鬼を討つ〜徳川十六将・渡辺守綱記〜

八ケ代大輔

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第一章「厭離穢土、欣求浄土」

第二話「桶狭間」

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永禄三年五月十九日 尾張国 大高城

伊勢の海を望む高台の上に建てられた大高城。
大高城と呼んではおりますが、天守閣のある立派なお城ではなく、辺りを簡単な防塁で囲ったいわば砦のようなものでございまする。そんな防塁の上に造られた簡素な造りの城門の中に続々と兵たちが入って行く。傷ついた甲冑に泥だらけの足、ぐったりとした表情。皆、先ほどまでの戦と突然の豪雨に疲れておりました。そんな中、平然とした様子で手に持った大身の槍を振り回し、槍の感覚を確かめている一人の若武者がおりました。動きやすいように袖のない甲冑を着ている一人の若武者。
そう、これが若かりし頃の拙者、渡辺半蔵守綱でございまする。
「ん~調子はよかったのじゃが、今ひとつ活躍できんかったな・・・」
拙者は今しがた織田の鷲津(わしづ)砦攻略に行っておったのですが、大した戦功をあげることができず一人思い悩んでおりました。
この頃の徳川家、もといこの頃は松平家ですな。松平家は、家康公の祖父・清康様の頃は三河一国を統一するほどの勢力をもっておりましたが、清康様がお亡くなりになると松平家は急速に衰退し、今川家の助力がなくば松平家の存続も難しい状況でございました。そのため、家康公も幼い頃より人質として今川家の居城・駿府にて生活を送り、我ら松平の家臣も今川の先兵として幾多の戦に駆り出されておりました。今回の尾張侵攻もその一つ。
ただし、普段と違うのは今回の戦には家康公自らも御出陣なさっているということ。それ故、拙者も気合いを入れて此度の戦に臨んだわけですが、如何せん気合いの空回りでございましょうか、うまい具合にはいきませなんだ。
拙者が浮かない顔をしておると、どこからか拙者の名を呼ぶ声が聞こえる。
「おーい半蔵!」
声のする方を向くと、立派な髭を生やした細身の若武者が一人。拙者のよく知った顔でござる。名を七之助と申しまする。
拙者と同い年で、六歳の頃より人質として連れて行かれた家康公に小性としてお仕えし苦楽を共にした者にございまする。ちなみに拙者が殿にお仕えしたのが十六歳の頃からですので、それに比べれば大きな違いでございますな。そんなこともあり、今回の戦でも拙者と同い年にも関わらず足軽大将を任じられたほど信望厚き若武者でございまする。この者と拙者がどうして知り合いかというと・・・。
「おう、兄者」
拙者にそう呼ばれた七之助は慌てた様子で答える。
「その呼び方は止めろと言うたじゃろ。まだ正式に夫婦になったわけではないし」
実は、この七之助の妹と拙者は婚姻することになっておったので、七之助と拙者は義理の兄弟ということになりまする。
「いずれそうなるんじゃからええじゃろう」
「確かにそうではあるが・・・」
七之助は、それ以上その話題には触れたくないのか、すぐに話を切り替える。
「それより鷲津砦も無事に落とせたか?」
「おう!余裕余裕。・・・鷲津も、ってことは丸根も落ちたか?」
「おう」
笑みを浮かべながら頷く七之助に、拙者はにやりと笑う。
「順調順調。もはや尾張は落ちたも同然!織田も大したことないの~」
「相も変わらず楽観的じゃの~お主は」
「そうか?はっはっはははは!」
拙者が大笑いをしておると、そこへ一人の若武者が通りかかった。まだ幼さが残る顔じゃが、体格はよく身につけた甲冑がしっくりと合っている。これまた拙者の見知った顔でございます。拙者はその若武者に声をかける。
「おう、鍋之助。鷲津では死にかけとったが、大丈夫か?」
この若武者は拙者の師『血鑓(ちやり)九郎』こと長坂信政殿の手ほどきを受け、なかなか筋もよく、長坂殿からも将来を有望視された若武者でございます。なので、拙者とは兄弟弟子みたいなものでございましょうか。
その若武者はむっとした表情で答える。
「今は鍋之助ではなく、平八郎忠勝でござる」
