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第三章
3-10 VSダウター
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朝になった後も食事だ準備だと時間を伸ばし、教会に到着するのを昼過ぎにするのに成功した。
町はずれの大きな教会の近くに着く。周囲に子供の姿はなく、ちゃんと今日も昼寝をしているようだ。
「ダウターさん、探知しました。転生者と子供はみんな中で寝ているみたいです」
「さよか。ほなどうしよかなあ」
「僕がやりますよ。いつかはやらないといけないことだし」
「なんや随分決心早いな」
「一晩あれば色々考えるには十分です」
「確かにな。……子供はどうするんや?」
「殺しますよ。転生者がいなければ彼らも生きていけないでしょう」
「んー。俺らが転生世界ごと全部皆殺しにしてるのはそういう理由じゃないんやけどな。まあ任せてみるわ」
「はい」
僕はもう一度探知スキルで中の全員がきちんと眠っていることを確認する。そして右手を前に出し魔力を集中させ、発現した魔法陣の大きさをあの建物を丁度消し飛ばすぐらいに調節する。
「龍のあくび」
魔法陣から巨大なレーザーが放たれる。それはまっすぐに教会を丸々飲み込むと空へと方向を変え、周辺の景色から見事に教会の建物だけを消し去った。
「やっぱ便利なもんやなあ、全能って」
ダウターはうんうんと頷きながら導きの扉を召喚している。
「そんじゃ後はルイナーにこの世界も壊してもらっていっちょあがりや」
「それも僕が頼んでおきますよ」
まるで使い走りのような提案にダウターは目を丸くする。
「どしたん、なんか至れり尽くせりやな」
「今までほとんど全部任せきりでしたからね。僕もたまには働きますよ」
「嬉しい事言ってくれるやんけ。ほな頼むわ」
僕たちは導きの扉を開けて裁判所に帰り、ダウターが変な気を起こす前にルイナーに転生世界ごと全てを破壊してもらった。
(これでダウターとケイハ先生とやらが出会う事は二度となくなった)
未来が変わったことを確信し安心していた。だが……
今僕はダウターと戦っている。ピースメイカーは彼のことを『殴り合いになると弱い』などと評していたが、全くそんなことはなかった。彼の切り札はスピードアップフィールドのような単純なものではなかったのだ。もっと複雑で、もっと美しく、そして僕は彼の攻撃に対する有効な対抗手段を示せずにいる。
「オール……。なんでや? なんで先生を殺した……?」
能面のような顔をしたダウターが両手を大きく振り上げる。そのたびに僕の周りにたくさんのルービックキューブが浮かび上がり、毒々しく様々な色に輝く。
「金剛不動!」
対して僕は『自分に対する全ての効果を無視する代わりに一切の行動ができなくなる』スキルで地蔵の様にその場に固まっているだけだ。
(なぜダウターがそれを知っている!?)
ダイヤモンドに変化した身体で考える。ダウターは先生の姿も詳細も見知りすることなく、あの世界は砕けてなくなった。彼があの転生者を先生だと知る方法は無いはずだ。
「教えてくれたらよかったやんけ……なら俺にも心の準備と納得ができた……」
ダウターがまた両手を指揮者のように激しく動かす。ルービックキューブはその色と場所を次々に変えていった。
「この攻撃はなあ……、色んな倍率の加速フィールドや減速フィールドをめちゃくちゃに組み合わせて空中に召喚したもんや……、身体が1cm角のサイズごとにバラバラの速さで動いたらどうなるか、実際に味わったその右手がよくわかってるやろ」
ダウターの攻撃は突然だった。裁判所で何の防御魔法も展開していないところに彼のルービックキューブが右手めがけて飛来し、文字通り僕の右手はバラバラになって崩れ落ちていた。僕が手を一振りしただけで加速がかけられていた部分が前に飛び出し、減速がかけられた部分は後ろに飛びだしたのだ。
(あの転生者がケイハ先生だと知った後も、あなたは立ち直れなかったんだ!)
金剛不動が発動しているせいで思考以外の動作が一切取れず、僕の叫びは彼には届かない。スキルを解いてしまえば、僕のすぐ周りを取り囲むこのルービックキューブにバラバラにされてしまうだろう。
「お前の弱点はなあ……、最善手しか打てんことや……、だから俺の支援魔法と攻撃魔法と異常効果がばらまかれたこの攻撃に対抗するには、そうやって全部を無効にするしかない……」
ダウターが暗い目でぼんやりと僕に言葉を放ち続けている。
「その無敵モードを解いた瞬間に俺の攻撃はお前の頭めがけて飛ぶ……、その間にいくつスキルを発動できる……? 俺の百を超える魔法で組み合わされたこのルービックキューブの全てを無効化できるか……?」
(クソッ……!)
