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萌え袖
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今日も仕事を終わらせ帰宅した
俺がリビングに入ると
いつものようにソファーに座っている
妻は話し掛けてきた。
「ねぇねぇユウ君」
「何かなユイ?」
「萌え袖ってどう思う?」
「…あれか袖がぶかぶかのやつか」
「そーなんす!」
「かわいいと思うぞ?」
「ふ、ふぅ~…ん」
「なんだよ?」
「…よいしょ」
ユイは少し自慢したげに紙袋から
カーディガンを取り出し…
「ジャジャーン!高校時代のカーディガン!」
「…ぶかぶかだな!?」
「実はこれ…お姉ちゃんのお下がりで…ボクは着ることなく卒業したやつなのだ」
「サイズが合わなかったんだな…」
「お姉ちゃん大きいからね…今朝発掘してお姉ちゃんに電話したら笑ってたよ」
確かに身長が高かった気がする
「ふむ…ぶかぶかの袖確かにかわいいな?」
「あ、ありがとう…あ、お姉ちゃんから伝言」
「ん?」
「『それ着て手を上下させると男は喜ぶよ!』ってさ?…どう?」
なるほど…少し握った手がチラチラ見えて
それを上下させる姿は…
「…ユイ?」
「何かなユウ君?」
「お姉さんに今度こう伝えてくれ」
「う、うん?」
「いいですね。と」
その後、寝室でお義姉様の言いたかったで
あろう事をユイに伝えた。
…ユイは気が付いて終わったあと
顔を真っ赤にしてたが
それも合わせてグッチョブだお義姉さま!
俺がリビングに入ると
いつものようにソファーに座っている
妻は話し掛けてきた。
「ねぇねぇユウ君」
「何かなユイ?」
「萌え袖ってどう思う?」
「…あれか袖がぶかぶかのやつか」
「そーなんす!」
「かわいいと思うぞ?」
「ふ、ふぅ~…ん」
「なんだよ?」
「…よいしょ」
ユイは少し自慢したげに紙袋から
カーディガンを取り出し…
「ジャジャーン!高校時代のカーディガン!」
「…ぶかぶかだな!?」
「実はこれ…お姉ちゃんのお下がりで…ボクは着ることなく卒業したやつなのだ」
「サイズが合わなかったんだな…」
「お姉ちゃん大きいからね…今朝発掘してお姉ちゃんに電話したら笑ってたよ」
確かに身長が高かった気がする
「ふむ…ぶかぶかの袖確かにかわいいな?」
「あ、ありがとう…あ、お姉ちゃんから伝言」
「ん?」
「『それ着て手を上下させると男は喜ぶよ!』ってさ?…どう?」
なるほど…少し握った手がチラチラ見えて
それを上下させる姿は…
「…ユイ?」
「何かなユウ君?」
「お姉さんに今度こう伝えてくれ」
「う、うん?」
「いいですね。と」
その後、寝室でお義姉様の言いたかったで
あろう事をユイに伝えた。
…ユイは気が付いて終わったあと
顔を真っ赤にしてたが
それも合わせてグッチョブだお義姉さま!
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