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第0章
0-13 巨狼
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「あの、よろしければこの場所についての話や、この柵や落とし穴を作った人の事を伺いたいんですが」
焚火をしていた空き地で僕に最初に声をかけてくれた老人に話しかける。
「もちろん結構ですとも。我々は元々森でバラバラに暮らしておりました。今ここにいるのは三十人程度ですが、これからもっと増えていくでしょう。それも全て二つ足の神様のおかげなのです」
「その二つ足の神様とは?」
「私があの方に出会ったの時、すでにあの方は何人かの我々人間と一緒に行動していました。神は人間を集めて、大きな家族として生きていこうと私を誘ってくださいました。御覧の通り人間はとてもか弱い生き物です。しかし神は我々に似た身体を持ちながら、なんとたった二本の足だけで移動することが可能でした。しかも神はそれだけではなく石よりも鋭い道具を持ち、それで木を削ったり他の動物を殺したりすることができました。さきほどあなたが使っていた炎の魔法ももちろん使うことができました」
時々相槌を入れながら話を聞いていく。この世界では人間は非常に弱い生き物で、捕食者に狙われる日々を過ごしているらしい。手先を使った作業は僕と同じようにできるものの、物を運んだり戦ったりする力はまるでないようだった。
「神はこの洞窟に人間を集め、入口を柵で守りました。更にその力強い手足を使って落とし穴を掘り、我々が他の動物から襲われることを防ぎました。神はその優れた力を持ちながら我々を虐げることなく、まるで同じ人間であるかのように接してくれます」
話を聞けば聞くほど、転生部屋で僕に人を殺したいと叫んでいたあの男とは思えない。ましてやアンタッチャブル達でもないだろうし、もしかして別の世界に来てしまったのだろうか?導きの門がその送り先を間違えたことは今までなかったはずだが、最近自分の身には今まで体験したことのない新しい事ばかりが起きているので、もしかしたらそういうこともあるかもしれない。
「その神は今もあなたたち人間と一緒にいるのですか?」
僕の質問に老人はニッコリと笑う。
「ええ、その通りです。神は今も一緒にいてくれています。神が私たちから離れてしまったら、私たちはここで長く生きていくこともできないでしょう。入口の柵は熊や狼の襲撃を数度受ければ壊れてしまいますし、落とし穴も私たちでは新しく掘ることができません。神が消えてしまったら、いずれ私たち人間は元の他の動物の食料として、またばらばらに森でひっそりと生きていくことになるでしょう」
なるほど。今は外出中でここにはいないが、いずれ戻ってくるのならこのまま待つとしよう。それまで僕はこの世界の人間についてもっと色々と尋ねておくことにする。
「アナタ達は普段どんな物を食べているのですか?」
「草や木の実、キノコや虫などを食べています。神はたまにウサギなどの動物を食べたりもします。私たちも動物を食べる事を薦められたのですが、どうしても身体が受け付けなかったため食べる事はできませんでした」
草食ということなのだろうか。確かに彼らには動物を狩ることは難しいだろうから、肉を食べるという行為そのものが種から遠く離れているのかもしれない。
「子供はどうやってつくり育てるのですか?」
広場で会った時もそうだったが、彼らは裸であるが生殖器と思わしき器官が見当たらない。失礼な質問になるのかもしれないが、好奇心には勝てない。
「子供……? それは一体なんでしょうか?」
しかし返ってきた答えは僕の期待とは全く違う者だった。彼らには子供に相当する期間がないのだろうか?言われてみればこの洞窟の中に子供と言えるような人は見当たらない。広場で会った人たちと皆同じぐらいの年齢に見える。といっても顔のシワなどの特徴を地球の人間に当てはめて想像しているだけなので、完全に的外れである可能性も十分にあるのだが。
「ではあなた達はどうやって生まれてどのように成長していくのですか?」
彼はまた怪訝な表情で考え込む。時折こちらを申し訳なさそうに見上げてはまた目を落とし、きちんと答えられないことを申し訳なく思っている様子だ。
「すみません……私たちはこの姿のままいつの間にか森の中におりました。他の者もそうだと思います」
馬鹿な……! 例え彼が本当はとても若く、外見上老いた姿に見えるのが単なる種族の特徴の一つに過ぎないとしても、そのままの姿でいきなり生まれてくるはずがない。成体として完成された姿かたちで生まれる生き物が他に何かあるだろうか?
頭を抱える僕と、こちらの様子をチラチラと疑う彼。怒らせてしまったかと不安になっているのだろう。
「こちらこそすみません。新しい知識に出会って少々戸惑っていただけです。お話どうもありがとうございました」
ニッコリと微笑みかけると彼も安心したのか笑顔を返してくれた。彼ら人間の生態ももう一人の二つ足の神様に効けばわかるかもしれない。焦る必要はないはずだ。
彼と別れ、ゆっくりとこの洞窟を見て回る。結構奥の方まで続いているようで大きさは中々のものだ。数十人が暮らしていると言っていたし、さらに人を増やす予定なのだからそれも当たり前かもしれない。ゴツゴツとした岩の地面には窪みなどがたくさんあったが、そのどれもが丁寧に土で埋められており、スムーズな移動ができるようになっていた。しばらく歩いていると土を寝台の様に盛り上げたその上に、やわらかな葉っぱがこんもりと積み上げられている場所があった。周りにはこれまた土を焼いてできたお椀やお皿のような物が綺麗に並べて置かれており、恐らくここが二つ足の神様が寝起きしたりするところなのだろう。動物の骨や干した肉なども見つかった。
(本当にここで暮らしているんだな)
転生者がこのような原始時代の生き方を受け入れる事ができるのだろうか。そもそも導きの門は彼らの求める世界に繋がるはずである。どうしてこのように文明もまるで発達していないような世界に繋がったのだろうか。あの人を殺したいと喚いた狂った男は、本心ではこのように自然の一部として穏やかに暮らしていくことを望んでいたのだろうか。
(しかし……)
あの男の狂気と殺人衝動は間違いなく本物だったはずだ。転生部屋では欲や望みを隠すことはできない。彼は心の底から人を殺したがっていたはずだ、なのにここで行われている事はその真逆。
(やっぱり別の転生者の世界に繋がってしまったのだろうか)
一旦導きの門を召喚し、転生世界に帰ろうかと思案していたその時、入口の方から大きな悲鳴が聞こえてきた。
急いで入口の方に戻る。そこには怯えたたくさんの人たちと、入口の柵に飛び掛かる巨大な狼の姿があった。
「でっか……」
人の二倍ほどはありそうなサイズの狼が、これまた巨大な前脚を柵に何度も叩きつけていた。柵はギシギシと悲鳴をあげ、今にもその役目を放棄しそうだ。人間達はその光景を見る事を拒むかのように目をつぶり、頭を両手で抱えている。勇敢な何人かの者はそのあたりに落ちている石などを巨狼に向けて投げつけているが、その威力は悲しいほどでダメージを与えているようには見えなかった。
「神様! 二つ足の神様! どうかお助けください!」
足元にたくさんの人間が集まってきては懇願する。もちろんそのつもりだ。ここで彼らが死んでしまうようなことがあれば、もう一人の二つ足の神様との会話もご破算になってしまうだろう。
「皆さん洞窟の奥へと下がっていてください!」
僕の指示と同時に、ついに柵がバキン! と音をたてて壊れた。幸いな事に巨狼はそのまま一足飛びに侵入してくるようなことはなく、他にも罠などがないか警戒しているようだ。入口手前の落とし穴に足でも取られた経験があるのかもしれない。
そのスキに全員奥へ逃げ込むことに成功し、僕は未だ入り口近くで様子を伺っている巨狼の前に進み出た。柵を壊し、後はゆっくりと中の人間を食べるだけのはずだった巨狼の目に大きな怒りの火が灯る。
巨狼は邪魔をするなとばかりにその前脚で僕を殴りつける。しかし僕はその足を握って相撲の様に巨狼を入口からどんどんと押し出した。
恐らくこんな経験は初めての事だったのだろう、巨狼はバッと僕から飛びのくと牙をむきながらうなり声を上げこちらを睨みつけている。僕の力を見定めているかのようにじりじりと間合いを詰めたり離したりしていたが、意を決したように勢いよく飛び込んできた。その鋭い爪と牙が僕に届く前に、再度巨狼の両前脚をそれぞれ握り、僕は両手以外を狼の姿に変えていく。
(ココニハクルナ、ツギハコロス)
突然頭に言葉を叩き込まれたことに驚いたのか、巨狼はビクリと一度身体を大きく震わせた。そして僕の目を見ると、剥いていた牙を隠し力を抜く。僕の要求が通った事を確認し、彼の前脚を解放してやる。巨狼は静かに僕から離れ、そして森へと消えていった。
