となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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二年目編!

真ん中だから…

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のんびりとした新学期
クラス替えを乗り越えた俺達は
同じクラスになり今年も
奇跡かみのちから
によってとなりになった神川さんは
今日も今日とて話し掛けてきた。



「ねぇ…秋兎くん」

「何だよ舞?」

「今年もよろしくね?」

「よろしくな。」

「肉体的にも♡」

「去年はなかったけどな!」

「あら、キスしたじゃない?」

「うぐっ…」

「押し倒したじゃない?」

「うぐっ…」

「それ以上は無かったけど」

「うぐっ…」

た、大切にしてるんだよ!!?


「まぁ…いいわ。それより秋兎くん」

「何だよ舞?」

「2年生って素敵よね?」

「まぁ…後輩ができたからな!」

「それもあるのだけど…」

「?」

「上からも下からも責められて素敵よね?」

「言い方!」

「上も下も使わないといけないなんて…身体が持たないわ♡」


「た、確かに大変だろうな。」

変な意味ではなく純粋に
二年生への感想だ!

「後輩からは質問攻め…先輩からは…理不尽な言葉攻め!…うふ♡」


「この変態が!」

「ンクッ♡」…ゾクッ

「うわ~…」

「普通に引かないで!?」

「す、すまん?」

「引くならちゃんと滅茶苦茶にして引いて!」

「うるせぇよ変態か!?」

「42点!」

「採点が地味に厳しい!」

「ドを付ければ50点だったのに…」

「それでも半分!?」

いったい何を求めてるんだよ…
俺、心配だよ…


「あ、冷たい目線を感じるわ!+5点!」

「もういいわ!」

そんなわけで今年もこの変態との
付き合いは続くわけだが…
果たして俺は今年きちんと
色んな意味で生き残れるだろうか…
止まるんじゃねぇぞ…俺!

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