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三年生三学期編!

教科書見せ合うやつ

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「片方が教科書を忘れて見せ合うパターン素敵よね?」


「ザ・お約束だが…いいよな!」

「見せてる間に指が触れたり」

「うんうん!」

「肩が当たったり!」

「うんうん!!」

「彼女の手が太ももを撫でたり!」

「そんな展開はない!」

「大人の絵本にはよくあるのに!?」

「現実とフィクションを一緒にするな!」

「…そう言ってる人達の方が一緒にしてない?」


「痛いところをつくな!」

確かに時々思うことだけども!

「あ、なるほど」

「どうしたんだ急に…何に納得したんだ?」

「あれね秋兎くんは撫でたい派だったのね!」

「そうゆう事じゃねぇよ!?」

「あら…違ったのね?」

「あとな…リアルにそういった行為を教室でやると流石にバレるとおれば思うぞ?」


「一番後ろの席でもダメかしら?」

「一番後ろは先生から一番見えるって言うだろ?」


「…なるほど大人の絵本の人達は先生に見せつけてたのね…その発想は無かったわ」


「俺もなかったよ?」

「その場合、見てるのは未婚の女教師がいいわね?」


「一人で妄想を走らせるな!?」

「妄想列車ね!」

「やかましいわ!」


「さらに言えば担任に初めてなったか教師一年目がいいわね!」


「どこまで行くんだ妄想列車は!?」

「私の妄想に終点は無いわ!」

「走り続けるんだ!?」

「振り落とされないようにしなさい!」

「列車なのに!?」
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