焚火をしていた空き地で僕に最初に声をかけてくれた老人に話しかける。
「もちろん結構ですとも。我々は元々森でバラバラに暮らしておりました。今ここにいるのは三十人程度ですが、これからもっと増えていくでしょう。それも全て二つ足の神様のおかげなのです」
「その二つ足の神様とは?」
「私があの方に出会ったの時、すでにあの方は何人かの我々人間と一緒に行動していました。神は人間を集めて、大きな家族として生きていこうと私を誘ってくださいました。御覧の通り人間はとてもか弱い生き物です。しかし神は我々に似た身体を持ちながら、なんとたった二本の足だけで移動することが可能でした。しかも神はそれだけではなく石よりも鋭い道具を持ち、それで木を削ったり他の動物を殺したりすることができました。さきほどあなたが使っていた炎の魔法ももちろん使うことができました」
時々相槌を入れながら話を聞いていく。この世界では人間は非常に弱い生き物で、捕食者に狙われる日々を過ごしているらしい。手先を使った作業は僕と同じようにできるものの、物を運んだり戦ったりする力はまるでないようだった。
「神はこの洞窟に人間を集め、入口を柵で守りました。更にその力強い手足を使って落とし穴を掘り、我々が他の動物から襲われることを防ぎました。神はその優れた力を持ちながら我々を虐げることなく、まるで同じ人間であるかのように接してくれます」
話を聞けば聞くほど、転生部屋で僕に人を殺したいと叫んでいたあの男とは思えない。ましてやアンタッチャブル達でもないだろうし、もしかして別の世界に来てしまったのだろうか?導きの門がその送り先を間違えたことは今までなかったはずだが、最近自分の身には今まで体験したことのない新しい事ばかりが起きているので、もしかしたらそういうこともあるかもしれない。
「その神は今もあなたたち人間と一緒にいるのですか?」
僕の質問に老人はニッコリと笑う。
「ええ、その通りです。神は今も一緒にいてくれています。神が私たちから離れてしまったら、私たちはここで長く生きていくこともできないでしょう。入口の柵は熊や狼の襲撃を数度受ければ壊れてしまいますし、落とし穴も私たちでは新しく掘ることができません。神が消えてしまったら、いずれ私たち人間は元の他の動物の食料として、またばらばらに森でひっそりと生きていくことになるでしょう」
なるほど。今は外出中でここにはいないが、いずれ戻ってくるのならこのまま待つとしよう。それまで僕はこの世界の人間についてもっと色々と尋ねておくことにする。
「アナタ達は普段どんな物を食べているのですか?」
「草や木の実、キノコや虫などを食べています。神はたまにウサギなどの動物を食べたりもします。私たちも動物を食べる事を薦められたのですが、どうしても身体が受け付けなかったため食べる事はできませんでした」
草食ということなのだろうか。確かに彼らには動物を狩ることは難しいだろうから、肉を食べるという行為そのものが種から遠く離れているのかもしれない。
「子供はどうやってつくり育てるのですか?」
広場で会った時もそうだったが、彼らは裸であるが生殖器と思わしき器官が見当たらない。失礼な質問になるのかもしれないが、好奇心には勝てない。
「子供……? それは一体なんでしょうか?」
しかし返ってきた答えは僕の期待とは全く違う者だった。彼らには子供に相当する期間がないのだろうか?言われてみればこの洞窟の中に子供と言えるような人は見当たらない。広場で会った人たちと皆同じぐらいの年齢に見える。といっても顔のシワなどの特徴を地球の人間に当てはめて想像しているだけなので、完全に的外れである可能性も十分にあるのだが。
「ではあなた達はどうやって生まれてどのように成長していくのですか?」
彼はまた怪訝な表情で考え込む。時折こちらを申し訳なさそうに見上げてはまた目を落とし、きちんと答えられないことを申し訳なく思っている様子だ。
「すみません……私たちはこの姿のままいつの間にか森の中におりました。他の者もそうだと思います」
馬鹿な……! 例え彼が本当はとても若く、外見上老いた姿に見えるのが単なる種族の特徴の一つに過ぎないとしても、そのままの姿でいきなり生まれてくるはずがない。成体として完成された姿かたちで生まれる生き物が他に何かあるだろうか?
