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第0章
0-17 心の芯
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僅かな時間の後、目を開くとそこは裁判所のような場所だった。僕の目の前には証言台が置いてあり、向こうには数段高い場所に黒い革張りの立派な椅子が置いてあった。おそらく裁判長席に値するものだろう。その黒い椅子の両隣にもいくつか背もたれ付きの木製の椅子が置いてあった。
「おお! いらっしゃいいらっしゃーい。よお来たな」
僕が今一番聞きたくない男の声が椅子の一つから聞こえた。ピースメイカーの話からなんとなく予想はしていたが……
(本当にアンタッチャブルの所へ連れてこられるとは)
そのピースメイカーはさっさと僕の側から離れ、両脇にある階段を登って別の椅子の一つに座ってしまった。
「一体何が目的なんですか? これ以上僕をもてあそぶのはやめてください。僕はあなた達の邪魔をしないし関わらない。だから僕にも関わらないでくれませんか」
僕の平穏を崩さないでくれ……、それだけが今の僕の唯一の望みなんだ。
「なんやねんめちゃめちゃ嫌われとるやんけ。メイカー、お前ここに来るまでになんかやったんか?」
「ふざけんな! お前に決まってんだろ!」
またお芝居が始まった。毎度毎度本当にいい加減にして欲しい。僕はもう何も考えずに過ごしていくことに決めたんだ。転生者がどうなろうと知った事じゃない。
「聞いたでえ、サンズガワ君。なんや自分もう転生者との面談やめてもうたらしいやん? 今はあのしょーもない機械一台ボンと置いてほったらかしの流れ作業にしてるみたいやね」
「……それがどうかしたんですか」
「いやだってなあ? せっかく転生者のこと一生懸命考えてどんなスキルにするとか、転生したらどんなことするとか一緒に考えとったんやろ? なんで急にやめてもうたんかなあって……
「お前のせいだろうが!」
僕の叫びにもこの男たちはビクともしない。ダウターはずっと笑ったまんまで、ピースメイカーはどこか馬鹿にしたような顔で僕を見ているだけだ。
「なあなあ、正義と悪ってどっちが勝つと思う?」
「……もうお前の謎かけに付き合うつもりはない」
僕は導きの門を召喚する。こんなところに長居する理由はない、帰って聖名持ちがアンタッチャブルとつるんでいたことの報告でもさせてもらうつもりだ。
すると僕と導きの門の間に大きなモニターが現れた。モニターの目の前には赤い手のひらサイズのボタンが置いてあり、まるでクイズ番組だ。
「はーい、それじゃ今からモニターに映像が流れまーす。サンズガワ君がボタンを押すとモニターに映った人たちは助かりますが、押さなければ彼らは死にます! それじゃ頑張ってくださーい!」
司会気取りのダウターとこの一組のふざけた小道具を無視して導きの門まで進む。僕がその取っ手を握ろうとしたその時……
モニターから大きな音でたくさんの悲鳴や泣き声が聞こえてきた。その悲痛さは耳を塞ぎたくなるほどで、一体どれだけの人がいるのかわからない。反射的にモニターに目をやると、そこには数えきれないほどの人が杭に縛られ、足元にはたくさんの薪や燃料を置かれている。大人だけではなく小さな子供も同じように縛られていた。この先を想像して血の気が引いていく。
「はい! ご存じ火あぶりです! このままじゃみんな死んじゃいますよ! 焼死はめちゃくちゃきつい死に方です! でも大丈夫! サンズガワ君。あなたがそこのボタンを押すだけでこの人たちは助かります! 」
一体何の茶番だ? 僕にあのボタンを押させて何の得になるかわからないが、僕はもう転生先の世界に関わることをやめたのだ。こんな悲劇はどこにだってある、別段珍しいものじゃない。
モニターから視線を外し、また導きの門の方へと進んでいく。さっさと門に入ってしまえば、これから起こる悲しい出来事も見ないで済むだろう。