若武者の言葉に、拙者はわざとらしく大声で謝る。
「おお!そうじゃったそうじゃった!すまんすまん。それにしても、『ただ勝つ』とはかっこええ名前をもらったの~鍋之助」
「・・・」
にやりと笑う拙者に対し、依然むっとした表情の鍋之助改め平八郎。平八郎は幼少の頃より真面目な性格だった故、拙者はこうやってことあるごとに平八郎をからかっては楽しんでおりました。
「そう怒るな。冗談じゃ冗談」
拙者は平八郎に近づき肩に手をかける。
「しっかし、若干十三歳で足軽大将を任ぜられるとはお主もすごいの~」
拙者がせっかく褒めてやったにも関わらず、平八郎は平然とそれを否定する。
「足軽大将は某の家柄故なったこと。某が凄い訳ではござらん。先ほどの鷲津においても叔父上の助けがなければ某は死んでいました」
平八郎のあまりの生真面目さに、拙者は呆れて頭を掻く。
「ま、まあそうじゃが。お主は初陣なわけじゃし・・・」
拙者が呆れた表情をしておると突然背後から声が聞こえた。
「家柄ではなく一個人として重用されたいが為に、平八郎は是が非でも初陣で手柄をたてたかった・・・」
聞き覚えのある渋い声に拙者は振り返る。そこには立派な甲冑を身にまとった一人の武将がおりました。拙者は、その方の名を口にする。
「左衛門殿」
このお方は、酒井左衛門尉(さえもんのじょう)忠次殿。拙者よりも十五歳年上で、この方も家康公が人質として連れて行かれた際、一緒に同行し苦楽を共にした殿からの信頼厚き御仁でございまする。左衛門殿の家系、酒井家は松平家臣団の中でも最も古く、「松平別流」とも呼ばれ、先祖は松平家の祖・松平親氏(ちかうじ)様の縁者と言われており由緒正しい家柄でございまする。
名前を呼ばれた左衛門殿は先ほどの話を続ける。
「手柄をたてたかったが、思うように手柄をたてられず平八郎は悔しがっておるのじゃ」
「なるほど~」
左衛門殿の言葉を聞き拙者が平八郎の方に向き直ると、先ほどまで平静だった平八郎が急に慌てた様子で声を荒らげた。
「さ、左衛門殿!」
「ほれ、図星じゃ」
左衛門殿は、にやりと笑いながら平八郎に近づく。
「大丈夫じゃ。お主には素質がある。長坂殿もそう言っておったであろう。無理に初陣で手柄をたてずとも、お主はすぐに手柄をたてられる」
「そ、某は別にそのようなことは・・・」
そう言って平八郎は拙者たちに背を向ける。
「恥ずかしがりおって、若いの~」
顔を背ける平八郎を後目に、拙者は左衛門殿の方に向き直る。
「そうじゃ左衛門殿。丸根砦、無事落とされたようで」
拙者の言葉に左衛門殿は髭を触りながら悠々と答える。
「うむ。それほど難しい戦ではなかったな。敵はわずか五百、しかも砦から打って出て来よったでな。内藤甚一郎やお主の親友、蜂屋半之丞(はんのじょう)の活躍もあり簡単に落とすことができたぞ」
「半の字が?く~あやつめ、儂より目立ちよって~!」
拙者が友の活躍をうらやましがっておると、そこへ馬に乗った武者が大声を上げながら勢い良く城門の中へと入って来た。
「たのもー!松平元康殿はおられるか!?」
拙者の知らない顔でござる。おそらく松平家の者ではない。
騎馬武者の問いかけに左衛門殿が声を上げる。
「何者じゃ、お主?」
騎馬武者は手綱(たづな)を引いて馬上から答える。
「某、刈屋城城主水野下野守(しもつけのかみ)忠次が家臣、浅井六之助道忠と申す」
水野忠次・・・刈屋城を拠点とする水野家の当主で家康公の母君、於大の方様の異母兄にあたる方でございます。忠次殿が家督を継いで早々、親今川から一転して織田と協力的になってしまい、それ故、家康公の父君・広忠様と於大の方様は離縁することになってしまいました。今回の戦でも水野家は織田方なのですが、なぜかこの者は敵であるこの松平の陣に訪れて来たわけです。
騎馬武者に対して左衛門殿が質問する。
「水野家の者が一体何用か?」
「直接、元康殿にお伝えしとうございまする」
左衛門殿は浅井と名乗った騎馬武者を睨みつけ答える。
「できぬ相談じゃな」
浅井殿も左衛門殿をじっと見つめる。
しばしの間、静寂が辺りを包み込むが、その静寂は意外な形で破られました。
