となりの席の変態さん

最後の冬休み編2

秋兎はソワソワしている

のんびりとしたある日
舞の受験まで一週間を切り俺は…


「ソワソワするぜ！」

「私もひとのこと言えないけど兄ちゃんってプレッシャーに弱いよね？」


「そうだな！」

自覚はある！！

「舞さんなら大丈夫じゃない？」

「大丈夫だとは…思う！」

そう大丈夫だとは思う！
けど…

「それとソワソワするかは別だ！」

「まぁ確かに？」

「子供が受験をひかえてる親の気持ちが分かった気がする！」


「はやい×2！」

「あれかな…部屋行ってさ『がんばっ！』って夜食渡しながらやるのやりに行った方がいいのかな？」



「邪魔。」

「何てことを真顔で言うんだ！？」

「いや本当に親なら嬉しいけどわざわざ彼氏がそれしに来たら邪魔だと思うよ？」


「うぐっ…」

「ご、ごめん…邪魔は言い過ぎたね…何だろう…申し訳なさが勝って…何か集中できないが近いのかな？」


「な、なるほど…分かるかもしれない…」

確かに彼女とか友達が来たら集中が切れるかもしれないな。


「…電話でもしてみたら？」

「電話…してもいいのかな？」

「どうかn……むむ！」


「どうした冬花？」

「舞さんそろそろ兄ちゃん成分が無くなって暴れる頃だから電話掛けてあげて？」


「エスパー冬花！？」

その後電話をしたら
舞も同じ反応をしてきた。
すごいな冬花！？