっぱい突いて……っ! お願い……!」
「お望み通りに。花嫁殿?」
「――ひぅっ、あァう! い、あぁぁああ……っ!!」
 ずちゅ、ぐちゅっ、と音がするほど揺さぶられて、マリエンヌは腕だけでなく足までアルフレッドの背に巻き付けてしまう。
 しがみつけばつくほど彼の剛直は奥深く沈み、ずんずんと激しく出入りされるたびに脳髄まで揺さぶられるような激しい快感が迫ってきた。
「いやぁぁあっ! だめっ、あぁぁ、――おかしくなっちゃうぅ……っ!!」
「はぁ……っ、いくらでも、おかしくなればいい……、……ぐっ……、今日のあなたは、最高だ……っ!」
「ふぅっ、うっく……、あぁぁ、あああぁっ! も、もう……、アルフぅ……ッ!」
 彼がぎりぎりまで出て行くたびに、蜜がどぷっと音を立ててあふれ出ていく。
 大量の蜜はふたりの結合部だけでは飽きたらず、アルフレッドの靴やその下の石床にまで淫猥な染みを刻んだ。
「あぁ! あぁぁ! ――いやぁぁあ……っ、アルフ、アルフ……っ!」
 感じすぎてもうわけがわからない。マリエンヌはせっかく綺麗に結い上げた髪も振り乱す勢いで頭を振り、胸の頂を彼の胸板にこすりつけた。
 コルセットの下で窮屈そうにしている乳首は、新たな刺激を受けて痛いほどに張り詰めている。今すぐにでも胸元を開き、自分でそこを揉みしだきたい欲求と、マリエンヌは必死に戦った。
「――あうっ! ぅうっ、いやっ、……いやぁぁあ……っ!!」
 不意にアルフレッドが喉元に食らいつき、痛いほどの力で吸い上げてくる。そんなところを吸われたら確実に情事の跡が残ってしまうのに、マリエンヌはもうそんなことを気にする余裕もなくなっていた。
 むしろもっと強くしてほしいとすら思い、アルフレッドの頭をかき抱いてしまう。
 はぁはぁという彼の浅い吐息が胸にかかるだけで、腰が砕けてしまいそうなほどぞくぞくとした熱が這い上がってきた。
「あぁぁー、アルフ……っ! こんな、ねぇ、おかしいのぉ……っ!!」
「んっ……、なにがおかしいものか。こんなに熱く火照って……」
「だ、だって、すごく感じちゃうの……っ、も、止まらな……ぃ、あっ、あっ、あぁぁ……っ!」
 失禁したのではないかと思うほど下肢は濡れそぼっているのに、まだ蜜があふれてくる。燃え上がるような愉悦の炎はずっと下腹の奧を焦がして、マリエンヌをもっともっとと焚きつけるかのようだった。
 もっと激しく感じろ、もっと激しく求めろ、もっと激しく乱れろと。
 抱き合うことしか考えられなくなるほどに、マリエンヌは狂ったようにアルフレッドを求めていた。
「奇遇だな。おれも似たような思いだ……、いや、おれのほうがはるかに狂っている」
「んあっ、んっあぁぁ……! く、狂う、なんて……っ!」
「ようやく、あなたと結婚できるんだ。……マリエンヌ、あなたと」
「あっ……!」
 マリエンヌは目を見開く。思わずアルフレッドの顔を見下ろすと、彼もにやりと笑いながら口づけてきた。
「んはぅ……、んぅ……っ!」
「マリエンヌ……、愛おしくてたまらない」
 愛情に満ちた言葉の中にははっきり情欲が滲んでいて、マリエンヌはぞくぞくと腰を震わせる。同時に彼の剛直が最奥をえぐるように突き上げ、あまりの愉悦にマリエンヌは悲鳴を上げた。
「いっちゃ……! あぁあ、だめっ……! イくの、イったの、……止まらないのぉ……!」
「ぐぅっ……!」
 小さな絶頂が何度も遅い、マリエンヌは快楽のあまり噎び泣く。
 アルフレッドも限界が近いのか、マリエンヌの尻を両手で強く掴んできた。
「くっ……、マリエンヌ……!」
「あ、あ……っ、なまえ……、わ、わたしの名前、呼んで……? もっと……、もっとぉ……!」
「マリエンヌ……っ!」
「ああ、アルフ……! アルフレッド、もう……っ!」
「マリエンヌ、マリエンヌ……っ!!」
 お互いの名を呼び合いながら、ふたりは限界まで快楽を追い求める。
 マリエンヌはほとんど悲鳴じみた声でアルフレッドを呼び、彼の頭を強く胸元に引き寄せた。
 アルフレッドもマリエンヌの香りをいっぱいに吸い込み、激しく腰を打ちつけてくる。そうして獣のうなりに似たうめき声を発し、ぐっと腰を突き上げた。
 熱い熱いほとばしりが身体の奥底へと注がれ、マリエンヌは喉を反らして歓喜の声を上げる。
 彼女を壁に押しつけながら精を放ったアルフレッドは、絶頂のあまり声も出ないマリエンヌに再び腰を押しつけ、さらなるほとばしりを彼女の中に注ぎ込んだ。
「……はぁ、はぁ……っ、……マリエンヌ?」
 立て続けに絶頂に見舞われたせいか、マリエンヌは四日前と同じようにぐったりとして気を失っている。
 艶を帯びた小さな唇がわずかに開き、そこから熱い吐息が漏れているのを聞くと、それだけで再び勃ちそうになるアルフレッドだ。
 しかしさすがに時間も迫っている。安らかに眠る妻に悪いと思いながらも、アルフレッドはそっとその頬を叩いて目を覚まさせようとした――
 そのとき。
「今、大きな声が聞こえたような気がいたしましたが、いったいなにが……?」
 扉がガチャリと開いて、司教とシスターが心配そうな面持ちで入ってくる。
 彼らは次の瞬間、その場で棒立ちになり、若いシスターは顔を真っ赤にして後ずさり、厳格そうなシスターはふらふらと失神した。
「い、い、いったい、なにをしていたのですか!?」
 司教の衝撃と怒りの混ざった声が響いていく。
 その後、アルフレッドはマリエンヌと引き剥がされ、式の開始時間を延長してまで、司教からの説教を受けるハメになってしまった。


