となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生二学期編

秋兎の誕生日会【終わり】

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色んな意味で驚いた誕生日
Zoo◯で参加してくれた皆にはお礼を言って
少しの寂しさのなか通話を切った

何事もだが終わり際は寂しいなと
思いながら皆集まったリビングに座ると
舞は話し掛けてきた。


「さて秋兎くん」

「どうした舞?」

「誕生日ってどうやって終わるのが正解かしら?」


「え?終わり方に正解とかあるのか?」

「自然消滅するのかしら?」

「舞…その言い方は…よくないとパパ思う!」

「エンモタケナーワとか言うの?」

「舞さん…それは何か違う気がします!」

「どこかの星のしきたりで結婚式の最後にセッッ!するっての見たことあるわ!」


「銀◯であったけどな!?」

◯魂の近藤さんがやりかけたやつ!

「だからやりましょう!」

「やらねぇよ!?頭おかしいのか!?」

「ふっ今更気が付いた?」

「自然消滅すっか?」

「自然消滅を促す流れ初めて聞いたわ!?」

「まぁ…あれだ…また今度ね?って言って解散が自然じゃないか?」


「そ、そうよね!何か気になったからダメなのよね!よく考えたら何度も経験あるわけだし…普通にすればいいのよね?」


「まったくもってその通りだ!」

「じゃあ秋兎くん…また…夜部屋でね?」

「おう!電話するって意味だな!」


変な言い方をしやがって…ドキッとするだろ!

「そうだな…秋兎…先にお風呂入ってるな?」

「凛さんは足洗って坊主になって一人で寝てください。」


「すごく辛辣だな!?」

「御勤め頑張ってください。」

「仕事頑張ってって意味じゃ無い方の御勤めだよな!?」


「に、兄ちゃん…先にお風呂入ってくるね?」

「おう、片付けば兄ちゃんに任せろ!」

って言ったら何か足踏まれた。

誕生日の最後に最大の驚きを貰い
俺の誕生日は幕を閉じたのだった。
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