「おーっと! サンズガワ選手リタイヤかーっ!? あー! 火が! 火がつけられようとしています! あのボタンを押すだけで彼らの命は助かるんです! サンズガワ選手は血も涙もない男だったのかーっ!」
囃し立てる声は無視した。しかしモニターから流れてくる地獄の叫び声は僕の足を止め、脳を揺らし、呼吸を早くする。映像は下卑た顔で笑う兵士が子供の顔に火を近づけているところを流していた。隣にいるのは母親だろうか、縛られた肌が擦り切れ、血が流れるほど身体を揺すりながら大声で叫んでいる。
しかし僕は転生世界に関わらないことを決めたのだ。これは全部こいつらが仕組んでやってることなんだろ? それとも転生者がやってるのか……? わからない、どうでもいいんだ。どうでもいい。僕は仕事をこなして……
「サンズガワアアアアアアアア!!!!!」
「うるせええええええええええ!!!!!」
僕はダウターの声をかき消すように叫び、同時に全身を瞬時に獣に変えて身体を引き絞る、すぐさま全ての力を解放し赤いボタンに飛んだ。
ボタンに爪先が触れた瞬間、映像の中で暴虐の嵐が吹き荒れた……。
赤髪の女が腕を振り回し、兵士たちは塵へと変わる。黒ずくめの女がその服をヒラヒラと躍らせながら、目にもとまらぬ速さで縛られた人の縄を切り、モニターに向かってピースサインまでしてくれるサービスっぷりだ。
「ハハ……ハハハ……ハハハハ……」
僕は自分の馬鹿さ加減に笑ってしまう。全身から力が抜けその場にへたりこんだ。あの二人の女もアンタッチャブルだ、結局これは全部こいつらの仕込みで、僕はマヌケみたいにそれに乗せられてたんだ。
「どうして……どうして僕にこんなことをするんだ……、一体何が面白いってんだよ!? ふざけるな!」
「ふざけとらん」
怒りに任せてダウターを睨みつけたが、初めて見る彼の大きく開いた目と真剣な表情に、僕は言葉を継ぐことができない。
「答えぇ、正義と悪はどっちが勝つと思う」
さっきと同じ質問だ。しかし今の彼からはおふざけや冗談で言っている様子は微塵もない。
「正義だよ……、たとえ現実がそううまく行かなかったとしても、みんな正義が勝つと信じてやってるんだ……」
僕もやっていたんだ……やってたんだ!
「じゃあ正義になるためには何がいる?」
「悪徳を憎み……平和を愛し……人を助け……、そういった精神だろ」
「ちゃうな」
「……じゃあ何なんだよ」
「悪人そのものや」
「は……?」
哲学か? それともトンチか? ただでさえ疲れ切った頭では真意を読み取ることができない。
「今モニターに映ってたんはな、ある転生世界の一つの村の住人が全員丸々火あぶりにされるとこやったんや。お前は俺らの仕込みやと思ってるんかもしれんけど、俺らはただ元々助ける予定やった人間を助けただけや」
「あの世界には勇者志望の転生者がおってな、『勇者っぽい何かをしたい』ってずっと思って過ごしてるんや。じゃあ勇者っぽい事をするには何がいる?」
「魔王……」
「そうや、『退治する対象』がいるんや。たったそれだけの理由であの人たちは火あぶりにされるところやった。『どこかにとてもひどい奴がいて、勇者の僕が退治したらきっとすごい』って勇者の欲望を叶えるためだけにな」
「そんな馬鹿な……」
「正義が正義するにはな、その前に絶対どっかで悪行が必要なんや。おかしな話やろ? 全員が善人の世界には正義がないなんてな」
「俺らが転生者を殺して回ってる理由がちょっとだけでもわかったか? さっきの世界におる転生者ももう今頃は殺されとる。そうせんと別の場所でいくらでも同じ事が起きよるからや」
「僕らが……、案内人が転生者を送るたびに! こんなことがその世界で起きてるっていうのか!! そして! 僕も! あんたらも! 同じことをしてきたっていうのか!!!」
信じられない、信じたくないことばかりだった。僕はどれだけ多くの人を助けた? そして僕が助けるためにどれだけの人が不幸にあったのだ?
