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第二章
2-15 オール VS ダウター
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「はい、いらっしゃい」
気がつくと私は大きな部屋の中にいた。純白に包まれたその部屋はまるで裁判所のようになっていて、自分は証言台の位置に立っていた。
「貴様らは……!」
壇上にはアンタッチャブル達がずらりと鎮座している。一人一人が天聖軍の一軍以上に匹敵する、それほど強力な能力者達が一同に会している事実に冷や汗が走る。
「そんな緊張せんでええんやで。アンちゃんから聞いてるやろ? なかよーやろーや」
「馬鹿を言うな……」
いつ攻撃されてもいいように防御魔法を次々に発動させていく。物理攻撃無効と魔法攻撃無効、まずはこの二つ、その後に自分の基本能力を高めていく魔法だ。『百聞と百見』で相手のどんな動きにも反応できるように準備しておき、まずは相手の出方を見る。
(こちらから攻撃を仕掛けたところでせいぜい一人二人を相打ちに持っていくのが精いっぱいだろう)
力の極致で戦うときに人数というのはそれほど重要なものなのだ。どれだけ攻撃を無効化したとしても、天聖者を殺す方法なぞいくらでもある。
「でもあれやろ? 自分まだ転生者なんやろ。じゃあ俺らが認めてオッケー出さん限り天聖できひんやろ」
そう、それが一番の問題なのだ。転生者が天聖するには『天聖者の元での一定の実務経験と推薦』が必要なのだ。
私は女神様にここで協力せよと指示を受けているので、他の天聖者の元へ鞍替えすることもできない。
「いやまじそんな難しい顔せんでも大丈夫やって。俺らとちょこーっと一緒に働くだけ! 無茶ぶりとかもせんし、なんなら俺らがいつもやってるような転生者殺しもせんでいいよ」
「当たり前だ!」
余りにも平然と転生者殺しなどと言い放つ男にヘドが出る。
「まあとにかく俺らの手伝いだけやっててくれたらええから。それじゃリーダー呼ぶけど、リーダーにだけは生意気な口きたらあかんで?」
奥の導きの門が開き、真っ白いローブに包まれた枯れ木のような男が出てくる。こいつこそがアンタッチャブルを束ねる悪の首領、『ホールダー』だ。
「やあ、オール。久しぶりだね」
慣れなれしい言葉に背筋がざわつく。
「コネクター、どうだい?」
「やっぱり駄目ね。アンダーが『全能』と天聖者の時の記憶は戻したみたいだけど、他は相変わらず。自分が死んだ時の事も覚えてないわ」
「いや、それでいいんだ。彼はまだ、彼の死の際に何が起きたかを受け入れる準備ができていないだろう」
「……お前たちは何を知っているのだ」
私を無視して進められる話に口を挟む。奴らの言うことを信じるならば、やはり私は一度死んでいるらしい。今置かれている状況からしてもそれは間違いないかもしれん。しかし奴らはアンタッチャブルなのだ。軽々に信用していい相手ではない。
「今のオールには理解できないことばかりだよ。君はまだ何も知らない。学院に行ってしまったのなら尚更さ」
「馬鹿にするな! そもそも学院に転生させたのはお前達だろう! 一体何が望みなのだ!」
アンタッチャブルの考えていることが一向に理解できない苛立ちからつい語気を荒げてしまう。私の心は今、アンタッチャブルに対する怒りや不信と、女神様からのご指示の間で揺れに揺れている。
「私たちの望みはたった一つ。『転生のない世界』だけさ」
「愚かな……」
この世から転生がなくなってしまえばどうなる!? 無力な人間は魔族のおもちゃにされるだけだ。我々が世界と人間を守らずして、どうしてこの世に平穏が訪れようか!
