となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生二学期編

舞は見たい

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「サンタ服…着てみない?」

「見たいのか?」

「見たい!」

「爆走で返してきたな!?…別にいいけど」

減るもんじゃないしな。

「じゃあ私はプレゼント袋に入るわね?」

「何が『じゃあ』なんだ!?」

「いや秋兎くんの所有物マウントを取ろうかと…」


「そんなもんでマウント取れないと思うぞ!?…あとそれだと舞のことを別の人に配ることになるけどいいのか?」


「この提案は取り下げます。」

「判断が早い!」

「ならソリになるわ!」

「乗れと?」

「うん!」

「リアルに考えるとかなり痛いと思うぞ?」

「いつか快楽に…」

「変わる前に大変なことになると思うぞ!?」

「なら下に板を敷いてそこに寝転がるから秋兎くんはその上に!」


「それ舞いるか?」

「…この提案は取り下げます。」

「なかなか提案が通らないな?」

「最終手段…私トナカイになるわ!」

「恋人として普通にとなりに居てくれ!」
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