「導きの門は呪いの門や。転生予定者がこいつに触れると、地球をベースにそいつの欲望通りの世界が出来上がる。どの転生世界に行っても重力や空気組成、成人男性が一日に必要な栄養の量から海の水が塩っ辛いことまで共通してる理由はなんや? 転生世界は元々存在してた世界なんかやない、転生者の夢とクソの詰め合わせボックスなんや」
「しかもタチの悪い事に、転生世界は転生者がその世界におる限りずっとそいつのお願いを気持ちよく叶えてくれる。エルフが欲しくなりゃエルフが作られ、マジカルメイドロボが欲しくなりゃ文明を無視してオーパーツの出来上がりや。転生者としてすげえ能力を持ってるのに、同じパーティーの仲間はマヌケにもそれに気づかず追放するし、王様は報酬を渡すのが惜しくて裏切る。お前ならやるか? でも転生世界の登場人物はやるんや。なぜならそれを転生者が望んでるからな」
僕は何も言葉を返す事ができなかった。こんなのはあまりにも……あまりにも酷い話じゃないか。
「さあ、ほんでこっからが本題や」
「おお! いらっしゃいいらっしゃーい。よお来たな」
僕が今一番聞きたくない男の声が椅子の一つから聞こえた。ピースメイカーの話からなんとなく予想はしていたが……
(本当にアンタッチャブルの所へ連れてこられるとは)
そのピースメイカーはさっさと僕の側から離れ、両脇にある階段を登って別の椅子の一つに座ってしまった。
「一体何が目的なんですか? これ以上僕をもてあそぶのはやめてください。僕はあなた達の邪魔をしないし関わらない。だから僕にも関わらないでくれませんか」
僕の平穏を崩さないでくれ……、それだけが今の僕の唯一の望みなんだ。
「なんやねんめちゃめちゃ嫌われとるやんけ。メイカー、お前ここに来るまでになんかやったんか?」
「ふざけんな! お前に決まってんだろ!」
またお芝居が始まった。毎度毎度本当にいい加減にして欲しい。僕はもう何も考えずに過ごしていくことに決めたんだ。転生者がどうなろうと知った事じゃない。
「聞いたでえ、サンズガワ君。なんや自分もう転生者との面談やめてもうたらしいやん? 今はあのしょーもない機械一台ボンと置いてほったらかしの流れ作業にしてるみたいやね」
「……それがどうかしたんですか」
「いやだってなあ? せっかく転生者のこと一生懸命考えてどんなスキルにするとか、転生したらどんなことするとか一緒に考えとったんやろ? なんで急にやめてもうたんかなあって……
「お前のせいだろうが!」
僕の叫びにもこの男たちはビクともしない。ダウターはずっと笑ったまんまで、ピースメイカーはどこか馬鹿にしたような顔で僕を見ているだけだ。
「なあなあ、正義と悪ってどっちが勝つと思う?」
「……もうお前の謎かけに付き合うつもりはない」
僕は導きの門を召喚する。こんなところに長居する理由はない、帰って聖名持ちがアンタッチャブルとつるんでいたことの報告でもさせてもらうつもりだ。
すると僕と導きの門の間に大きなモニターが現れた。モニターの目の前には赤い手のひらサイズのボタンが置いてあり、まるでクイズ番組だ。
「はーい、それじゃ今からモニターに映像が流れまーす。サンズガワ君がボタンを押すとモニターに映った人たちは助かりますが、押さなければ彼らは死にます! それじゃ頑張ってくださーい!」
司会気取りのダウターとこの一組のふざけた小道具を無視して導きの門まで進む。僕がその取っ手を握ろうとしたその時……
モニターから大きな音でたくさんの悲鳴や泣き声が聞こえてきた。その悲痛さは耳を塞ぎたくなるほどで、一体どれだけの人がいるのかわからない。反射的にモニターに目をやると、そこには数えきれないほどの人が杭に縛られ、足元にはたくさんの薪や燃料を置かれている。大人だけではなく小さな子供も同じように縛られていた。この先を想像して血の気が引いていく。
「はい! ご存じ火あぶりです! このままじゃみんな死んじゃいますよ! 焼死はめちゃくちゃきつい死に方です! でも大丈夫! サンズガワ君。あなたがそこのボタンを押すだけでこの人たちは助かります! 」
一体何の茶番だ? 僕にあのボタンを押させて何の得になるかわからないが、僕はもう転生先の世界に関わることをやめたのだ。こんな悲劇はどこにだってある、別段珍しいものじゃない。
モニターから視線を外し、また導きの門の方へと進んでいく。さっさと門に入ってしまえば、これから起こる悲しい出来事も見ないで済むだろう。
「おーっと! サンズガワ選手リタイヤかーっ!? あー! 火が! 火がつけられようとしています! あのボタンを押すだけで彼らの命は助かるんです! サンズガワ選手は血も涙もない男だったのかーっ!」
