778 / 815
三年生三学期編!
冬花ちゃんは…
しおりを挟む
のんびりとした休日
凛さんのせい?で反抗期を迎えた冬花
その冬花と今日は二人っきりである。
…反抗期だよ?とバリバリの気配を漂わせ
ながらも何故かリビングにいる
冬花に俺は話し掛けた。
「なぁ冬花」
「…何だよ兄貴」
ついに『兄ちゃん』じゃなくなった
「なんか…食べたいものあるか?」
「……言わなきゃ作ってくれねぇの?」
「あ…いや…作るけどさ?」
普通に用意するつもりだけど…
「なら…何でもいい」
「何でもいいじゃ分からないだろ?」
「本当に何でもいい」
…確かに冬花はリアルに何でも良さそうだけど
「なら朝昼晩全部カップ麺な?」
「うぐっ…な、何でもいいにも限度があるだろ?…えっと…じじぃ!」
ついに父親的ポジションになった。
…なるほど娘からじじぃって呼ばれるの
結構ダメージでかそうだな!
「まったく…何でもいいってね貴女!そんなこと言う子には作ってあげないわよ!」
「急に新キャラみたいにならないで!?コホンッ…気持ち悪いんだよババァ!」
「ひどいわ冬花ちゃん…ママに向かってババァだなんて…」
「…本当に気持ち悪いよ兄ちゃん」
「また…兄ちゃんと呼んでくれたな?」
「もっといいタイミングで戻したかったけどね!?」
「…とゆうか冬花よ」
「…なに?」
「反抗期に憧れたのか何か知らんが…」
「ん?」
「ねぇ冬花、反抗期…やめなよ?」
「そんな海賊やめなよ?みたいに言われても」
「冬花の新時代…俺、見てられないよ」
「…反抗期いや?」
「成長過程の反抗期なら…必要だと思うが…ただただよく分からん反抗期はなぁ?」
「だ、だって…」
「だって?」
「私…兄ちゃん離れしなきゃと思って…」
「あぁ~…?何となく分かった」
つまり…あれだ
「同級生とかに『お兄さんと仲良いんだね?』とかってからかわれたんだな?」
あれだアニメとかで見たことあるぞ!
家族と仲良いんだね系いじり!
「いや…まぁ…実際に言われた訳じゃないけど…」
「言われてないんかい!」
「でもやっぱり…私も少しは兄ちゃん離れしなきゃ…と思って」
「そっか…」
まぁ寂しいが…
「なら兄ちゃんから離れても生きていけるようにしっかり家事とか出来るようにならなきゃな!」
そう離れることは寂しいが…これも
冬花の成長のためだ俺も鬼になろう!
これからは鬼いちゃんだ!
「…あぁ…うん…兄ちゃん」
「なんだ?」
「私、兄ちゃんに一生付いていくよ!」
「離れる努力を諦めたな貴様!?」
凛さんのせい?で反抗期を迎えた冬花
その冬花と今日は二人っきりである。
…反抗期だよ?とバリバリの気配を漂わせ
ながらも何故かリビングにいる
冬花に俺は話し掛けた。
「なぁ冬花」
「…何だよ兄貴」
ついに『兄ちゃん』じゃなくなった
「なんか…食べたいものあるか?」
「……言わなきゃ作ってくれねぇの?」
「あ…いや…作るけどさ?」
普通に用意するつもりだけど…
「なら…何でもいい」
「何でもいいじゃ分からないだろ?」
「本当に何でもいい」
…確かに冬花はリアルに何でも良さそうだけど
「なら朝昼晩全部カップ麺な?」
「うぐっ…な、何でもいいにも限度があるだろ?…えっと…じじぃ!」
ついに父親的ポジションになった。
…なるほど娘からじじぃって呼ばれるの
結構ダメージでかそうだな!
「まったく…何でもいいってね貴女!そんなこと言う子には作ってあげないわよ!」
「急に新キャラみたいにならないで!?コホンッ…気持ち悪いんだよババァ!」
「ひどいわ冬花ちゃん…ママに向かってババァだなんて…」
「…本当に気持ち悪いよ兄ちゃん」
「また…兄ちゃんと呼んでくれたな?」
「もっといいタイミングで戻したかったけどね!?」
「…とゆうか冬花よ」
「…なに?」
「反抗期に憧れたのか何か知らんが…」
「ん?」
「ねぇ冬花、反抗期…やめなよ?」
「そんな海賊やめなよ?みたいに言われても」
「冬花の新時代…俺、見てられないよ」
「…反抗期いや?」
「成長過程の反抗期なら…必要だと思うが…ただただよく分からん反抗期はなぁ?」
「だ、だって…」
「だって?」
「私…兄ちゃん離れしなきゃと思って…」
「あぁ~…?何となく分かった」
つまり…あれだ
「同級生とかに『お兄さんと仲良いんだね?』とかってからかわれたんだな?」
あれだアニメとかで見たことあるぞ!
家族と仲良いんだね系いじり!
「いや…まぁ…実際に言われた訳じゃないけど…」
「言われてないんかい!」
「でもやっぱり…私も少しは兄ちゃん離れしなきゃ…と思って」
「そっか…」
まぁ寂しいが…
「なら兄ちゃんから離れても生きていけるようにしっかり家事とか出来るようにならなきゃな!」
そう離れることは寂しいが…これも
冬花の成長のためだ俺も鬼になろう!
これからは鬼いちゃんだ!
「…あぁ…うん…兄ちゃん」
「なんだ?」
「私、兄ちゃんに一生付いていくよ!」
「離れる努力を諦めたな貴様!?」
20
お気に入りに追加
278
あなたにおすすめの小説

クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!


黒蜜先生のヤバい秘密
月狂 紫乃/月狂 四郎
ライト文芸
高校生の須藤語(すとう かたる)がいるクラスで、新任の教師が担当に就いた。新しい担任の名前は黒蜜凛(くろみつ りん)。アイドル並みの美貌を持つ彼女は、あっという間にクラスの人気者となる。
須藤はそんな黒蜜先生に小説を書いていることがバレてしまう。リアルの世界でファン第1号となった黒蜜先生。須藤は先生でありファンでもある彼女と、小説を介して良い関係を築きつつあった。
だが、その裏側で黒蜜先生の人気をよく思わない女子たちが、陰湿な嫌がらせをやりはじめる。解決策を模索する過程で、須藤は黒蜜先生のヤバい過去を知ることになる……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる