となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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最後のクリスマス

ごくごく普通の

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のんびりとしたクリスマスデート
何を食べようか迷った挙げ句
俺達は…


「ねぇ秋兎くん」

「何かな舞?」

「クリスマスデートのお昼がファーストフードって学生らしくて素敵ね?」


「ぽさはあるよな?」

そう某ハンバーガーショップに来ていた。

「チキンもあるし立派にクリスマスだわ」

「チキンが基準なんだな?」

「チキンが無いクリスマスなんて清楚なだけの私みたいなものよ?」


「…」

「今、悪くないなって思ったでしょ?」

「そのようなことがあろうはずがございません!」


「パラガ◯?」

「舞は舞だから好きなんだよ?」

「80点」

「20点逃したかぁ」

「『メス豚が偉そうに…』で100点だったわ」


「メス豚が偉そうに採点するな」

「120点!」

「ふくざつ!」

「まぁでも実際ファーストフード店はクリスマスデート的にはいいと思うのよ」


「その心は?」

「すぐ食べれるし、気を張らなくていいし」


「まぁデート全般で強い味方だよな?」

「あと学生のデートって感じで素敵じゃない?」


「確かに…」

「素敵なレストランも良かったけど…うん。これもいいわ」


「それは良かった」

確かに俺はもうすぐ社会人…
舞と学生同士でこうしていられるのも
あと少しなんだよな…


「大丈夫よ秋兎くん」

「何がだ?」

「大人と学生のデートはそれはそれで味があるから!」


「何だろうな…舞が言うと犯罪臭がすごいな!?」
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