となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生三学期編!

最後の

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のんびりとした休み時間
そろそろ帰るかと舞と話していると
俺のLIN◯にメッセージが…


「神埼?」

そう神埼からだった。
ふむ…体育館にいるらしい。

「すまん舞、ちょっと用事ができた」

「何よ浮気?」

「違うわ!神埼がちょっと会わないかってさ」

「…あらそう。」

「どうした?」

「別に?…はやく行ってあげなさいな?」

「いいのか?」

「まぁ…神埼君にはお世話になったし?特別に教室で待っててあげるわ。」


「一緒に行かないのか?」

「一緒に来てって書いてあった?」

「いや?」

「ならいいわ。ほらはやく行きなさい。」

な、なんだ?
よく分からんが舞が冷たい?

「お、おう行ってくる!」

俺は空気に耐えられず教室を出た
…出る時に手を振ったらムスッとした
顔で小さく手を振ってくれた。

何か可愛かった(小並感)






「って訳で来たぞ神埼!」

「やぁ久しいねアキ君?」

「…髪切ったか?」

「よく分かったね?」

「まぁな?」

「あ」

「なんだ?」

「1分たった。」

「?」

何かワケわからん事を言った神埼の
カバンから何かどこかで見たような気持ち悪い
箱が…


「獄門◯!?」

「開門!」

神埼がそう言った瞬間
見覚えのあるメイドさん達が俺を抱えあげ

「100年後の荒野に立っているのはボクじゃなくていい。」


「神埼がアレを見たのは分かったがどうゆぅ~…!?」


俺の抵抗むなしく獄門◯…もといい
ハイエースに俺は封印され
どこかへと運ばれた。
…何だこの展開は!?



____


「ごめんねアキ君…これはボクから彼女への最後の意地悪だ。」



ボクは神川さんにメッセージを送った。


【アキ君は預かった。返して欲しければ仲間とかお菓子を集めてボクの家までおいで!】


「ふ…さぁ最後の呪い合い!やつあたりだ!」
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