頭を抱える僕と、こちらの様子をチラチラと疑う彼。怒らせてしまったかと不安になっているのだろう。
「こちらこそすみません。新しい知識に出会って少々戸惑っていただけです。お話どうもありがとうございました」
ニッコリと微笑みかけると彼も安心したのか笑顔を返してくれた。彼ら人間の生態ももう一人の二つ足の神様に効けばわかるかもしれない。焦る必要はないはずだ。
彼と別れ、ゆっくりとこの洞窟を見て回る。結構奥の方まで続いているようで大きさは中々のものだ。数十人が暮らしていると言っていたし、さらに人を増やす予定なのだからそれも当たり前かもしれない。ゴツゴツとした岩の地面には窪みなどがたくさんあったが、そのどれもが丁寧に土で埋められており、スムーズな移動ができるようになっていた。しばらく歩いていると土を寝台の様に盛り上げたその上に、やわらかな葉っぱがこんもりと積み上げられている場所があった。周りにはこれまた土を焼いてできたお椀やお皿のような物が綺麗に並べて置かれており、恐らくここが二つ足の神様が寝起きしたりするところなのだろう。動物の骨や干した肉なども見つかった。
(本当にここで暮らしているんだな)
転生者がこのような原始時代の生き方を受け入れる事ができるのだろうか。そもそも導きの門は彼らの求める世界に繋がるはずである。どうしてこのように文明もまるで発達していないような世界に繋がったのだろうか。あの人を殺したいと喚いた狂った男は、本心ではこのように自然の一部として穏やかに暮らしていくことを望んでいたのだろうか。
(しかし……)
あの男の狂気と殺人衝動は間違いなく本物だったはずだ。転生部屋では欲や望みを隠すことはできない。彼は心の底から人を殺したがっていたはずだ、なのにここで行われている事はその真逆。
(やっぱり別の転生者の世界に繋がってしまったのだろうか)
一旦導きの門を召喚し、転生世界に帰ろうかと思案していたその時、入口の方から大きな悲鳴が聞こえてきた。
急いで入口の方に戻る。そこには怯えたたくさんの人たちと、入口の柵に飛び掛かる巨大な狼の姿があった。
「でっか……」
人の二倍ほどはありそうなサイズの狼が、これまた巨大な前脚を柵に何度も叩きつけていた。柵はギシギシと悲鳴をあげ、今にもその役目を放棄しそうだ。人間達はその光景を見る事を拒むかのように目をつぶり、頭を両手で抱えている。勇敢な何人かの者はそのあたりに落ちている石などを巨狼に向けて投げつけているが、その威力は悲しいほどでダメージを与えているようには見えなかった。
「神様! 二つ足の神様! どうかお助けください!」
足元にたくさんの人間が集まってきては懇願する。もちろんそのつもりだ。ここで彼らが死んでしまうようなことがあれば、もう一人の二つ足の神様との会話もご破算になってしまうだろう。
「皆さん洞窟の奥へと下がっていてください!」
僕の指示と同時に、ついに柵がバキン! と音をたてて壊れた。幸いな事に巨狼はそのまま一足飛びに侵入してくるようなことはなく、他にも罠などがないか警戒しているようだ。入口手前の落とし穴に足でも取られた経験があるのかもしれない。
そのスキに全員奥へ逃げ込むことに成功し、僕は未だ入り口近くで様子を伺っている巨狼の前に進み出た。柵を壊し、後はゆっくりと中の人間を食べるだけのはずだった巨狼の目に大きな怒りの火が灯る。
巨狼は邪魔をするなとばかりにその前脚で僕を殴りつける。しかし僕はその足を握って相撲の様に巨狼を入口からどんどんと押し出した。
恐らくこんな経験は初めての事だったのだろう、巨狼はバッと僕から飛びのくと牙をむきながらうなり声を上げこちらを睨みつけている。僕の力を見定めているかのようにじりじりと間合いを詰めたり離したりしていたが、意を決したように勢いよく飛び込んできた。その鋭い爪と牙が僕に届く前に、再度巨狼の両前脚をそれぞれ握り、僕は両手以外を狼の姿に変えていく。
(ココニハクルナ、ツギハコロス)
突然頭に言葉を叩き込まれたことに驚いたのか、巨狼はビクリと一度身体を大きく震わせた。そして僕の目を見ると、剥いていた牙を隠し力を抜く。僕の要求が通った事を確認し、彼の前脚を解放してやる。巨狼は静かに僕から離れ、そして森へと消えていった。
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