となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
791 / 815
三年生三学期編!

女子大生!

しおりを挟む
のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「女子大生って素敵よね?」

「…なぬ?」

「文字でのやり取りなんだから難聴系主人公は無理よ?」


「それでも誤魔化したい現実だったんだよ!?」


「いいじゃない女子大生くらい?」

「舞が思ってるより世界はその辺敏感なんだよ?」


「世界の性感帯ってこと?」

「そうゆうことじゃない!」

何だよ世界の性感帯って?

「で?何で急に女子大生の話題に?」

「いえ…卒業後の私のアイデンティティーを考えたらそこに行き着いて」


「もっとあるだろ舞のアイデンティティー」

「…例えば?」

「優しい」

「優しさは3日で飽きるらしいわよ?」

「料理上手だよな?」

「秋兎くんには負けるわ」

「美人!」

「3つ目でもう外見なのね?シクシク」

「いや…改めて言葉にするの難しくてな?」

「なるほど?」

「強いて言えば…舞だから好きなんだよ?」

「あらベタな落とし文句ね?」

「ダメだったか?」

「いえ?前も言ったけど良いものだからベタになってるんだと思うわよ?」


「なら良かった。」

「卒業しても私が私なら愛想つかされない?」

「つかさないって」

「良かった。これで安心して…」

「ん?」

「エッチな女子大生としてデビュー出来るわね!」


「彼氏としては複雑なんだが!?」

「大丈夫よ?学校では“絶”を使うから」

「念が使えたのか…」

「どこにでも居る平凡な女子大生を演じて見せるわ!」


「そ、そうか。」

正直、舞はそれでも目立つと思うが…
まぁ何だかんだ大学生活を楽しみにしてるらしい舞を見て安心する俺なのだった。
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

黒蜜先生のヤバい秘密

月狂 紫乃/月狂 四郎
ライト文芸
 高校生の須藤語(すとう かたる)がいるクラスで、新任の教師が担当に就いた。新しい担任の名前は黒蜜凛(くろみつ りん)。アイドル並みの美貌を持つ彼女は、あっという間にクラスの人気者となる。  須藤はそんな黒蜜先生に小説を書いていることがバレてしまう。リアルの世界でファン第1号となった黒蜜先生。須藤は先生でありファンでもある彼女と、小説を介して良い関係を築きつつあった。  だが、その裏側で黒蜜先生の人気をよく思わない女子たちが、陰湿な嫌がらせをやりはじめる。解決策を模索する過程で、須藤は黒蜜先生のヤバい過去を知ることになる……。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

処理中です...