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最後のクリスマス
キラッと光って
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のんびりとしたクリスマスデート
薄暗くなってきた公園に移動した
俺達はイルミネーションが付くのを待っていた
「…寒いわね」
「だな……ほい」
「ん?…なぜ私の手をポケットから引き釣り出すの?」
「あらよっと」
「…なぜ私を脱がすの?」
「手袋ってちゃんと言おうな?」
「それでも意味不明よ?」
「…これでもか?」
俺は舞と手を繋ぎ自分の服のポケットに入れた
「…エッチすぎるわよ秋兎くん?」
「どこが!?」
「脱がせて穴に入れるなんて…」
「誤解を生む発言をするな!」
「事実なのに?」
「事実なのに!」
「…でも秋兎くんからって珍しいわね?」
「恥ずかしいんだから指摘しないでくれるかな?」
「ふふ…そうね」
「…温かいだろ?」
「えぇ…とても」
夕日が半分くらい沈んだ。
暗くなり始めた公園は…
「…綺麗だな」
「そうね。」
点灯したイルミネーションに照らされた
「2人っきりなら抱いてたわ」
「ハグ?」
「セック◯!」
「やめないか!」
「…でも本当に綺麗ね?」
「…なぁ舞」
「何かしら秋兎くん?」
「ちょっと…」
俺は心臓が飛び出しそうなのを我慢しながら
舞の手を引いた
「秋兎くん?」
紹介してもらったお店で見たとき
舞に渡したいと思ったそれを…
「ど、どこに連れてくの?」
渡すために…2人になれる場所に
「なぁ舞」
「な、何かしら?…回りに人がいないわね?」
「……」
「あ、秋兎くん?…外は初めてね?」
「違うわ!…舞」
俺は先程手袋を外した方の舞の手取り
「…これが俺の気持ちだ。」
左の薬指に指輪をはめた。
「あ…え?」
「何もかも先にやられたけど…これは先に渡したくてな。」
「確かにプロポーズまで取っちゃったもんね?」
「あぁ…だからこれは俺のワガママだ…改めて言わせてくれ」
そうワガママ…俺からもきちんと
言いたい…クリスマスにするつもりは
なかったけどコレを見つけた瞬間俺は
思ったんだ。
「舞…結婚してください」
「…もちろん!」
キラッと指輪と舞の目が光って見えた。
薄暗くなってきた公園に移動した
俺達はイルミネーションが付くのを待っていた
「…寒いわね」
「だな……ほい」
「ん?…なぜ私の手をポケットから引き釣り出すの?」
「あらよっと」
「…なぜ私を脱がすの?」
「手袋ってちゃんと言おうな?」
「それでも意味不明よ?」
「…これでもか?」
俺は舞と手を繋ぎ自分の服のポケットに入れた
「…エッチすぎるわよ秋兎くん?」
「どこが!?」
「脱がせて穴に入れるなんて…」
「誤解を生む発言をするな!」
「事実なのに?」
「事実なのに!」
「…でも秋兎くんからって珍しいわね?」
「恥ずかしいんだから指摘しないでくれるかな?」
「ふふ…そうね」
「…温かいだろ?」
「えぇ…とても」
夕日が半分くらい沈んだ。
暗くなり始めた公園は…
「…綺麗だな」
「そうね。」
点灯したイルミネーションに照らされた
「2人っきりなら抱いてたわ」
「ハグ?」
「セック◯!」
「やめないか!」
「…でも本当に綺麗ね?」
「…なぁ舞」
「何かしら秋兎くん?」
「ちょっと…」
俺は心臓が飛び出しそうなのを我慢しながら
舞の手を引いた
「秋兎くん?」
紹介してもらったお店で見たとき
舞に渡したいと思ったそれを…
「ど、どこに連れてくの?」
渡すために…2人になれる場所に
「なぁ舞」
「な、何かしら?…回りに人がいないわね?」
「……」
「あ、秋兎くん?…外は初めてね?」
「違うわ!…舞」
俺は先程手袋を外した方の舞の手取り
「…これが俺の気持ちだ。」
左の薬指に指輪をはめた。
「あ…え?」
「何もかも先にやられたけど…これは先に渡したくてな。」
「確かにプロポーズまで取っちゃったもんね?」
「あぁ…だからこれは俺のワガママだ…改めて言わせてくれ」
そうワガママ…俺からもきちんと
言いたい…クリスマスにするつもりは
なかったけどコレを見つけた瞬間俺は
思ったんだ。
「舞…結婚してください」
「…もちろん!」
キラッと指輪と舞の目が光って見えた。
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