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ラブスターミッション12 レトロミサイル

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*** *** ***

 私とオレンジボーイは、ギャルソンとモモがダンスに興じている隙に、二人で出発した。その方がよいと思ったからだ。ティームが二手に別れていた方が、エネミーは混乱するだろう。
 魔仮面の男の基地へと進んでいく。その道のりには、川があり、我々は川を遡ることになった。この谷を通るのが、近道だという。
 だが、ちとまずかった。敵もさる者、・・・やはりトラップが仕掛けてあったのだ。


自動追尾ミサイル発射装置だ。かなりの電脳アシストによって動くやつだ。
 ミサイルが発射された!
 我々は咄嗟に伏せた。
 我々の頭上をミサイルが轟音で通過した。



 そうだ、この種のミサイルは超低空では飛行を自己コントロール出来ないのだ。
 我々の百メートル先あたりで爆発した。

オレンジボーイ「オッ、オーゥ!」

 やばいな、第二発目がセットされようとしている。それは、自動化されたロボットのようだ。電脳ロボット型ミサイルランチャー・・・。
 一瞬の間に、私は思い出し、・・・そして考えた。ロボットは、使い方によっては危険だ。電脳はやがて、アーティフィシャル・インテリジェンスに成っていくだろう。子供の頃、ロボット『學天則』の模型で遊んだ・・。もちろん、學天則は平和のためのロボットだった。だが、そういったものが軍事利用されれば危険なものだ。現在の人類に直接つながっていない古代史の中で、おそらくロボット、とも言えるようなテクノロジーが存在したのではないか、という報告もある。伝承や神話の中に軍事用巨大ロボットと思しきモノが出る。スーパーハイテクノロジーを成し得つつ滅びた古代文明もあった・・・。アトランティスもそのひとつだろう。モヘンジョダロも・・・。 かつて東南亜細亜にあったとされる幻の大陸スンダランドは、アトランティス大陸と同一視されてさえいるが、そこの古代住民も超ハイテクを持っていたという予想もあるのだ・・・!

 私は、一心不乱に攻撃をかいくぐり、自前の銃で、ロケットランチャーロボットのエンジンを撃った。命中した。ロケットランチャー破壊成功。



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