彼は加速フィールドと減速フィールドで組み合わされたといっているが、本当はまずそんな単純な物ではないだろう。明らかにその他にも多くの攻撃魔法や妨害魔法が発動しているのがわかる。『魔法効果無効』を発動すれば攻撃や支援などの魔法効果全て一切を無視できるのだが、あの立方体の中に物理攻撃が隠されていないという保証はどこにもない。
(転移で逃げるべきだったんだ)
しかし彼の攻撃が右手に炸裂した瞬間、僕の全能は自動的にその攻撃を拒絶するためのスキルを優先した。それがこの金剛不動であり、僕が今できるのはこのスキルの効果が切れた瞬間に、再び金剛不動をかけなおすことだけだ。
「自動発動なんて便利なようで不便やろ……? 普通は相手に機先を取られたら逃げの一手なんや……、特にこんなチート能力が蔓延してる世界ではな……。極論『触れたら死ぬ』みたいなスキルが存在しない保証がどこにある……? まあオールやったら自分が発動できるかどうかで確認できるかもしれんけどな……、それでも確認した次の瞬間、この世界のどこかにそのスキルを持った転生者が生まれるかもしれん……」
「金剛不動!」
スキルを再度かけなおす。
「オール……、自動発動の優先順位を考えろ……、状況に応じて何を発動させるかをあらかじめ自分の中で決めておけ……、ならその時が来た時には自分の想像通りのスキルが出せるはずや……」
彼は未だに表情のない虚ろな目で僕にずっと話しかけている。
「オール……、全能に全てを任せるな……、お前の七色の盾は既存の各属性のシールド魔法を重ねた素晴らしい魔法や……魔法やスキルを組み合わせろ……お前は魔力のキャパがでかい……その分組み合わせも多岐にわたる……」
違和感を感じる。これは本当に戦闘か?
「オール……、オール……、俺たちの希望……、お前は俺みたいに折れるなよ……、お前になら出来る……、お前になら……」
ダウターが僕を殺せるチャンスは何度あった!? どうして最初に僕の右手を狙った!? 金剛不動の再発動時に彼のルービックキューブがピクリとも動かなかった理由は何だ!?
「オール。頼んだで」
「ダウター!!!!」
彼はいつものようにニコニコと笑った。僕は金剛不動を解除し、全ての力を振り絞って彼の名前を叫ぶ。
その瞬間、ダウターは突如横から撃ち込まれた大きな白い光の奔流に飲まれ、その姿を消した。
「危なかったね、オール」
ゆっくりと一人の男が近づいてくる。白いローブを被った男。全身を罪に蝕まれ、老木のように痩せこけた四肢を持つ男。
「大丈夫かい?」
心から僕を心配しているような表情で僕をのぞき込んでくる。
「…………なぜ教えた?」
ホールダーを睨みつけ、右手を治療し戦闘の準備を整えていく。
「おお、さすがオールだ。どんどん自分で考える力をつけt……」
「なぜ教えた!!!」
ダウターはどうやって真実を知った? 転生者と転生世界はすでになく、彼が自分でそれを知る方法はなかった。ならば考えられる可能性は一つしかない。
「あの先生はね。ダウターにとってとても大切な人なんだ。そんな人が自分の知らないところで死んでいたなんてあまりにも悲しいだろう? 事実ダウターはもう折れてしまっていた」
前回の記憶を持っていたのは僕だけじゃなかったんだ。もう一人、同じ記憶を持っていながらそ知らぬふりをしていた男。前回と同じルートを辿る様に僕たちを誘導していた男!
