となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生三学期編!

舞VS巡8

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至高?の試食人、冬花の試食が終わり
静寂に包まれるスタジオ。
冬花は目の前に置かれた札を手に取り
掲げた…勝者は…


「勝者…舞さん!」

…アウェイの地、そして
神埼大好きメイド達の前でよく言ったな!?
と我が妹の度胸に感心していると

神埼は冬花に話し掛けた。


「ねぇ冬花ちゃん」

「何ですか神埼先輩?」

「理由を聞かせてもらっていいかな?」

「理由はとてもシンプルです。」

「?」

「理由は気持ちk…変わってますが味の好みを熟知した作り方には狂k…愛をきちんと感じたからです!」


「…冬花ちゃんの採点に私は少しもの申したいのだけど!?」


「諦めろ舞…10:0で負けるぞ?」

「そこまで!?」

「そうか…確かにボクはここまで狂えないかもね…」


「さらっとディスられたわ!?」

「褒めたつもりなんだけど?」

そう言って神埼はクスッと笑い
こちらに歩み寄ってきて

「さて…約束の負け戦をしようかな?」

「負け戦?」

「アキ君…ボクの全部をあげるからアキ君の半分をボクにください。」


「結構変わった告白だな!?…半々じゃないか普通?」


「全部もらうとアキ君Jr.を拝めないからね?」


「そこだけ妙に生々しいな!?…ごめんな神埼、俺好きな人居るから」


「その子のこと…ボクより好き?」

「うん。」

「あぁ~…あ、フラれちゃった」

「物語シリーズの名告白をパロディすな!」

「あら?気付かれちゃった?…この後、大号泣して頭撫でてもらう予定だったのに」


「神埼…恐ろしい子!?」

「もっと言えば…GOtoベッドだったのに…」

「もうお構い無しなんだな!?」

「好きってバレたんだし、隠すのも変でしょ?」


「ま、まぁな?」

「さて、大爆◯神ダイナマイトしたし…」

「お前…爆◯少年だったのか…」

「卒業してもまた遊んでねアキ君?」

「もちろんだ神埼。」

「…巡って呼んで欲しいなぁ?」

「き、気が向いたらな!」

「神埼君…やはり侮れないわ!」

「そうだよ神川さん?ボク…悪い子だからあまりアキ君を困らせたら…」


「困らせたら?」

「アキちゃんになっちゃうかもしれないよ?」

「意外と肉食系なのね!?」

こうして騒がしい1日は舞の
仰天の声で幕を閉じるのだった。
…俺も何故かお尻の辺りがキュッとした。
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