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手…大きいね
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今日も仕事を終わらせ帰宅した
俺がリビングに入ると
いつものようにソファーに座っている
妻は話し掛けてきた。
「ねぇねぇユウ君」
「何かなユイ?」
「手を出して?」
「ん?…ほい」
俺が手を出すと手のひらを合わせてきた…
「どうした?」
「手…大きいんだね」
「よく知ってるでしょ?」
「もー…KYだなぁ~…」
「久しぶりに聞いたなKY」
K(空気)Y(読めない)…
「初々しいやつやりたいの!」
「なるほど?」
「では…コホンッ手…大きいんだね?」
「まぁ…それなりに?」
「ぶー!0点!」
「なぬ?」
「そこは『ユイの手は小さいね?』って言うの!」
「めんどくさいな?」
「めんどくさいって言わない!」
「…ユイの手は小さいね?」
「もぉー!そんなこと言わないで!」
「…めんどくさい」
「めんどくさいって言わないでリターン!」
「でも可愛い手だね?」
「あ、ありがとう…」
「チョロい」
「く、口に出さない!」
「…なるほど」
「どうしたのユウ君?」
俺は机の上に積まれた本を見て…
「今回は少女漫画に影響されたんだね?」
「そ、そうだよ?」
「よし…」
俺はあまり少女漫画は嗜まないが…
これは知ってる。
正直何がいいかは分からないが…
ユイが喜ぶなら
「な、なんで私を壁に追い込むの?」
「…」
「な、なんで壁ドンするの!?」
「…」
「何か言おうかユウ君!?」
「…髪に芋けんぴ付いてるぞ?」
「ネタに逃げたなユウ君!?」
思ったより少女漫画的なドキドキを再現は
恥ずかしかった。
俺がリビングに入ると
いつものようにソファーに座っている
妻は話し掛けてきた。
「ねぇねぇユウ君」
「何かなユイ?」
「手を出して?」
「ん?…ほい」
俺が手を出すと手のひらを合わせてきた…
「どうした?」
「手…大きいんだね」
「よく知ってるでしょ?」
「もー…KYだなぁ~…」
「久しぶりに聞いたなKY」
K(空気)Y(読めない)…
「初々しいやつやりたいの!」
「なるほど?」
「では…コホンッ手…大きいんだね?」
「まぁ…それなりに?」
「ぶー!0点!」
「なぬ?」
「そこは『ユイの手は小さいね?』って言うの!」
「めんどくさいな?」
「めんどくさいって言わない!」
「…ユイの手は小さいね?」
「もぉー!そんなこと言わないで!」
「…めんどくさい」
「めんどくさいって言わないでリターン!」
「でも可愛い手だね?」
「あ、ありがとう…」
「チョロい」
「く、口に出さない!」
「…なるほど」
「どうしたのユウ君?」
俺は机の上に積まれた本を見て…
「今回は少女漫画に影響されたんだね?」
「そ、そうだよ?」
「よし…」
俺はあまり少女漫画は嗜まないが…
これは知ってる。
正直何がいいかは分からないが…
ユイが喜ぶなら
「な、なんで私を壁に追い込むの?」
「…」
「な、なんで壁ドンするの!?」
「…」
「何か言おうかユウ君!?」
「…髪に芋けんぴ付いてるぞ?」
「ネタに逃げたなユウ君!?」
思ったより少女漫画的なドキドキを再現は
恥ずかしかった。
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