「開式時間が三十分も延びるって言うから、何事かと思えば……そういうこと、か」
 厳かな音楽とともに入場してきた新郎新婦を見て、ビアードがため息をつく。
 隣に並んだリチャードも呆れ顔で、やれやれと首を振っていた。
 ふたりの結婚式を見守る客人は、全員がロークス家の使用人とロークス商会の従業員だ。
 かつてのように取引相手や友人などは呼ばず、身内だけを呼んでの挙式だった。
 その理由はもちろん、同じ花嫁と二度目の結婚式を挙げることを不思議がられないためだったが、案外こうなることを予測済みで、アルフレッドが事前に身内だけを呼ぶと決定したのかも知れない。
「マリエンヌ嬢のあの顔をごらんよ。あどけなくて優しげないつもの顔に……妖艶さが加わって、なんとも危うい美しさを放っている」
 貴族出身であるだけに、ビアードの表現はなかなか詩的で、おまけに的確だ。
 式が始まる前に、アルフレッドに激しく抱かれてしまったのだろう。マリエンヌの瞳は夢を見ているように熱く潤んでいたし、その頬は薄紅色に上気して、艶やかな唇と相まってなんとも言えぬ色香を発している。
 ドレスは綺麗に整えられていたが、ぎこちない歩き方は見ているだけでもいたたまれなくて、従業員の何人かは良心に従いそっと顔を伏せていた。
 もっとも大半の者は彼女の色香に当てられて、つい鼻の穴を大きくふくらませてしまう始末だ。
 どういうわけか、少しでもそんな素振りをすると、妻をともないヴァージンロードを歩くアルフレッドから、凍りつくような視線が送られてくる。妻に欲情する輩は問答無用で生き埋めにしてやると言わんばかりのまなざしだった。
 そのアルフレッドは悶々としていたものを吐き出したせいか、いつもより肌つやもよく、男ぶりが増しているようにさえ思う。
「いーなー。自分ばっかりいい思いして」
「まったくだ」
 厳粛な音楽の影で、従者と親友がそんなことを毒づいているとは知らず、アルフレッドは司教に続いて婚姻の誓いを朗々と述べる。
 司教は心なしかずっと青筋を浮かべているようだったが、誓いの口づけを済ませたマリエンヌがあまりに幸せそうに微笑むから、ちょっと落ち着きを取り戻したようだった。
「奥様ー! こっちです、こっちに投げてください!」
「いいえ、ぜひともこちらに! 奥様ー!」
 厳粛な式が終わると、全員が庭に出てきゃあきゃあと笑い声を響かせる。
 一段高いところに立ったマリエンヌは、招待客にくるりと背を向けると、手にしていたブーケを高々と放り投げた。
 それが弧を描いて女性陣の波に落ちていくのを眺めやり、アルフレッドがやれやれと肩をすくめる。
「いい結婚式だな、アルフ」
「最高だ」
 短い言葉には万感の思いがこもっている。ビアードもリチャードも思わずにんまり笑って、両脇からアルフレッドの腹にやや強めの肘鉄ひじてつを送ってやった。もちろん祝福のつもりだ。
 笑い声に乗って、祝婚歌や祝福の言葉が飛び交い、それを花嫁の笑顔がさらに幸せなものにしていく。
 アルフレッドの言うとおり、それは最高の一日だった。

************************************************
こんにちは、佐倉紫です。
最新話をお読みいただきありがとうございました。
他作品を含み、今回ですべてのストックがなくなりましたorz

今回は「二回目の結婚式を読みたい」というリクエストから
書かせていただいた話になります。
厳密には結婚式ではなくその前のいちゃいちゃがメインでしたが……
あまりに破廉恥なので司教様に叱っていただきましたorz

『シンデレラ・マリアージュ』に関しては、
考えている番外編がもう二つ三つほどあるのですが、
体調不良の中で筆を握る力がどうにも湧いてこないので、
一度「完結済み」という扱いにして、
また元気になって書きだしたときに「連載中」に
戻したいと思います。

続きを楽しみにしてくださっている方々には本当に申し訳なく思います。
なにとぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
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