となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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春休み!

冬花!合格発表!前夜!!

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のんびりとした春休みのある日
冬花にとってはドキドキする前日の日である。
そんなドキドキが頂点に来たのか
冬花が俺の部屋に駆け込んで来た



「兄ちゃん!」

「どうした冬花!?」

「どうしよう!?」

「何がだ!」

俺がそう聞くとこの世の終わりのような顔を
した冬花は口を開き


「合格発表明日だよ!?」

「そうだな!」

まぁ冬花はこう見えて頭は悪くないから
大丈夫だとは思うが…まぁ不安ではあるよな。

「心配すんなって兄ちゃんですら合格したんだから大丈夫だよ?」


「無責任な!」

「どうしろと!?」

「慰めてよ!」

「お、おう」

「私の体を!」

「ぶふっ!」

「どうしたの?」

「い、いや…そんな言い回しどこで覚えた?」

「舞さんに聞いた!」

「一回おまえらのLIN○を確認してやる!」

「お、女の子の会話を除くなんてダメだよ!」

「お前の為だ冬花!悪影響は与えさせん!」

「悪影響じゃないよ!?」

「じゃなきゃさっきみたいな言い回しは出ないだろ!?」


「さっきの変なの?」

「変ってか誤解されるわ!」

「さっきのって『心が辛いから頭を触るとかして慰めて?』って意味じゃないの?」


「何となくあってるが…合ってるが!」

ちくしょう説明出来ん!
ってかしたくない!
突っ込むんじゃなかった!


「そ、それはともかく冬花よ」

「何兄ちゃん?」

「今日食べたいものあるか?」

「今日?……肉食べたい!」

「お、そうかなら少し奮発していい肉を…」

「本当兄ちゃん!?ありがとう!これで」

「これで?」





「私の肉欲が満たされるよ!」

「だから言い回し!!」

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