となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生三学期編!

放課後やりたいこと

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のんびりとした放課後
先程の休み時間の続きをしたいらしい
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「今まさに放課後な訳だけど」

「ん?」

「私達ってあまり放課後を楽しんでないわよね?」


「そうか?」

「まぁ放課後デートはしてるけど、基本的にふらふら寄り道をしながら帰るくらいじゃない?」


「なにかご不満が?」

「まったく?」

「ならいいじゃないか?」

「いいんだけど…こう放課後にそこを目指して行く!みたいなの少ないわよね?」


「まぁ確かに帰り道がてら寄るのが多いよな?」


「そうなのよ!放課後ティータイムが足りないのよ!」


「バンドでも始めるのか?」

「私ともっとふわふわ時間過ごしましょうよ!」


「具体的に何をしたいんだ?」

「そうね…あ、川原に行きましょ?」

「石でも投げに行くのか?」

「エッティな本を探しに!」

「男子中学生か!」

「『ふっやるじゃねぇか?』『お前もな?』しに!」


「不良漫画か!」

「『ダメ…バレちゃうよ?』『滅多に人なんか通らないよ?』しに!」


「やるかバカタレ!?」

「…逆でもいいわよセリフ?」

「そうゆう問題じゃないよ!?」

「前半が女性に聞こえるのは◯CのCMから何も学んでないせいかしら?」


「偏見がってやつな?ってA◯のCM巻き込むな!?」


「冗談はさておき…川原には行きたいかも」

「何しに?」

「ナニはしないから安心しなさい?」

「良かった。」

「たまには何も考えず…ボーっとする時間を2人で過ごしましょ?」


「いいよ…のった。」

「え?私に?」

「話にだよ!?」
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