となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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二年目編!

水筒

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の神川さんは
話し掛けてきた。



「ねぇ…秋兎くん 」

「何だよ舞?」

「水筒って素敵よね?」

「最近のは保温できて凄いよな!」

「それもあるけど…」

「ん?」

「先に口をつけるといっぱい出してくれて素敵よね?」


「言い方!」

「ん…ん…ん♡いっぱい出たね♡って出来るわ!」


「出来るだろうけど!?」

「お茶がいいわよね!」

「まぁな。」

「苦いし…苦いし!」

「2回言わんでいいわ!」

「熱くて苦いのが…ふう」

「変態!」

「ふ…物足りないわ!」

「クズが。」

「あふん♡」ゾクッ

もはや彼女に言う域を超えた暴言を
嬉しそうに受け入れた舞を見てため息が
漏れそうになりながらも堪え


「ちなみに秋兎くんはお茶入れれるの?」

「まぁ…美味いかは分からないが出来るぞ?」

「なら、今度の遠足に…」

「ん?」

「秋兎くんの注いでくれた熱くて苦いやつたくさん飲ませて♡」


「おう。出来るだけ熱湯で入れてやるわ!」

「ありがとう!」

「いや、喜ぶなよ!」
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