「教えなければよかった! 伝えなければよかったじゃないか!」
光の剣を召喚し横に薙ぐ。それはあっさりとよけられてしまった。
「そういうわけにはいかない。それじゃダメなんだよ。それじゃダウターは救われない」
あらん限りの魔法や攻撃を、この感情にまかせて次々と撃ちだす。手を伸ばせば触れられる距離にいるというのに、僕の攻撃は一つも彼に届かなかった。
「だからね、オール」
視界の端に女神の姿が映る。
「どうかダウターを助けてやってくれ」
意識が白く染まった。
町はずれの大きな教会の近くに着く。周囲に子供の姿はなく、ちゃんと今日も昼寝をしているようだ。
「ダウターさん、探知しました。転生者と子供はみんな中で寝ているみたいです」
「さよか。ほなどうしよかなあ」
「僕がやりますよ。いつかはやらないといけないことだし」
「なんや随分決心早いな」
「一晩あれば色々考えるには十分です」
「確かにな。……子供はどうするんや?」
「殺しますよ。転生者がいなければ彼らも生きていけないでしょう」
「んー。俺らが転生世界ごと全部皆殺しにしてるのはそういう理由じゃないんやけどな。まあ任せてみるわ」
「はい」
僕はもう一度探知スキルで中の全員がきちんと眠っていることを確認する。そして右手を前に出し魔力を集中させ、発現した魔法陣の大きさをあの建物を丁度消し飛ばすぐらいに調節する。
「龍のあくび」
魔法陣から巨大なレーザーが放たれる。それはまっすぐに教会を丸々飲み込むと空へと方向を変え、周辺の景色から見事に教会の建物だけを消し去った。
「やっぱ便利なもんやなあ、全能って」
ダウターはうんうんと頷きながら導きの扉を召喚している。
「そんじゃ後はルイナーにこの世界も壊してもらっていっちょあがりや」
「それも僕が頼んでおきますよ」
まるで使い走りのような提案にダウターは目を丸くする。
「どしたん、なんか至れり尽くせりやな」
「今までほとんど全部任せきりでしたからね。僕もたまには働きますよ」
「嬉しい事言ってくれるやんけ。ほな頼むわ」
僕たちは導きの扉を開けて裁判所に帰り、ダウターが変な気を起こす前にルイナーに転生世界ごと全てを破壊してもらった。
(これでダウターとケイハ先生とやらが出会う事は二度となくなった)
未来が変わったことを確信し安心していた。だが……
今僕はダウターと戦っている。ピースメイカーは彼のことを『殴り合いになると弱い』などと評していたが、全くそんなことはなかった。彼の切り札はスピードアップフィールドのような単純なものではなかったのだ。もっと複雑で、もっと美しく、そして僕は彼の攻撃に対する有効な対抗手段を示せずにいる。
「オール……。なんでや? なんで先生を殺した……?」
能面のような顔をしたダウターが両手を大きく振り上げる。そのたびに僕の周りにたくさんのルービックキューブが浮かび上がり、毒々しく様々な色に輝く。
「金剛不動!」
対して僕は『自分に対する全ての効果を無視する代わりに一切の行動ができなくなる』スキルで地蔵の様にその場に固まっているだけだ。
(なぜダウターがそれを知っている!?)
ダイヤモンドに変化した身体で考える。ダウターは先生の姿も詳細も見知りすることなく、あの世界は砕けてなくなった。彼があの転生者を先生だと知る方法は無いはずだ。
「教えてくれたらよかったやんけ……なら俺にも心の準備と納得ができた……」
ダウターがまた両手を指揮者のように激しく動かす。ルービックキューブはその色と場所を次々に変えていった。
「この攻撃はなあ……、色んな倍率の加速フィールドや減速フィールドをめちゃくちゃに組み合わせて空中に召喚したもんや……、身体が1cm角のサイズごとにバラバラの速さで動いたらどうなるか、実際に味わったその右手がよくわかってるやろ」
ダウターの攻撃は突然だった。裁判所で何の防御魔法も展開していないところに彼のルービックキューブが右手めがけて飛来し、文字通り僕の右手はバラバラになって崩れ落ちていた。僕が手を一振りしただけで加速がかけられていた部分が前に飛び出し、減速がかけられた部分は後ろに飛びだしたのだ。
(あの転生者がケイハ先生だと知った後も、あなたは立ち直れなかったんだ!)
金剛不動が発動しているせいで思考以外の動作が一切取れず、僕の叫びは彼には届かない。スキルを解いてしまえば、僕のすぐ周りを取り囲むこのルービックキューブにバラバラにされてしまうだろう。
「お前の弱点はなあ……、最善手しか打てんことや……、だから俺の支援魔法と攻撃魔法と異常効果がばらまかれたこの攻撃に対抗するには、そうやって全部を無効にするしかない……」
ダウターが暗い目でぼんやりと僕に言葉を放ち続けている。
「その無敵モードを解いた瞬間に俺の攻撃はお前の頭めがけて飛ぶ……、その間にいくつスキルを発動できる……? 俺の百を超える魔法で組み合わされたこのルービックキューブの全てを無効化できるか……?」
(クソッ……!)
