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三年生二学期編
最後の文化祭!8
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そう…話し掛けられたのだ。
「君ぃ~かわいいね?一緒に回らない?」
「学校案内してYO!」
すげぇ…ベッタベタなナンパ二人組に!
いや最近は逆に新しいんじゃないかこのタイプ
「いや…俺男なんで…」
「そうゆう癖なの?」
「いや違いますよ!?」
俺はめんどくさくなってカツラを取った
「ほら分かったらどこか行ってください?」
「「おお…」」
「おお?」
何か二人が顔を合わせて…
「「イケる!」」
「イケちゃうんですか!?」
そのパターンは俺のデータに無かった!
「変なことしないからさぁ~」
「いいっしょ?」
「ナンパしてくる人の『変なことしない』は信用できませんよ!?」
そんなこんなやり取りを少ししていると
一人が俺の肩に手を置いてきて
「ねぇ少しでいいからさ?」
顔を近付けてきた…あれ?
なんだ?振り払えばいいのに…なんで
こんなに怖いんだ?
「決まりじゃあ体育館の方にiッ!」
何かを言い掛けた俺の肩に手を置いた男は
突然うずくまった
「…え?」
「な、なんだ君は!?」
「なんだチミはってか?そうです!わたすがその人の彼女です!」
なんで変なおじさん風なのかは
分からないがトイレから帰ってきた舞は
鬼の形相でうずくまった男を見て
もう一人の男にも目を向けた
「…私がまだ冷静でいる内に私の視界から消えなさい…じゃないと」
「じゃ、じゃないと?」
「拳を突っ込みますよ?」
「どこに!?」
「ふっ…先程の蹴りで私は分かったのよ秋兎くん?」
「何をだ?」
「ナニが無かったのよ!」
「…なぬ?」
え?それって…そうゆうこと?
「そ、そりゃねぇよ…」
「そりゃ私ら女…だし?」
「女性だったんですか!?」
「失礼だね君!?」
「いきなりナンパしてくる人に言われたくないですよ!?」
「うぐっ…それはごもっとも…」
「リアル高校生と文化祭デートしたくてつい…」
「なら何で女装してた俺に話し掛けたんですか?」
「だって女の子の方が私達好きだし?」
「でも君は何か男の子でもイケる気がしたのよ…」
「ねぇ~…」
「…気持ちは分かります」
分からないで!?
「でも話し掛けるなら人を選んだ方がいいすよ?」
そう言って舞は少し回りを見渡して…
「じゃないと学校で行方不明になる可能性がありますから。」
「「この学校こわいね!?」」
二人はそのセリフを残して
こちらに頭を下げたあと
校舎の方に消えていった…
いや帰りはしないんだ!?
「君ぃ~かわいいね?一緒に回らない?」
「学校案内してYO!」
すげぇ…ベッタベタなナンパ二人組に!
いや最近は逆に新しいんじゃないかこのタイプ
「いや…俺男なんで…」
「そうゆう癖なの?」
「いや違いますよ!?」
俺はめんどくさくなってカツラを取った
「ほら分かったらどこか行ってください?」
「「おお…」」
「おお?」
何か二人が顔を合わせて…
「「イケる!」」
「イケちゃうんですか!?」
そのパターンは俺のデータに無かった!
「変なことしないからさぁ~」
「いいっしょ?」
「ナンパしてくる人の『変なことしない』は信用できませんよ!?」
そんなこんなやり取りを少ししていると
一人が俺の肩に手を置いてきて
「ねぇ少しでいいからさ?」
顔を近付けてきた…あれ?
なんだ?振り払えばいいのに…なんで
こんなに怖いんだ?
「決まりじゃあ体育館の方にiッ!」
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突然うずくまった
「…え?」
「な、なんだ君は!?」
「なんだチミはってか?そうです!わたすがその人の彼女です!」
なんで変なおじさん風なのかは
分からないがトイレから帰ってきた舞は
鬼の形相でうずくまった男を見て
もう一人の男にも目を向けた
「…私がまだ冷静でいる内に私の視界から消えなさい…じゃないと」
「じゃ、じゃないと?」
「拳を突っ込みますよ?」
「どこに!?」
「ふっ…先程の蹴りで私は分かったのよ秋兎くん?」
「何をだ?」
「ナニが無かったのよ!」
「…なぬ?」
え?それって…そうゆうこと?
「そ、そりゃねぇよ…」
「そりゃ私ら女…だし?」
「女性だったんですか!?」
「失礼だね君!?」
「いきなりナンパしてくる人に言われたくないですよ!?」
「うぐっ…それはごもっとも…」
「リアル高校生と文化祭デートしたくてつい…」
「なら何で女装してた俺に話し掛けたんですか?」
「だって女の子の方が私達好きだし?」
「でも君は何か男の子でもイケる気がしたのよ…」
「ねぇ~…」
「…気持ちは分かります」
分からないで!?
「でも話し掛けるなら人を選んだ方がいいすよ?」
そう言って舞は少し回りを見渡して…
「じゃないと学校で行方不明になる可能性がありますから。」
「「この学校こわいね!?」」
二人はそのセリフを残して
こちらに頭を下げたあと
校舎の方に消えていった…
いや帰りはしないんだ!?
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