囃し立てる声は無視した。しかしモニターから流れてくる地獄の叫び声は僕の足を止め、脳を揺らし、呼吸を早くする。映像は下卑た顔で笑う兵士が子供の顔に火を近づけているところを流していた。隣にいるのは母親だろうか、縛られた肌が擦り切れ、血が流れるほど身体を揺すりながら大声で叫んでいる。
しかし僕は転生世界に関わらないことを決めたのだ。これは全部こいつらが仕組んでやってることなんだろ? それとも転生者がやってるのか……? わからない、どうでもいいんだ。どうでもいい。僕は仕事をこなして……
「サンズガワアアアアアアアア!!!!!」
「うるせええええええええええ!!!!!」
僕はダウターの声をかき消すように叫び、同時に全身を瞬時に獣に変えて身体を引き絞る、すぐさま全ての力を解放し赤いボタンに飛んだ。
ボタンに爪先が触れた瞬間、映像の中で暴虐の嵐が吹き荒れた……。
赤髪の女が腕を振り回し、兵士たちは塵へと変わる。黒ずくめの女がその服をヒラヒラと躍らせながら、目にもとまらぬ速さで縛られた人の縄を切り、モニターに向かってピースサインまでしてくれるサービスっぷりだ。
「ハハ……ハハハ……ハハハハ……」
僕は自分の馬鹿さ加減に笑ってしまう。全身から力が抜けその場にへたりこんだ。あの二人の女もアンタッチャブルだ、結局これは全部こいつらの仕込みで、僕はマヌケみたいにそれに乗せられてたんだ。
「どうして……どうして僕にこんなことをするんだ……、一体何が面白いってんだよ!? ふざけるな!」
「ふざけとらん」
怒りに任せてダウターを睨みつけたが、初めて見る彼の大きく開いた目と真剣な表情に、僕は言葉を継ぐことができない。
「答えぇ、正義と悪はどっちが勝つと思う」
さっきと同じ質問だ。しかし今の彼からはおふざけや冗談で言っている様子は微塵もない。
「正義だよ……、たとえ現実がそううまく行かなかったとしても、みんな正義が勝つと信じてやってるんだ……」
僕もやっていたんだ……やってたんだ!
「じゃあ正義になるためには何がいる?」
「悪徳を憎み……平和を愛し……人を助け……、そういった精神だろ」
「ちゃうな」
「……じゃあ何なんだよ」
「悪人そのものや」
「は……?」
哲学か? それともトンチか? ただでさえ疲れ切った頭では真意を読み取ることができない。
「今モニターに映ってたんはな、ある転生世界の一つの村の住人が全員丸々火あぶりにされるとこやったんや。お前は俺らの仕込みやと思ってるんかもしれんけど、俺らはただ元々助ける予定やった人間を助けただけや」
「あの世界には勇者志望の転生者がおってな、『勇者っぽい何かをしたい』ってずっと思って過ごしてるんや。じゃあ勇者っぽい事をするには何がいる?」
「魔王……」
「そうや、『退治する対象』がいるんや。たったそれだけの理由であの人たちは火あぶりにされるところやった。『どこかにとてもひどい奴がいて、勇者の僕が退治したらきっとすごい』って勇者の欲望を叶えるためだけにな」
「そんな馬鹿な……」
「正義が正義するにはな、その前に絶対どっかで悪行が必要なんや。おかしな話やろ? 全員が善人の世界には正義がないなんてな」
「俺らが転生者を殺して回ってる理由がちょっとだけでもわかったか? さっきの世界におる転生者ももう今頃は殺されとる。そうせんと別の場所でいくらでも同じ事が起きよるからや」
「僕らが……、案内人が転生者を送るたびに! こんなことがその世界で起きてるっていうのか!! そして! 僕も! あんたらも! 同じことをしてきたっていうのか!!!」
信じられない、信じたくないことばかりだった。僕はどれだけ多くの人を助けた? そして僕が助けるためにどれだけの人が不幸にあったのだ?
「導きの門は呪いの門や。転生予定者がこいつに触れると、地球をベースにそいつの欲望通りの世界が出来上がる。どの転生世界に行っても重力や空気組成、成人男性が一日に必要な栄養の量から海の水が塩っ辛いことまで共通してる理由はなんや? 転生世界は元々存在してた世界なんかやない、転生者の夢とクソの詰め合わせボックスなんや」
「しかもタチの悪い事に、転生世界は転生者がその世界におる限りずっとそいつのお願いを気持ちよく叶えてくれる。エルフが欲しくなりゃエルフが作られ、マジカルメイドロボが欲しくなりゃ文明を無視してオーパーツの出来上がりや。転生者としてすげえ能力を持ってるのに、同じパーティーの仲間はマヌケにもそれに気づかず追放するし、王様は報酬を渡すのが惜しくて裏切る。お前ならやるか? でも転生世界の登場人物はやるんや。なぜならそれを転生者が望んでるからな」
僕は何も言葉を返す事ができなかった。こんなのはあまりにも……あまりにも酷い話じゃないか。
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