「あのー、すみません。言葉に気を付けた方がいいですよ。僕とかにはいいんですけど、リーダーに対しては注意してくださいね」
随分パッとしない男に釘を刺されたせいで私の苛立ちは更に増幅されていく。
「女神様のお言葉さえなければ、貴様らとは言葉の一つでも交わすものか!」
「おーおー、言いよるなあ」
アンタッチャブルの一人、アレは……ダウターだったな。ダウターが階段から降りて私のすぐ側まで歩いてくる。
警戒を最大限まで高め、いつでも戦闘を始められるよう準備をする。
「リーダー、一回わからせときましょや。これからもこんなんやったら仕事なりませんわ」
フン、馬脚を露したな。所詮お前たちはそういう存在だ。暴力と破壊、この世に混乱と死をまき散らす者達め。
「私は女神様より貴様たちを手伝えと指示を受けている。しかしそれも、お前たちが私を従えるに相応しい者ならばの話だ。来い、ダウター。女神様に愛されし『万能』のオールの力見せてやる」
言葉巧みに一対一の戦闘に誘い込む。さすがにアンタッチャブル複数を一度に相手にするのは避けなければならない。一対一なら私は不敗で無敵だ。
「……仕方ないね。じゃあダウター。くれぐれも殺したりしないように」
「殺されたりしないように、の間違いだろう。私は既に物理攻撃無効と魔法攻撃無効を発動済みだ。何をどうしようと私にダメージを与える事は出来ん」
ゆっくりとスキル欄にあるバフを順番にかけていく。中には効果をあまりきちんと知らないものもたくさんあるが関係ない。
「まじで? 最強やんそんなん。ずっこいわー」
ダウターはヘラヘラとその細い目で笑いながら私から少しだけ距離を取る。私はそれを見ながらバフをかけ終わり、次に使用する武器を選ぶ。
(ダウターがやられそうになったらどいつが上から手助けしてくるかわからん。盾は外せないな)
大きなカイトシールドと長剣を召喚し装備する。
「自動防御、自動反撃、みかわし、二回攻撃、二回詠唱、ダブルコマンド」
ダウターは愚かにも私が自分を強化していくのを見ているだけだ。まあそもそも私を止めようとしても無敵なのだから意味がないのだがな。
「なあなあ、全能って何ができるんや?」
奴のくだらない企みについつい笑ってしまう。
「お前の戦い方は知っているぞ、『疑う者』、私はお前の問いかけに答えるつもりはない。お前はただ私に斬られるだけだ」
「なんやねんマジつまらんやっちゃなあ。せっかく全能の弱点とか教えたろうと思ったのに。もうええわ。スピードアップフィールド」
「そんなはったりに乗るほど私は愚かではない。それになんだ? スピードアップのみ? もう試合を投げているのか?」
『速さ』を自慢に私にかかってきた者など過去に腐るほどいた。特に緩急をつけて分身だのなんだのとのたまうニンジャ崩れは嫌というほど倒してきている。
(だが……)
腐ってもこいつはアンタッチャブルの一人だ。もちろん私レベルの強者と戦ってきたわけではないだろうが、数多の天聖者がこいつらの毒牙にかかっている。油断は禁物だ、命はたった一つしかない。必勝を持って戦いに臨まねばならない。
私がありとあらゆるスキルを発動し自分を最強の状態に持っていく間、ダウターはただスピードアップフィールドを繰り返しているだけだった。ダウターの足元から私の方に、無数の加速フィールドが生成されていく。お粗末にも隠蔽すらされていないそのフィールドは、ピカピカと光りながら場所を私に知らせている。
「速さ自慢もたいがいにしたまえ」
私はアンチフィールドを詠唱し、次々にダウターのスピードアップフィールドに重ねていく。
「あー、消すなや! 俺の光速を超える超パンチが撃たれへんやんけ!」
思わずこの男に好感を持ってしまうぐらいになんとも素直な反応だ。まあだからといってこいつの運命が変わるわけではないが。
「それではそろそろ終わりにしよう」
ダウターの周りをアンチフィールドで埋め尽くし、新たなスピードアップフィールドを設置することができないようにする。光速を超える速さで殴ろうが私は物理攻撃も魔法攻撃も無効にしてあるので全く意味を成すことはないが、出来る事を全てやるのが能力者同士の戦いというものだ。