彼は加速フィールドと減速フィールドで組み合わされたといっているが、本当はまずそんな単純な物ではないだろう。明らかにその他にも多くの攻撃魔法や妨害魔法が発動しているのがわかる。『魔法効果無効』を発動すれば攻撃や支援などの魔法効果全て一切を無視できるのだが、あの立方体の中に物理攻撃が隠されていないという保証はどこにもない。
(転移で逃げるべきだったんだ)
しかし彼の攻撃が右手に炸裂した瞬間、僕の全能は自動的にその攻撃を拒絶するためのスキルを優先した。それがこの金剛不動であり、僕が今できるのはこのスキルの効果が切れた瞬間に、再び金剛不動をかけなおすことだけだ。
「自動発動なんて便利なようで不便やろ……? 普通は相手に機先を取られたら逃げの一手なんや……、特にこんなチート能力が蔓延してる世界ではな……。極論『触れたら死ぬ』みたいなスキルが存在しない保証がどこにある……? まあオールやったら自分が発動できるかどうかで確認できるかもしれんけどな……、それでも確認した次の瞬間、この世界のどこかにそのスキルを持った転生者が生まれるかもしれん……」
「金剛不動!」
スキルを再度かけなおす。
「オール……、自動発動の優先順位を考えろ……、状況に応じて何を発動させるかをあらかじめ自分の中で決めておけ……、ならその時が来た時には自分の想像通りのスキルが出せるはずや……」
彼は未だに表情のない虚ろな目で僕にずっと話しかけている。
「オール……、全能に全てを任せるな……、お前の七色の盾は既存の各属性のシールド魔法を重ねた素晴らしい魔法や……魔法やスキルを組み合わせろ……お前は魔力のキャパがでかい……その分組み合わせも多岐にわたる……」
違和感を感じる。これは本当に戦闘か?
「オール……、オール……、俺たちの希望……、お前は俺みたいに折れるなよ……、お前になら出来る……、お前になら……」
ダウターが僕を殺せるチャンスは何度あった!? どうして最初に僕の右手を狙った!? 金剛不動の再発動時に彼のルービックキューブがピクリとも動かなかった理由は何だ!?
「オール。頼んだで」
「ダウター!!!!」
彼はいつものようにニコニコと笑った。僕は金剛不動を解除し、全ての力を振り絞って彼の名前を叫ぶ。
その瞬間、ダウターは突如横から撃ち込まれた大きな白い光の奔流に飲まれ、その姿を消した。
「危なかったね、オール」
ゆっくりと一人の男が近づいてくる。白いローブを被った男。全身を罪に蝕まれ、老木のように痩せこけた四肢を持つ男。
「大丈夫かい?」
心から僕を心配しているような表情で僕をのぞき込んでくる。
「…………なぜ教えた?」
ホールダーを睨みつけ、右手を治療し戦闘の準備を整えていく。
「おお、さすがオールだ。どんどん自分で考える力をつけt……」
「なぜ教えた!!!」
ダウターはどうやって真実を知った? 転生者と転生世界はすでになく、彼が自分でそれを知る方法はなかった。ならば考えられる可能性は一つしかない。
「あの先生はね。ダウターにとってとても大切な人なんだ。そんな人が自分の知らないところで死んでいたなんてあまりにも悲しいだろう? 事実ダウターはもう折れてしまっていた」
前回の記憶を持っていたのは僕だけじゃなかったんだ。もう一人、同じ記憶を持っていながらそ知らぬふりをしていた男。前回と同じルートを辿る様に僕たちを誘導していた男!
「教えなければよかった! 伝えなければよかったじゃないか!」
光の剣を召喚し横に薙ぐ。それはあっさりとよけられてしまった。
「そういうわけにはいかない。それじゃダメなんだよ。それじゃダウターは救われない」
あらん限りの魔法や攻撃を、この感情にまかせて次々と撃ちだす。手を伸ばせば触れられる距離にいるというのに、僕の攻撃は一つも彼に届かなかった。
「だからね、オール」
視界の端に女神の姿が映る。
「どうかダウターを助けてやってくれ」
意識が白く染まった。
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