となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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最後の冬休み編2

来年に向かって!

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のんびりとした大晦日
そろそろカウントダウンが始まるなと
考えながらテレビを見ていると
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「…やり残したことない?」

「今聞く!?もう後5分も無いぞ!?」

「一発くらいならプルスウルトラさせられるわ!」


「何をさらに向こうへ行かせる気だ!?」

「ナニをイかせる気よ!」

「ばか野郎!」

「ふむ…やり忘れか…」

「やり忘れじゃないけどジャンプして年越ししたいです!」


「見たことあるわ!ナウなヤング達がやってるの!」


「俺達もそのはずなんだがな!?」

ナウなヤング達のひとりだと思う!

「おじさんも混ざっていいかな?」

「言い方が気持ち悪いですがいいですよ!」

「冬花ちゃん辛辣だね!?」

「あ!来るわよ!?」

「は、はやく手を繋げ!?」

「手を繋いだらいいてみよう~♪」

「凛さん歌わないでください!?」

「よし!握ったな!?」

「あれね。き◯らジャンプすればいいのよね!?」


「別に普通に跳べばいいだろ!?」

「あれだロケとかで芸人さんが『せーの!』で次行くみたいに跳ぶんだ!」


「最近また増えてきて私は少し嬉しいわ!」

「なぁ~んの話!?」

5…!

「「4!」」

「「3!」」

「「2!」」

よ~し!

「「「「1!!」」」」

せーの!

「「「「0!」」」」

みんなでジャンプ!
ちょっと低いが何とかできた!


「新年!」

「あけまして」

「おめでとうございま…!」

「そこまで言ったら『す』も言ってくれ我が娘よ!?」
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