となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
714 / 815
三年生二学期編

最後の文化祭!11

しおりを挟む
終わりに近付いている雰囲気漂う
文化祭の夜。
キャンプファイアの前で
ボーッとしていると舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「マシュマロ焼かない?」

「正気か?」

キャンプファイアで?

「…現実逃避よ」

「何だセンチメンタルなのか?」

「そうよ最後の文化祭が終わる寂しさで私はオセンチンなのよ。」


「…【ン】が1個多くないか?」

「オセンチンがしゅごいのよ。」

「気に入ったのか?」

「マシュマロ焼かない?」

「どうした会話がループしてるぞ?」

「こうすれば終わらない気がして」

「そんなに寂しいのか?」

「なんだって最後は寂しいのよ?」

「そりゃまぁ…確かに」

「マシュマロ焼かない?」

「エンドレス・マシュマロ!?」

「秋兎くんも食べるマシュマロ?」

「本当に持ってたんだ!?」

もらうけど!

「…棒拾いに行く?」

「本格的にマシュマロを焼こうとするな!」

「棒を拾いに校舎の影に行かない?」

「…それ本当に棒を拾いに行くのか?」

「棒をヌきに行くわ」

「ばか野郎!」

「マシュマロ焼かない?」

「抜け出せなくなった!?」

エンドレス・マシュマロから!

「異変を感じたら戻らなきゃダメよ?」

「8番出口かな?」

「マシュマロもう一個食べる?」

「もらう。」

あれだよな…マシュマロって
不思議な食べ物だよな…このフニフニ感が
なんとも…


「マシュマロの触り方がいやらしいわよ秋兎くん?」


「そんなつもりはねぇよ!?」

ただ気持ちいなと思っただけだよ!?

「マシュマロに妬いたわ」

「異変かな?」

「異変かもね?」

…何か…なんとゆうか

「なぁ舞」

「何かしら秋兎くん?」

「会話が緩いな?」

「そうね…」

「…」

「…」

「お前眠たいんだろ?」

「あらバレた?」

「そんな気はした。」

「ちょっと冬花ちゃん達と話してたら疲れちゃって」


「あぁ30分位居ないなと思ったら冬花と居たのか?」


「そう…熱い会話を繰り広げたわ」

「そっか」

気になるが…気かないでおこう。

「マシュマロ焼かない?」

「また戻ってしまったなぁ」

「ダメね…眠たいわ…校舎の裏に行きましょう?」


「…寝るのか?」

「寝るのよ?」

「健全に?」

「…さぁ?」

と言いながら舞は欠伸をしながら手を引く
舞に俺は校舎の裏に連行されたのだった。

10分位舞は俺の膝枕で寝た(健全)
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ヲタクな妻は語りたい!!

犬派のノラ猫
ライト文芸
これはヲタクな妻と夫が交わす 普通の日常の物語である!

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

処理中です...