「左衛門殿、如何致した?」
拙者たちの背後から声が聞こえた。
深紅の緋威(ひおどし)の鎧を身にまとった若武者。凛とした雰囲気に落ち着いた表情。拙者と同い年とは思えぬこの御方こそ後の徳川家康公、この時は松平元康と名乗っておられました。
「と、殿、実は・・・」
左衛門殿が膝をついて答えようとすると、馬上の浅井殿がここぞとばかりに声を上げる。
「拙者、刈屋城城主水野下野守忠次が家臣、浅井六之助道忠と申しまする」
「あ、こらっ・・・」
左衛門殿が浅井殿を制止させるべく立ち上がるが、その行為を殿が抑える。
「左衛門殿、構わぬ」
「はっ、はぁ」
左衛門殿は渋々一歩後ろへ下がった。
「さて浅井殿。一体、某に何用でござるか?」
殿のお言葉を聞くと浅井殿はきりっとした表情で馬から下り、殿の前に跪いてゆっくりと口を開く。
「先ほど桶狭間山において、今川義元が織田の軍勢に討ち取られたとのこと」
「なっ!」
殿をはじめ、その場におった者全員が愕然とした。
それもそのはず今川義元公は今川家の当主、味方の総大将が討ち取られたとなるとこれはただ事ではない。
「そ、それは誠か!?」
左衛門殿の驚きの言葉に浅井殿はゆっくりと頷く。
「と、殿、これは一大事ですぞ!」
「うむ・・・そうじゃな」
殿はご自身の親指の爪を噛む。さすがの殿も動揺を隠しきれない様子でございました。そして、左衛門殿は慌てた様子で殿の前を右往左往する。
「す、すぐにでもこの城を出なければ、織田の軍勢に囲まれてしまいまするぞ」
「待たれよ」
殿の言葉が左衛門殿の動きを止める。
殿は先ほどの様子から一転して落ち着いた口調で語りはじめる。
「浅井殿の言葉が真実かどうか定かではござらん。偽りにも関わらず城から出たとならば、この松平元康、後世まで腰抜けと笑われようぞ。また、もし本当であるならば儂らの物見が戻ってくるはずじゃ。しばし様子を見てからでも遅くはなかろう。それでも織田に攻められるならば、それも命運というもの。物見が戻ってくるまで迂闊に動くべきではない」
「た、確かにそうでございますな」
左衛門殿もそこでようやく落ち着きを取り戻す。
そして殿は片膝をついて浅井殿に面と向かって質問する。
「しかし、もし真実だとするならば何故、水野殿はこのことを我らに?」
浅井殿は、殿の瞳をまっすぐ見つめながら答える。
「我が主、水野忠次様は目先の勝敗だけでなく、その先のことも考えております。此度の戦、今川義元の首を取った織田が勝ちましょう。しかし、問題はその後なのです。海道一の弓取りと言われた今川義元がいなくなったとなると、駿河や遠江(とおとうみ)だけでなく海道全土が混沌といたしましょう。今川義元の跡継ぎ、氏真(うじざね)には義元ほどの器量はないと聞いておりまする。今回の今川義元の死を契機に、今川家に不満をもつ者や独立しようとする者たちで今川家からの離反が相次いで起こりましょう。おそらく三河においても同様。そんな状況において、三河を平定するためには松平家の力が不可欠。我が主はそう考えておりまする」
「・・・なるほど」
殿はゆっくりと頷く。
その時、一騎の騎馬武者が凄まじい勢いで城内に入って来た。見覚えのある顔、我ら松平の物見の者です。
「今川義元公、桶狭間山にて討ち死に!お味方の今川勢は退却をはじめております!」
「なんと、やはり本当であったか!」
左衛門殿は大声で叫ぶと、すぐさま殿の方に振り返る。
「と、殿、いかがなさいまするか?」
殿は俯いてしばし考えた後、ゆっくりと口を開いた。
「・・・大高城を出る。急ぎ出立の準備を致せ」
「ははっ」
「そして・・・岡崎に向かう」
岡崎・・・殿が生まれた地であり、松平家が代々治めておる地。しかし、現在は今川家が治めている領地と言っても過言ではない。
岡崎に向かい、殿は一体何をなさるおつもりなのか?
今川からの独立か、それとも・・・その時、拙者だけでなく、ほぼすべての者が先の見えない不安を胸に抱えておりました。

そして、その夜、我らは夜陰に乗じて大高城を出立致しました。
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