となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生三学期編!

信念

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「信念って素敵よね?」

「おぉ…急にどうした?」

「別に?」

「ん~…まぁ信念を持つことは良いことだよな!」


「それはもちろんなのだけど…」

「ん?」

「何か…カッコイイわよね!」

「え!?まとも!?」

「…どうゆう意味よ?」

「いや…お前のことだからいつもみたいに変な発想してるのかと」


「私のことをなんだと思ってるの?」

「ド変態だと思ってる」

「失礼ね…ドド変態よ?」

「そんなドドブランゴみたいに言うな!?」

「かの有名なキャラも言ってたわ」

「ん?」

「『股に括った一本の槍がうんたらかんたら』と!」


「間違ってるし…うろ覚えすぎないか!?」

ゼフに謝れ!?

「明日…テストだわ」

「だな…」

「…信念を突き通すには試練が立ちはだかるものよね?」


「だな?」

「…終わったらご褒美欲しいな~…チラッ」

「任せろ」

「秋兎くん食べ放題で頼むわ」

「…時間制限は?」

「ホテルによるわ」

「聞いた俺も悪かったが生々しいことを言うな!」


笑って流しにくくなった!

「秋兎くん食べ放題とデートセットで頼むわね?」


「体もつかな…」

ドリンクを買っておこうと俺は心に誓った。
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