できれば相手の攻撃を待ち、自動反撃で倒したかったが相手が、フィールドを消されたせいかダウターに動く気配はない。私自身でこのくだらない劇の幕を下ろすとしよう。
私は剣に強い光を纏わせる。この星すら切り裂く神の光は受ける事すら不可能な無敗の技だ。
未だにニヤニヤと笑いながら何とか虚勢を張っている哀れな男に向かって神速で踏み込む。私の剣が完璧なタイミングで左から右へ振り抜かれ、見事光の剣は空を切った。
「…………は?」
私はいつの間にか地面に突っ伏していた。
気がつくと私は大きな部屋の中にいた。純白に包まれたその部屋はまるで裁判所のようになっていて、自分は証言台の位置に立っていた。
「貴様らは……!」
壇上にはアンタッチャブル達がずらりと鎮座している。一人一人が天聖軍の一軍以上に匹敵する、それほど強力な能力者達が一同に会している事実に冷や汗が走る。
「そんな緊張せんでええんやで。アンちゃんから聞いてるやろ? なかよーやろーや」
「馬鹿を言うな……」
いつ攻撃されてもいいように防御魔法を次々に発動させていく。物理攻撃無効と魔法攻撃無効、まずはこの二つ、その後に自分の基本能力を高めていく魔法だ。『百聞と百見』で相手のどんな動きにも反応できるように準備しておき、まずは相手の出方を見る。
(こちらから攻撃を仕掛けたところでせいぜい一人二人を相打ちに持っていくのが精いっぱいだろう)
力の極致で戦うときに人数というのはそれほど重要なものなのだ。どれだけ攻撃を無効化したとしても、天聖者を殺す方法なぞいくらでもある。
「でもあれやろ? 自分まだ転生者なんやろ。じゃあ俺らが認めてオッケー出さん限り天聖できひんやろ」
そう、それが一番の問題なのだ。転生者が天聖するには『天聖者の元での一定の実務経験と推薦』が必要なのだ。
私は女神様にここで協力せよと指示を受けているので、他の天聖者の元へ鞍替えすることもできない。
「いやまじそんな難しい顔せんでも大丈夫やって。俺らとちょこーっと一緒に働くだけ! 無茶ぶりとかもせんし、なんなら俺らがいつもやってるような転生者殺しもせんでいいよ」
「当たり前だ!」
余りにも平然と転生者殺しなどと言い放つ男にヘドが出る。
「まあとにかく俺らの手伝いだけやっててくれたらええから。それじゃリーダー呼ぶけど、リーダーにだけは生意気な口きたらあかんで?」
奥の導きの門が開き、真っ白いローブに包まれた枯れ木のような男が出てくる。こいつこそがアンタッチャブルを束ねる悪の首領、『ホールダー』だ。
「やあ、オール。久しぶりだね」
慣れなれしい言葉に背筋がざわつく。
「コネクター、どうだい?」
「やっぱり駄目ね。アンダーが『全能』と天聖者の時の記憶は戻したみたいだけど、他は相変わらず。自分が死んだ時の事も覚えてないわ」
「いや、それでいいんだ。彼はまだ、彼の死の際に何が起きたかを受け入れる準備ができていないだろう」
「……お前たちは何を知っているのだ」
私を無視して進められる話に口を挟む。奴らの言うことを信じるならば、やはり私は一度死んでいるらしい。今置かれている状況からしてもそれは間違いないかもしれん。しかし奴らはアンタッチャブルなのだ。軽々に信用していい相手ではない。
「今のオールには理解できないことばかりだよ。君はまだ何も知らない。学院に行ってしまったのなら尚更さ」
「馬鹿にするな! そもそも学院に転生させたのはお前達だろう! 一体何が望みなのだ!」
アンタッチャブルの考えていることが一向に理解できない苛立ちからつい語気を荒げてしまう。私の心は今、アンタッチャブルに対する怒りや不信と、女神様からのご指示の間で揺れに揺れている。
「私たちの望みはたった一つ。『転生のない世界』だけさ」
「愚かな……」
この世から転生がなくなってしまえばどうなる!? 無力な人間は魔族のおもちゃにされるだけだ。我々が世界と人間を守らずして、どうしてこの世に平穏が訪れようか!
「あのー、すみません。言葉に気を付けた方がいいですよ。僕とかにはいいんですけど、リーダーに対しては注意してくださいね」
随分パッとしない男に釘を刺されたせいで私の苛立ちは更に増幅されていく。
「女神様のお言葉さえなければ、貴様らとは言葉の一つでも交わすものか!」
「おーおー、言いよるなあ」
アンタッチャブルの一人、アレは……ダウターだったな。ダウターが階段から降りて私のすぐ側まで歩いてくる。
警戒を最大限まで高め、いつでも戦闘を始められるよう準備をする。
「リーダー、一回わからせときましょや。これからもこんなんやったら仕事なりませんわ」
フン、馬脚を露したな。所詮お前たちはそういう存在だ。暴力と破壊、この世に混乱と死をまき散らす者達め。
「私は女神様より貴様たちを手伝えと指示を受けている。しかしそれも、お前たちが私を従えるに相応しい者ならばの話だ。来い、ダウター。女神様に愛されし『万能』のオールの力見せてやる」
言葉巧みに一対一の戦闘に誘い込む。さすがにアンタッチャブル複数を一度に相手にするのは避けなければならない。一対一なら私は不敗で無敵だ。
「……仕方ないね。じゃあダウター。くれぐれも殺したりしないように」
「殺されたりしないように、の間違いだろう。私は既に物理攻撃無効と魔法攻撃無効を発動済みだ。何をどうしようと私にダメージを与える事は出来ん」
ゆっくりとスキル欄にあるバフを順番にかけていく。中には効果をあまりきちんと知らないものもたくさんあるが関係ない。
「まじで? 最強やんそんなん。ずっこいわー」
ダウターはヘラヘラとその細い目で笑いながら私から少しだけ距離を取る。私はそれを見ながらバフをかけ終わり、次に使用する武器を選ぶ。
(ダウターがやられそうになったらどいつが上から手助けしてくるかわからん。盾は外せないな)
大きなカイトシールドと長剣を召喚し装備する。
「自動防御、自動反撃、みかわし、二回攻撃、二回詠唱、ダブルコマンド」
ダウターは愚かにも私が自分を強化していくのを見ているだけだ。まあそもそも私を止めようとしても無敵なのだから意味がないのだがな。
「なあなあ、全能って何ができるんや?」
奴のくだらない企みについつい笑ってしまう。
「お前の戦い方は知っているぞ、『疑う者』、私はお前の問いかけに答えるつもりはない。お前はただ私に斬られるだけだ」
「なんやねんマジつまらんやっちゃなあ。せっかく全能の弱点とか教えたろうと思ったのに。もうええわ。スピードアップフィールド」
「そんなはったりに乗るほど私は愚かではない。それになんだ? スピードアップのみ? もう試合を投げているのか?」
『速さ』を自慢に私にかかってきた者など過去に腐るほどいた。特に緩急をつけて分身だのなんだのとのたまうニンジャ崩れは嫌というほど倒してきている。
(だが……)
腐ってもこいつはアンタッチャブルの一人だ。もちろん私レベルの強者と戦ってきたわけではないだろうが、数多の天聖者がこいつらの毒牙にかかっている。油断は禁物だ、命はたった一つしかない。必勝を持って戦いに臨まねばならない。
私がありとあらゆるスキルを発動し自分を最強の状態に持っていく間、ダウターはただスピードアップフィールドを繰り返しているだけだった。ダウターの足元から私の方に、無数の加速フィールドが生成されていく。お粗末にも隠蔽すらされていないそのフィールドは、ピカピカと光りながら場所を私に知らせている。
「速さ自慢もたいがいにしたまえ」
私はアンチフィールドを詠唱し、次々にダウターのスピードアップフィールドに重ねていく。
「あー、消すなや! 俺の光速を超える超パンチが撃たれへんやんけ!」
思わずこの男に好感を持ってしまうぐらいになんとも素直な反応だ。まあだからといってこいつの運命が変わるわけではないが。
「それではそろそろ終わりにしよう」
ダウターの周りをアンチフィールドで埋め尽くし、新たなスピードアップフィールドを設置することができないようにする。光速を超える速さで殴ろうが私は物理攻撃も魔法攻撃も無効にしてあるので全く意味を成すことはないが、出来る事を全てやるのが能力者同士の戦いというものだ。
できれば相手の攻撃を待ち、自動反撃で倒したかったが相手が、フィールドを消されたせいかダウターに動く気配はない。私自身でこのくだらない劇の幕を下ろすとしよう。
私は剣に強い光を纏わせる。この星すら切り裂く神の光は受ける事すら不可能な無敗の技だ。
未だにニヤニヤと笑いながら何とか虚勢を張っている哀れな男に向かって神速で踏み込む。私の剣が完璧なタイミングで左から右へ振り抜かれ、見事光の剣は空を切った。
「…………は?」
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